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国を支え続ける職人技

10月28日の記念日【速記の日】
日本速記協会が制定。制定された日は、1888年とかなり古い記念日です。速記の普及と発達を目的としています。

速記という言葉、多くの人には聞きなれない言葉ですし、いったいどんなものか見たことがある人も少ないように思います。

かくいう私自身も、速記について自分で触れた経験は人生の体験の中にはなくて、速記文字を見たこともありません。

「速記」という言葉を初めて聞いたのは、中学生の時だったかと思います。

公民の授業の中で、国会で演説をしている人質疑をしている人の言葉を、下で全部書き写している人たちがいるんだよと言う事を教えてもらい、それが速記であるというものでした。

「へぇ。」と、授業の中の蘊蓄の一つのように聞いていたものの、速記という仕事があるんだと、記憶の隅には残っていたように感じます。

現在では、パソコンのキーボードでの素早い記録処理、さらに便利に録音したものをAIがズバリ文字起こしをしてくれるなんて言う技術も当たり前になってきていますが、

150年近く、国の政治に大きく関わってきた速記という技術は、

これからも脈々と受け継がれていってほしいと感じます。

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