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ChatGPTに怖い話を作ってもらった「影の記憶」

Xで、AIに怖い話を作らせている方を見かけました。

よし、自分もやってみようと。

カスタムGPTは使わず、GPT4で会話します。


前回同様、ジャパニーズホラーを目指します。

怖い話を聞きたいです。

リングに代表されるような、ジャパニーズホラーに必要な要素は何ですか?

プロンプト

ジャパニーズホラーは、独特の雰囲気と心理的な恐怖を生み出す要素で知られています。「リング」のような作品は、これらの要素を見事に取り入れており、世界中で高く評価されています。ジャパニーズホラーに共通する要素をいくつか挙げてみましょう。

  1. 日本独特の伝承や信仰:

    • 日本のホラーは、しばしば国内の神話、伝説、民話に根ざしています。これらの物語は、呪い、復讐する霊、妖怪など、日本固有の要素を含んでおり、深い文化的背景を持っています。

  2. 心理的恐怖:

    • 日本のホラー作品は、血や暴力といった物理的な恐怖よりも、心理的な恐怖に焦点を当てることが多いです。観る者の心に深く入り込み、不安や恐れを引き起こすような演出が特徴です。

  3. 日常性の中の非日常:

    • 平穏な日常生活の中に突如として現れる非日常的な恐怖は、ジャパニーズホラーの典型的な手法です。日常と非日常の境界線が曖昧になることで、観る者に予測不可能な恐怖を提供します。

  4. アンビエンスとサスペンスの構築:

    • 効果的な音響や映像を使って、不気味な雰囲気や緊張感を構築します。視聴者が何かが間違っていると感じさせつつ、その恐怖が具体的に何なのかを直ちに明かさないことで、サスペンスを高めます。

  5. 呪いや復讐のテーマ:

    • 多くのジャパニーズホラー作品では、過去の罪や過ちが原因で発生する呪いや復讐が中心テーマとなっています。これらは、避けられない運命として描かれることが多く、深い恐怖を生み出します。

  6. 技術の不気味な使用:

    • 「リング」に代表されるように、テクノロジー(ビデオテープなど)を通じて恐怖を伝えるアプローチも、ジャパニーズホラーの独特な特徴の一つです。日常的な技術を用いることで、観る者に身近な恐怖を感じさせます。

ジャパニーズホラーは、これらの要素を駆使して、独自の恐怖体験を生み出しています。文化的背景や人間の深層心理に訴えかける恐怖は、国境を超えて多くの人々を魅了し続けています。


なるほど、面白い分析ですね。

では、オリジナルで1作作ってみてもらえますか?

プロンプト

もちろんです。ここで一つ、オリジナルのジャパニーズホラーストーリーの概要を提案します。

タイトル: 『影の記憶』

設定:

現代の東京を舞台に、一見平凡な日常生活の中に潜む異界との接点を描きます。主人公は、都会の喧騒の中で孤独を感じる若い女性、美咲。彼女はある日、古いアンティークショップで不思議な古時計を手に入れます。

プロット:

美咲がその古時計を自宅に持ち帰った夜から、彼女の日常に微細ながら不可解な出来事が起こり始めます。時計の針が動くたびに、彼女の周囲の空気が変わり、まるで別の世界の扉が開いたかのような感覚に襲われます。そして、その時計が深夜12時を指す瞬間、美咲は自宅の鏡に映る自分の背後に、知らない女性の影を見つけます。

この影は日に日に明確になり、ついには美咲の日常に干渉し始めます。美咲はこの影の正体と、なぜ自分に憑依したのかを知るために、時計とその前の所有者の歴史を調べ始めます。彼女がたどり着いたのは、数十年前にこの時計を持っていた女性の悲劇的な物語でした。その女性は不慮の事故で亡くなり、彼女の魂は時計に宿っていたのです。

クライマックス:

美咲はこの女性の魂が安らぎを求めていることを悟り、彼女の未解決の願いを叶えるために行動を起こします。彼女は時計と女性の遺品を持って、女性が生前最も愛した場所に旅立ちます。そこで、感動的な儀式を行うことで、女性の魂は遂に安息を得ます。

結末:

美咲はこの経験を通じて、過去と現在、生と死、そして見えない絆が織りなす物語の深さを理解します。彼女自身も、孤独ではなく、多くの見えない支えがあることを感じ取ります。影の記憶は、美咲にとって過去の人々とのつながりを感じさせ、彼女の生き方に深い影響を与えることになります。

この物語は、心理的な恐怖と共感、そして人間関係の深いつながりを描き出すことで、ジャパニーズホラーの特徴を生かした作品となります。


ありがとうございます。もう少し物語の詳細を知りたいです。

悲劇的な物語と、彼女が時計に宿っていた理由を教えてもらえますか?

