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急ピッチで戸襖を張り替えねばならぬ時の完全解説

はい皆様こんにちは岩手県盛岡の前田畳店です。

戸(板)襖をどうしても急いで張り替えねばならぬ事があります。
そんな時に皆様のお役にたてればと思い先日動画を公開しました↓


【絶対マネするな!】戸襖を1?分で張り替える実戦術/中級者〜むけ

youtube広告をあえて最初だけいれて(8分以上はどこに何個でも広告が差せる)あとは広告をいれずに19分、ノーストップでの動画になっています。よろしければ、まず先に動画の方をご覧ください。


自己紹介をさせてください。私は岩手県盛岡市で内装業も営む前田畳店の代表です。畳・襖の盛岡前田畳店チャンネルという襖張り替えDIYのyoutubeを運営しています。先日5000人を突破しました、ありがとうございます。襖、障子の張替えがうまくいかないと言う初心者にもわかりやすく解説しています。チャンネル登録あると嬉しく思います。

さて、本題に戻します。
襖の張り替えを長く仕事にしていると、納品時にうっかりキズをつけてしまったりするものです。そんな時には、急いで張り替えなければいけません。もちろん予備の襖は1枚か2枚は必ず用意しています。

なるべく短時間で済ませなければいけません。そんな時に使える技です。
もちろんなのですが、流暢に貼り替えている暇はないので急ピッチで張り替えます。

①引手を外す

引手は壊さないように慎重に外す

とにかく時間を無駄にしてはいけません。この事は常に念頭にいれておきましょう。ただ早く作業すれば良いと言うことではなく、もし慌てて引手を外す時に壊したら、、と常に考えておきましょう。予備の引手もそろえておくと安心です。

よく壊すのは茶角か木製の引手です。こちらはAmazonでも購入できますので、よろしければ御覧ください。


▼Amazonの商品リンクを使用しています

※襖の引手は必ず底の寸法(裏の寸法)で買いましょう。


襖紙もそうです。予備の襖紙を破かないようにしながらと言う事になります。


戸襖で古い紙を剥がす時は大丈夫ですが、もし張り替えたばかりの襖紙であれば、この作業は悪手となるケースがあります。まだ糊が乾ききっていない状態で紙を剥がしてしまうと、生乾きの糊と紙が一体になって酷い下地になってしまいます。

糸入りふすまの場合には別ですが、その場合には張り替えた新しい襖紙にそのまま重ね貼りが得策です。茶チリを貼ってから新しい紙を貼りましょう。


古い紙を剥がす場合には、次はサンダー(やすり)がけとなります。


右利きの人は左手でパテベラを持ち、襖の縁にあてて、右手にハンドサンダー(ヤスリ80番程度)を持ち廻り縁を反時計周りに一周し古い紙を極力とってあげ下地を整えます。

その時にパテベラをちょい加工をするのがおすすめです、、


この後の記事は、今回は動画では話せなかった事についてです。襖を貼り終わり、引手をつける作業と裏ポイント、現場まで襖を持っていくまでの考え方と注意点を画像を交えて解説します。有料とはなりますが、それなりのノウハウを書いたつもりです。よろしければご覧ください。

有料記事の目次
・パテベラ加工の、ちょいテクニック(画像1枚)
・茶チリ貼りの、ちょいテクニック(画像8枚 動画リンク1つ)
・糊は最重要項目(画像1枚 動画リンク1つ)
・襖紙カットの、ちょいテクニック(動画リンク1つ)
・襖紙に糊付けの、ちょいテクニック(画像1枚)
・水糊ぬりの、ちょいテクニック(画像6枚)
・紙のカットの、ちょいテクニック(画像6枚 動画リンク1つ)
・襖枠を拭く時の、ちょいテクニック(画像3枚)
・引手付けの、ちょいテクニック(画像2枚 動画リンク1ブログリンク2つ)
・時給換算する、ちょいテクニック(画像1枚)


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