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媒体は変わっても、愛され方は変わらない

3月1日の記念日【切抜の日】
1890年の3月1日、日本初の切り抜き会社「日本諸新聞切抜通信」が設立されました。このことを記念した記念日で、内外切抜通信社さんによって制定されました。記念日は、2003年に日本記念日協会に登録されました。

「日本諸新聞切抜通信」は山形有朋が欧州に派遣された際に切抜会社を利用したことをきっかけに、日本での創業を促したと言われているそうです。

切り抜きという言葉で、ぱっと頭に浮かんだのが、YouTubeでの「切り抜き動画」でした。面白い動画やライブ配信の、面白かった場面をテロップなどを付けて編集して動画として上げている切り抜き動画は、リアルタイムで見られなかった面白かった場面などを、短い時間で気軽に楽しむことができるので、気付いたら切り抜き動画を巡回しているなんてことも、結構あります。

また、昔、切抜スクラップ集をしている友達から、スクラップ集をみせてもらった時には「一目でわかりやすい」と驚き感心したことも記憶の中に残っていて、新聞で数多ある記事の中から、自分が気になる記事だけを見つけるのは確かに大変なので、こうしたサービスにニーズがあるのは、発信される情報がどんな媒体になっても、変わらずに需要はあるんだろうなと、納得してしまいました。

これからの時代は、インターネット世界の中でもさらに増えるだろう切抜。作る側も見る側も、元の素材の方もみんなが笑顔になれる切抜が増えるといいなと感じます。

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