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その冒険は偉大である

11月28日の記念日【太平洋記念日】
1520年の11月28日、ポルトガルの航海者フェルディナンド・マゼランが南米大陸南端の海峡を通過し太平洋に出た日。この時通過した海峡は現在マゼラン海峡と呼ばれています。

大陸を超えて出たその広い海は、天候が良く穏やかな日が続いたことから「PACIFIC OCEAN(穏やかな大洋)」と名付けられた。これが日本では訳されて太平洋となりました。

マゼラン自身の航海は、その後フィリピンに停留した際に原住民に殺されて、その生涯とともに終えるのですが、彼の船は初めて世界一周をして、地球が丸いことを証明したと言います。

昨日のノーベルに続き、世界的に有名な偉人であるマゼランの深くかかわる記念日に、ワクワクしながら調べている自分がいました。

学べば、それは讃えられるだけの冒険時代ではない。そんな大航海時代。富の強奪、文明の破壊、進んだ科学力による支配と差別。そういった人間の欲と醜さも膨れ上がったこの時代。

されどマゼランの船団が成したこの冒険は、まぎれもなく世界の価値観を刷新するものであったし、そこに挑んだその度胸と行動力は、尊敬の念を抱くものです。

世界で一番大きな海は、今日もどこかでは穏やかに、どこかでは大嵐が巻き起こり、それらすべてを包み込んで、

世界をどっしり見守り続けているのでしょうね。

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