プロンプト

物語の核となる悲劇的なバックストーリーと、その女性が時計に宿るに至った理由について、詳しく説明します。

悲劇的な物語:

物語の中心となる女性、名前は「絵里子」。絵里子は昭和時代の終わりごろ、東京の下町で暮らしていた、優しくて心温かい女性でした。彼女には、生活を共にする愛する夫と、幼い娘がいました。絵里子は家族を深く愛しており、その愛を時計製作の趣味にも注いでいました。彼女は特に一つの時計を、夫からの結婚記念日の贈り物として大切にしていました。

しかし、その幸せも長くは続きませんでした。ある日、絵里子は交通事故に遭い、突然この世を去ります。彼女の突然の死は家族に大きな悲しみをもたらしましたが、特に絵里子自身、未練が多く残っていました。彼女は生前、家族に伝えられなかった感謝の気持ちや愛情、そして彼女自身が完成させることのできなかった時計の修復を通して、家族への最後のプレゼントを残したかったのです。

宿る理由:

絵里子が時計に宿った理由は、この未練と深い愛情にあります。死後、彼女の魂は強い絆と未完の願いに引かれ、最も大切にしていたその時計へと宿ったのです。時計は彼女にとって、家族への愛を象徴するものであり、この世界との唯一のつながりでした。時計の針が動くたびに、彼女は家族に対する愛と、彼らとの思い出を感じることができたのです。

絵里子の魂は、この時計を通じて、彼女の未練が果たされ、家族に対する彼女の最後の愛が伝えられることを望んでいました。しかし、彼女が直接コミュニケーションを取る方法がないため、不可解な現象を引き起こすことで、生きている人々の注意を引き、彼女の存在を知らせようとしました。

物語の展開:

美咲が古時計を手に入れ、絵里子の魂と接触することから物語は始まります。美咲は最初、この不可解な現象に恐れを感じますが、やがて絵里子の悲劇的な物語を知り、彼女の願いを理解するようになります。美咲は絵里子の家族を探し出し、絵里子の愛と願いを彼らに伝えることで、絵里子の魂を安らぎに導きます。

この過程で、美咲自身も人との深いつながりの価値を再認識し、自らの人生に新たな意味を見出します。絵里子の魂はついに安息を得ることができ、美咲と絵里子の家族には、彼女の愛と記憶が残ることになります。絵里子の魂が時計から解放された瞬間、その時計は静かに止まります。しかし、この時計はもはや単なる時間を刻む道具ではなく、絵里子とその家族、そして美咲にとって大切な人々との絆を象徴するものとなりました。

物語のメッセージ:

『影の記憶』は、見えない絆や愛、そして人間の深い感情が時間や死を超えて繋がり得ることを示唆しています。絵里子の魂が時計に宿るというファンタジックな要素を通じて、私たちは人生の脆弱さと、人との関係の深い意味を考えさせられます。また、美咲が絵里子の願いを叶える旅を通じて、私たちは自己の成長と人としてのつながりの重要性についても学びます。

物語はまた、悲しみや喪失を乗り越える過程で、人々がいかに互いを支え、癒やし合うことができるかを描きます。絵里子の家族と美咲が絵里子の魂を安らかに送り出すことで、彼ら自身もまた、喪失の痛みから癒やされ、前に進む力を得るのです。

終わりと新たな始まり:

物語の終盤で、美咲と絵里子の家族は、絵里子が残した時計を中心に集まります。この時計を通じて彼らは絵里子を偲び、彼女の愛と記憶を未来に引き継ぐ決意を新たにします。時計の止まった針は、絵里子の物語の終わりを告げると同時に、美咲と絵里子の家族にとって新たな始まりの象徴となります。

『影の記憶』は、ジャパニーズホラーの伝統的な要素—心理的な恐怖、日常の中の非日常、そして文化的な背景—を踏襲しつつ、深い人間ドラマとしての側面を強調しています。この物語は、恐怖だけではなく、愛と絆の力を讃える、感動的な物語として記憶されるでしょう。


良い物語をありがとうございます。期待した通りの物語です。

最後に、この物語を象徴するような画像を出力してもらえますか?

プロンプト

影の記憶

こちらの画像は、物語『影の記憶』を象徴するものとなっています。この画像が物語の雰囲気やテーマをうまく表現していることを願っています。


今日はここまで。

いい物語ができました。怖いというよりも感動よりですね。ちょっとだけ「黄泉がえり」という映画を思い出しました。

「リング」という具体例を与えてみましたが、よい影響になった気はします。ただ同じ方向性とはなりませんでした。

いい物語だとは思いますが、期待する怖い話ではまだないですね。




おまけ。
なんとなく、だべる。

「絵里子」の旦那さんは、昭和時代の終わりごろとはいえ、思ったよりも古風な趣味の時計を結婚記念日の贈り物にしたのですね。

プロンプト

そうですね、昭和時代の終わりごろでも、古風な趣味を持つ人々は確かに存在していました。特に、時計は単なる時間を知る道具以上の意味を持つことがあります。古い時計やアンティークの時計は、その美しさ、精巧さ、そして時を超えた物語を持っているため、特別な贈り物として選ばれることがあります。

絵里子の夫が結婚記念日に古風な時計を選んだのは、彼らの関係のユニークさや深さを象徴しているのかもしれません。その時計は、二人の絆と愛情、そして一緒に過ごした時間の象徴となり、絵里子の魂が宿る容器としても意味を持ちます。このように、物語において時計は単なる物体ではなく、愛と記憶、そして未完の願いをつなぐ重要な役割を果たしています。


おお、エモいですね。

プロンプト

ありがとうございます!エモーショナルな物語の要素が、心に響いたようで嬉しいです。このような物語は、登場人物の深い感情や人間関係の複雑さを探る機会を提供してくれますし、読む人の心に残る何かを与えることができるのではないかと思います。もし他に気になる点や、さらに話を深掘りしたい部分があれば、遠慮なくお知らせください。


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