無断転載したInstagramのアカウントを停止させた話

筆者は主に「Twitter」をよく利用しています。

「日常の話」「つぶやき」など投稿していますが、
1番割合を占めているのは「ディズニーの話」です。

主に「パークで撮影したキャラクター」の写真を載せていました。

フォロワー数も少なく、
特段「目立ちたい」みたいなこともないため、
自分でも納得いく写真が撮れたときのみ投稿していました。

そんな中タイトルにもあります通り、
全く知らない人のInstagramに筆者が撮影した写真が無断転載されていました。

この記事は、
無断転載発覚から相手のInstagramアカウントを
停止させるまでのことを書きます。

無断転載が発覚まで

筆者のフォロワーさんに、
「このInstagramのアカウントに無断転載された!」と投稿がありました。

有難いことに注意喚起も含めて、
そのInstagramアカウントのURLが載っていたので見に行ってみました。

するとまあ驚きです。

実際のスクショです。
無断転載された写真達。
このスクショの中だけで10枚もやられていました。

筆者の写真が無断転載されているではありませんか。
数えただけでも約20枚。

そればかりか無断加工もされており、
あたかも自分が撮影したように写真内に相手のIDまで入れていました。

無断転載&無断加工というWパンチ。

ショックを受けましたし、
それと同時に怒りが湧き上がり、

「絶対許さない、必ず潰す」と心に決めました。

情報集め

潰すにしてもまずは「情報集め」です。

集めた情報はこれらです。

・相手の情報
・転載元の情報
・通報方法(違反報告)

「通報方法(違反報告)」は、
ネットで検索すればヒットしますので割愛します。

「相手の情報」と「転載元の情報」を徹底的に調べました。

相手の情報

やることは、
「相手のInstagram上で公開されている情報から、
こちらの武器になりそうな情報をかき集める」です。

接触を試みたり、
本人へDMを利用して直接連絡するなど、
こちらの行動がバレることは一切しません。

とにかく古い情報も含め、
相手の情報をかき集めたところ下記がわかりました。

・学生 (未成年)
・2022年の夏頃から筆者の写真が無断転載されてた
・フォロワー数が少ない複数のTwitterアカウントの写真を無断転載
・フォロワー数を増やすことに嬉々としている

所謂「承認欲求」の塊で、
未成年であるがゆえにSNSの恐ろしさをわかっていない子供が無断転載の犯人でした。

自分が撮影していない写真を、
「私が撮りました!」と嬉々としてアップし、

着々とフォロワー数を伸ばしていき、
「フォロワー数◯◯◯◯人まで頑張ります!」と宣言。

そんなことでフォロワー増やして嬉しいのか…
子供だなあと思いました。

こちとら慈悲はありません。
子供だからって容赦しません。

「絶対許さない、潰す」

それだけです。

転載元の情報

相手の情報を調べた中で見えてきたのが、
「フォロワー数が多くないTwitterアカウントが狙われている」ということです。

フォロワー数が多い人であれば、
自分のInstagramアカウントのフォロワーに無断転載もバレる確率が高いですが、
逆に少なければバレないと思ったんでしょうね。

最初に無断転載が発覚したのが、
フォロワーさんの注意喚起投稿がきっかけだったので、

その方と連絡を取ってみました。

狙いとしては、
「複数のアカウントから違反報告することで凍結させる」つもりでしたが、

残念ながら途中でその方と連絡が取れなくなり、
「1人」で戦わざるを得なくなりました。

通報前の準備

通報するにあたり、
いくつか注意することがあります。

・転載元の投稿は削除しない
・相手にバレないように自身のInstagramアカウントをフォローしておく
・相手のInstagramアカウントのプロフィールURLを控えておく
・DM等を利用して直接連絡しない

①転載元は削除しない
これ以上転載されないよう、
転載元の投稿を削除してしまいたくなりますが、
こちら違反報告の証拠になりますので「削除NG」です。

②相手のInstagramアカウントをフォローしておく
違反報告すると相手に連絡がいき、
「非公開アカウント」になってしまう可能性があります。

実際筆者が違反報告をしたところ、
「非公開アカウント」になってしまい、
相手のInstagramが見れなくなってしまいました。

たまたま知人が相手のアカウントをフォローしていたので、
非公開中でも違反報告できました。
ここは後述します。

③相手のInstagramアカウントのプロフィールURLを控えておく
URLを控えておけば、
該当アカウントの現在の状況を把握しやすいです。
最悪ブロックされても、
アプリからではなく他ブラウザから確認することで、
相手の状況を確認できます。

④相手に直接連絡しない
相手に連絡するということは、
自身のアカウントを相手からブロックされて逃げられる可能性が高いからです。
ブロックされれば以降相手の動向が掴みにくくなるので、まずは直接の連絡は避けましょう。

