2023年12月4日
下弦の月、朝の空に浮かぶ。
すっきりとした青空の月曜日。
青空の青さの分だけ今日も冷え込んでいる。
一週間始まるなと思いながらも、
今週こそはバイトに動こうと、面接の予約を今日にしていたけどキャンセルした。
というのも、月曜日。週明けはいつも仕事開けにぐったり疲れる。
おまけに今日は、職場ではバタバタ大忙しだからだ。
間違いなくへとへとになるので、
月曜日はやめておこうと思って、
なかなか踏ん切りのつかない自分に、嫌気がさしてきた朝の出勤路。
下弦の月が、ぷかぷか揺れながら、
「行くと決めるのも、行かないと辞めるのも、お前さん自身の決断だよ。何にも恥じるもんじゃない。」
そういってニカッと笑っているように思えた。
「で、あれば。動けない、動かないよりも、悩んだらGO。だよね。」
そう呟いて顔を上げる。
週明けより週末に。今週は動くぞと言う気持ちがはっきりと戻ってきた。
下弦の月はいつも静かに背中を押してくれる。
ありがとう。