人に会った時の直感みたいなものを信頼していい。

HSPの人は、いろいろな情報を繊細にキャッチするのですが、それは対人関係にも言えます。

「なんとなくこの人イヤだなぁ」とか、「この人、感じいい！」とか。
そういう、人を感じる自分自身のセンスを信頼してもいいと思います。

「第一印象」というと外見上のように思えてしまうのですが、実際に僕自身が感じているのは、外見というより、その人から響いてくる音のような、「感じ」なんですよね。

僕自身の話でいうと、ある業界でけっこう有名な方とお会いした時、その方は実績あるし、その内容も僕は好きでしたので、会えて嬉しかったのですが……

会って話をしている時に、なんか違和感を感じるんですよね。
「なんなんだろう。この変な感じ……」

人当たりいいし、話も丁寧にしてくれる感じで、笑顔も出るし。

いわゆる「第一印象」はすごくいいのです。でも、なんだかそこに不協和音が含まれているような……

なんなんだろう？　と心に残りながらも、
普段関わるわけではないし、まあいっか。としておきました。

それから数か月後、
その人が仕事関係でセクハラしていたことが明らかに。

驚くと同時に、あの違和感はそういうことだったのかと納得しました。

たいていのヤバい人って、立ち姿でわかったりしますが、明らかにヤバいとわからなくても、なんとなく感じることも。

かすかな違和感も、何かを察知してそう感じているのだから、信頼してもいいのかなと思った出来事でした。