違反報告からアカウント停止まで

結論から言うと、
違反報告「3回」。
最初の違反報告からアカウント停止まで、
「約4ヶ月」かかりました。

情報集めのとき、
「違反報告方法」を調べると同時に、
「相手のアカウントを凍結させる方法」も調べました。

ただ、凍結させる方法自体は明確になっておらず、

・複数人で違反報告したら凍結した
・何度報告しても凍結されない

という内容でした。

しかしこちとら「1人」での戦いです。

1回の違反報告で凍結できるとは思えません。

ということで下記作戦でいきました。

・違反報告は毎回「1枚」のみ
・転載元のURLを「Twitter」と「Instagram」の複数のSNSを指定する
・間を空けずに違反報告する

今回は約20枚無断転載されていました。

なので1枚ずつ報告し、
「違反を繰り返すアカウント」と判断させて凍結させる狙いです。

次に「転載元のURL」です。
基本的にTwitterに写真をアップすることが殆どですが、
たまたま数枚「Instagram」にもアップしていたので、

1回目の報告の転載元:Instagram
2回目以降:Twitter

と、報告時の「転載元のSNS」を分けて、
「複数のSNSから無断転載している」と判断させる狙いにしました。

最後に「間を空けずに違反報告する」こと。
これは「短期間で無断転載を何度もしてる」と判断させる狙いです。

とにかく運営側の判断で強制凍結できるよう、
報告タイミングや報告方法には注意しました。

1回目の違反報告

Instagramで違反報告後、
まずは自動配信で報告を受領した旨のメールを受信します。

受信したメール(抜粋)

驚くことに。
報告後24時間以内に対応してくれました。

対応完了メール(抜粋)

「報告いただいた写真を削除した」と書かれていました。

相手にも連絡がいったのでしょう。

無断転載アカウントは「利用不可」状態となっていました。

対応完了メールを受けてから即確認にいったときは、「報告した写真が削除されてるのみ」で、
アカウント自体は「公開」された状態でした。

よって、
無断転載した人が自分の意思で、
「削除(退会)」か「一時停止」したと判断し、

それなりのフォロワー数のいるアカウントを簡単に手放す訳ないと考え30日間毎日見張りました。

2回目の違反報告

毎日無断転載アカウントを見張り、
30日ぎりぎりで該当アカウントが復活していることを確認しました。

アカウントを「一時停止」していた読みはあっていました。

報告した写真は削除されていましたが、
再び「公開」アカウントになっていましたので、
即座に2回目の違反報告を実施。

今度は作戦通り、
転載元のSNSを「Twitter」にして報告しました。

気を付けたのは、
この違反報告を「深夜に実施」したことです。

転載元となってしまった筆者のTwitterは、
無断転載発覚後に即非公開としました。

しかし報告する以上、
「公開」状態にしておかないとInstagramの運営チームに確認してもらえないため、


報告は「深夜」に実施し、
なるべく「公開」時間を短縮できるようにしました。

運営チームからまた「対応完了」メールを受信後、
無断転載アカウントは再度「一時停止」していました。

3回目の違反報告

無断転載アカウントはまた30日ぎりぎりで復活していましたが、
前回とは違い「非公開」となっていました。

「非公開」中はフォロワー数が伸びることはあまりなく、ましてや「一時停止」から復活して即座に違反報告を受けて「一時停止」しているので、

大好きなフォロワー数が伸びずに苦悩したでしょう。

正直「ざまぁ」です。

さて、無断転載アカウントが「非公開」になったので、

筆者は通報できなくなってしまいました。

しかし、この活動を始める前に知人に相談していたのですが、
なんと知人が話を聞いてすぐにそのアカウントを自身のアカウントでフォローしていました。

おかげで転載された投稿のURLをゲットできたので、
「非公開」中でも違反報告できました。

無断転載アカウントは慌てたんじゃないでしょうか。

なにせ「非公開」中ということは自身の大好きなフォロワーしか閲覧できない状態。

そんな中で違反報告を受けたのですから、
当然「フォロワーの中に報告した人がいる」と思いますよね。

そして無断転載アカウントはまた「利用不可」状態となりました。

3回目の違反報告後

「利用不可」状態となった無断転載アカウント。

Instagramの仕様では、
「一時停止」から30日以内に再開しない場合は、
該当のアカウントは復活できない仕様です。

稀に30日を過ぎても復活できたこともあるようですが、「30日」経過すれば「アカウント停止」と判断して良さそうです。

3回目の違反報告で、
ついにその「30日」を経過しても「利用不可」状態となっていたので、

憎き無断転載アカウントを停止させることに成功しました。

運営による「強制凍結」なのか、
自身で該当のアカウントを利用停止したのかは不明ですが、

当初の目標通り「潰す」ことができました。

念の為90日以内は復活できる可能性もあるので、
現在も引き続き様子見していますが、
今のところ復活していません。

ちなみに無断転載アカウントの持ち主ですが、
新たにInstagramアカウントを作成していました。

ストーリーで「もう1度フォロワー◯◯◯◯人目指します」と投稿していたので、

無断転載していたアカウントはなくなったと思って良さそうです。

一度やる奴はまたやると思っているので、
今度は新しいアカウントに筆者自身の捨てアカウントでフォローして様子見しています。

最後に

全ては無断転載アカウントが悪いですが、
このネット社会で自身の写真にアカウント名を入れるなど、
無断転載、無断加工対策を講じていなかった筆者にも落ち度はありました。

今後は全ての写真にアカウント名を入れるなど、
2度と同じことが起きないよう注意していきます。

無断転載、無断加工されている方へ、
少しでも参考になれば幸いです。

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