最高の喜び 22 驚いた!!
夫婦としての再出発❗️
げんちゃんとの絆は、ガッチリ作られた。
人間ってこれだけ変われる?
ってゆうくらい、げんちゃんは、見事に変わった。
げんちゃんの人間性でしょう。
全てを、自分を捨てるくらい彼は変わった。
勇気あるなーと思った。
やっぱり、げんちゃん凄いな。
とにかく、自分よりあたし達やった。
こんなにも変われる?ゆうくらい変わった。
げんちゃんの熱い思いは、自分の無力さを実感して、ここから家族のために、全身全霊で、考えてくれてることを、ヒシヒシと感じた。
自分の全てを家族のために生きて行く。
この人が居てたら、あたしは、なーんも怖くないと思った。
全力で、家族を守ってくれるげんちゃんを、心から、尊敬していけた。
難産でよかった!すら思う。
ありがとう、ありがとうげんちゃん。
みーんな、生きてきた考え方を変えれないとゆう。
でも、違うことをげんちゃんは教えてくれた。
あたしのことは勿論、康輔の事は、心から愛してくれる。
浮気?全くあり得へん。
あたしはこの人を選んで、選ばれて、夫婦となって、一枚岩や!
あたしの悪い癖は、人の話を横取りする。
毎晩、仕事から帰って来たげんちゃんと、いっぱい話しするんやけど、横取りしっぱなし。
疲れてるげんちゃんやのに、毎回一生懸命聞いてくれる。
そんな事当たり前にしてたなぁ〜
ごめんな‼️
そんな頃、3歳になった康輔を保育園に預けて、また、2人で働き始めた頃
第二子が出来た。
ヤーーやった!と、2人で大喜びしてたけど、速攻、流産してしもた。
これはあたしの不注意やと思う。
身体がだるくて、多分風邪?やろうと風邪薬を飲んでしまってた。
妊娠と分かった時、病院で、不安で薬を持って行って、これを飲みました、と見せたところ、
あー、ちょっと難しいですね。
と、ひょっとして健常なお子さんとして産まれないかも知れません、次回1ヶ月後の検診の時までに、決めて来てください、と言われた。
げんちゃんと、ふたりで、どうする?と話し合った。
直ぐ決めた。産む事に。
げんちゃんが言った。
ようちゃんのお腹の子はわしらの子供や、来てくれたんや!なんでも頑張るから、産もう!
迷いはなかった。
でも、次の検診のときには、心音は、消えてた。
本当に、ごめん!ほんまにごめん。
母さんが、薬さえ飲まんかったら、元気でおったかもしれん。
あの、1回目の、心音の映像が、心に焼き付いてて、やりきれへんかった。
一回も抱いてもやられへんかった。
抱き締めてやりたいと、心から願った。
入院して、手術するの、ほんまに辛かったです。
ふたりで泣いた。
戒名も付けて、お寺でお葬式をして頂いた。
名前も付けた、夢乃って。かってに女の子やと。
1ヶ月、近くの川に、毎晩ミルクを流しに行ったわ。ミルクを夢乃と他の水子の子らにと。
そうしていた頃、
保育園に行ってた康輔は、絵が好きで、
毎週土曜日に、万代池(帝塚山)の辺りにある絵の教室へ、楽しみに通ってた。
その万代池の真ん中に龍神様が、祀られてるん。
康輔が、毎週毎週、手を合わせてたらしいねん。
どうか、僕に弟ができます様に!
兄弟が欲しいねんなーー。
健気な康輔の為にも、子供欲しいなーと、げんちゃんと話してたら
なんと!なんと!ほんとに!
子供が出来ました!!
康輔のお陰や!!
そして、病院へ行った時、先生が、
山元さん!ちょっと待って!
あちゃーまた、流産?
とおもたら
2人いてます!双子です!!!
えっ!えっ!なに?双子?
双子が双子産むん?
わーーーー!
夢乃がお腹に帰って来た気がした。
そして新しい子!
な、わけないけど、身体がフワフワして、
どうやって家に帰ったか、覚えてないよーー!
か、康輔が、一生懸命祈ってくれたから、双子になったのか?(笑)
とにかく、嬉しかった!
一気に子供が、3人になる!
わーい、父ちゃん、これから大変やで!
しっかり、稼いでや!!(笑)
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