真贋調査に関する貴重なご意見【Amazonアカウント関連】
こんにちは^^
15万ぐらいのWindowsOSのパソコンを買ったものの
1年間ほとんど使わなかったため、遂に売り払ってしまった
としぞーです。
ずっと「いつか使うから」と放置してきましたが
なくなったら気分が良いものですね。
断捨離重要です。
さて。
ぼちぼち発信を続けています。
コンサル実績を報告するだけの媒体に
成り下がってしまったブログ。
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よろしければ覗いて行ってください。
本題に入ります。
元クライアントさんに真贋調査が入り、
それから結構な数アカスペとやり取りした結果
真贋調査がオールクリアになった。
という事例がありました。
これについて、その元クライアントさんが
事細かにその所感を送ってくれました。
これはめちゃくちゃ参考になるぞってことで
シェアさせていただきます。
まずは状況を整理します。
事案:ある商品に対して真贋調査が入った
発生日:3月中旬
解決日:4月中旬
解決までにかかった日数:おおよそ1ヶ月
メールや書類などのやり取り:10回超
属性:輸入セラー
仕入れ:卸問屋(輸入)
経過
1、真贋調査が入る
2、仕入れ証明となる『問屋の請求書』を提出する
3、アカスペより、仕入れ先の情報が足りないという返信あり
4、請求書に記載されている仕入れ先の住所が途切れていたことが原因かと思い、再度すべての文字が収まるよう修正した請求書を提出する
5、アカスペから仕入れ先の情報が足りないという理由で却下される
6、仕入れ先の電話番号とウエブサイトが掲載されていなかったことが原因かと考える。補足して提出
7、アカスペから仕入れ先の情報が足りないという理由で却下される
8、仕入れ数と販売数が一致していないことが原因かと考え、365日以内の請求書を全て提出する
9、3日間連絡がない
10、アカウント健全性ダッシュボードの「今すぐ電話がほしい」ボタンよりAmazonに連絡を取る。アカウントヘルスサポートに繋がり、状況確認。前回の書類も却下されていることを伝えられ、ダメだった点を聞いたところ、明確な答えは返ってこなかったが注意点を再度アドバイスされる
11、再確認したところ、請求書の個数が微妙に足りず、見落としていた請求書があることに気づく
12、証明だけではなく、改善計画書も提出するようにと指示される
13、提出するも却下
14、アカウントヘルスサポートに確認すると、取引先の信頼が担保できないとの発言
15、問屋の仕入れ(メーカーからの仕入れ)を証明できるように書類提出
16、却下される
17、アカウントヘルスサポートに確認すると、改善計画書を修正するようとの発言
18、アドバイスをもとに改善計画書を修正して再提出するも却下
19、上記17.18のループが3回発生
20、アカウントヘルスと30分にわたって一緒に書類のチェックをする。この際、アカウントヘルスの担当者が「書類について、私からも(アカスペに)意見を申し添えておく」と発言あり
21、解決。
以下、元クライアントさんからの報告文です。
今回約1か月に渡り、10回程度書類の提出を繰り返して学んだこと、感じたことを少し長文ですが下記に記します。
としぞーさんが今後どなたかの真贋調査の相談にのった際に、参考になれば幸いです。
【書類の提出要件について】
セラーセントラルより、請求書や改善計画書を提出する画面には、書類提出前の請求書に関するチェック項目に下記のように書かれています。
・メーカーまたは販売店の名前と住所が含まれていること
しかし、実際には販売店名と住所だけでなく、ウエブサイトのURL、電話番号も必要です。
また、チェック項目に書かれていませんが、過去365日以内の請求書を全て提出し、仕入れ個数が販売個数と整合性が取れていることも必須です。
アカウントスペシャリストからのメールもやや曖昧で「仕入れ先から発行された過去 365 日以内の請求書または領収書の写しをご提供ください。」と書かれています。実際には、365日以内請求書「全て」が必要で、過去365日の販売個数と仕入れ個数は必ずチェックされています。提出前にセラーセントラルのレポート>フルフィルメント 等を使って、納品個数、販売個数などを入念にチェックする必要があります。
セラーセントラルより、請求書や改善計画書を提出する画面ではワード形式(docx)やエクセル形式(xlsx)も提出可能になっていますが、請求書類はpdf、.jpg、.png、.gifのいずれかである必要があります。改善計画書やそれを補足する資料はワード形式(docx)やエクセル形式(xlsx)でもよいようです。
【アカウントヘルスサポートについて】
書類の提出を何度か(私の場合3度目から)繰り返し提出書類がNGの場合、アカウントスペシャリストから返事が返ってこなくなります。
その場合、セラーセントラルから電話にてアカウントヘルスサポートに連絡すると審査状況を教えてくれます。
アカウントヘルスサポートの良い所は、人によってはアカウントスペシャリストがどの点にダメ出ししているのか教えてくれる点です。
また、改善計画書等にアドバイスをくれますが、アカウントヘルスサポートの言うことを鵜呑みにせず、そのアドバイスを参考に自分でよく考えて書いた方がよいです。
私は今回の改善計画書を書くにあたり、アカウントヘルスサポートと7回程電話を繰り返し(担当者は毎回違う)再三、改善計画書に仕入れ先の選定に関する改善内容を書くようアドバイスを受けました。
しかしながら、最終的にはそれは不要と判断し、その項目を削除した改善計画書で審査に通りました。
アカウントヘルスサポートには当たりはずれが大きくあります。
私が今回、最終的に審査に通ることができたのは、最後の最後で良いアカウントヘルスサポートの方に当たったことが大きいです。
最終1個前の改善計画書等を提出した後、審査状況を尋ねるためにアカウントヘルスサポートに電話した所、その「当たり」であった方とお話しすることができました。
おっしゃっていることが論理的かつ明確な上、30分以上かけて質疑応答を繰り返しながら私の審査書類をチェックしていただきました。
その結果、審査書類に不備がないため「書類について、私からも意見を申し添えておくので、改善計画書を少しだけ補足して再提出するよう」アドバイスを受け、その結果審査に通りました。
【その他】
アカウントスペシャリストに書類を提出する場合、第1回目の提出に全力を注いだ方が良いと思います。この審査が最終くらいのつもりで臨んだ方が良いと思います。
理由としては、書類の提出を繰り返すごとに、アカウントスペシャリストがしっかりと書類に目を通してくれなくなったと感じたからです。
最終1個前の改善計画書等は、上記のとおり、アカウントヘルスサポートの方は問題ないとおっしゃってくれたにもかかわらず、アカウントスペシャリストからは3点もダメだしがありました。その3点はいずれも書類にしっかりと目を通していないことが原因と思われるものでした。
また、最初アカウントスペシャリストからメールが来た時点では、請求書のみの提出で良かったにもかかわらず、4回目以降は改善計画書も一緒に提出するよう求められました。
書類の提出を繰り返すと状況は恐らく悪化します。
以上。
とんでもなくためになる実体験記だと思います。
非常に簡潔に纏まっているので
僕から何か補足などはありません。
ぜひこの記事のことを覚えておいていただき、
有事の際には見返してください。
Iさん。貴重なご意見、本当にありがとうございます!
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