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空を見上げて出会えたならば、幸せな気持ちになれるのです

7月16日の記念日【虹の日】
「7(なな)16(いろ)」と読む語呂合わせと、梅雨明けのこの時期に空に大きな虹が出ることが多いからという事から、デザイナーの山内康弘氏によって制定された記念日とのこと。「人と人、人と自然、世代と世代が七色の虹のように結びつく日」というメッセージを持っているようです。この日を中心に夏の野外フェスなども多く催されています。

虹を見るといい事があるぞ。と昔から聞いていたように感じますが、たぶんそれは夕虹のことなのかなぁと、ウェザーニュースかぶれになった今では感じます。「夕虹は晴れ」という事で、雨の多かった梅雨の時期の終わりを告げる天気予報の様な夕方の虹は、まさにいいことを知らせるシグナルのように、目に映ると思います。

もう一つ虹のエピソードで思い出すのは、子どもの頃「虹の根元には宝物が埋まっている」という話を聞いて、山にくっきりと虹が重なって見えた時に、自転車をこいで必死に虹の根元を目指したことがあったというものです。仕組みがわかってしまえば、西の根元にたどりつくことが不可能だという事が、理解できたのですが、幼少期は、虹に向って何度も何度も自転車を走らせては、「ああ、消えてしまったぁ」と言って戻ってくるなんてことを繰り返していたように思います。

美しく見える七色は本当は七色ではなく、無限に色が重なっていると言われ、国によっては六色、四色などと言われているように、その存在自体が、はっきり見えているのに、実ははっきりしていない。そんな虹。空を見上げてみつけられただけでその日はラッキーな気持ちになれる素敵な気象現象に、今年の夏も沢山出会えたらいいなと感じます。

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