NO WAR

最近の私の楽曲のテーマにしてきたのはこれです。
といっても大っぴらにラブ＆ピースを掲げる訳ではなく、あくまで１クリエイターとして、、戦争体験者の祖父祖母を持つ世代として発信していかなくては・・という思いです。

昨年「ゆっくりボカロ曲投稿祭」にて「Stay with me」という楽曲を投稿しました。
これは、戦地に赴むく大切な人を想う唄です。
前半は戦地における、命の儚さや、矛盾、虚しさを抱えた心情、そして、後半は帰りを待つ家族や恋人達の心情を表してみました。

実は、TWITTERのフォロワーのekuさん（https://twitter.com/eku542）がとっても壮大で素敵なフルオーケストラアレンジのバージョンを作ってくださいました。憧れのオーケストラこれはメチャクチャ嬉しかったなー。ekuさんどうもありがとうございましたm(_ _)m

そして2023年春のボカコレ曲「Way to you」では、その後の世界をトランス系の音楽で表現してみました。
「Stay with me」から数年経ち、争いはようやく収束したものの、大切な人は空に散り、二度と戻ってくることはなく、彷徨い、それでも彼女は光を求めて旅を続けていく・・そんなイメージの歌詞となっています。

ジャンルはトランス風で、繰り返しのコード進行となっていますが、歌いだしからAメロの箇所そして、Bメロからサビの箇所で元に戻るという転調を駆使してメロディを創作しました。また、プロペラ機音で前半は夢に向かい羽ばたいていく場面、後半は空に散る場面を、ヘリや戦闘機音などで戦いを、潜水艦のソナー音で彼女の探索しているイメージを、などなど、色々な音ネタでなんとか飽きさせない工夫を凝らしてみました。

そうそう忘れてはいけません。「Way to you」の世界観に欠かすことのできないイラストは、ワタリ先生https://twitter.com/watari65Uと白湯様https://twitter.com/sayunekosayuとの強力タッグにお願いし、なんとも期待以上の素敵なイラストに仕上げいただきました。お二方その節はどうもありがとうございました。m(__)m

尚、よく聞く話ですが、戦争の事はほとんど口にすることのない穏やかで優しい祖父祖母でした。つまりそういうことですね。

最後までお付き合いありがとうございました。