np.array関数によるベクトルと数値の計算
今日は、『つくってマスターPython』第3章の学びをアウトプットします。
ベクトルと数値の計算
Pythonのリストは、リストそのものを計算したりするのが苦手です。例えば、リストの全要素に1を足したり、全要素を2倍したり、といったことをしたければ、繰り返しなどを使って処理しないといけません。
しかし、numpyのベクトルを利用すれば、簡単にこうした処理が行なえます。
import numpy as np
arr = np.array([10, 20, 30, 40, 50])
print(arr)
print(arr + 10)
print(arr * 2)
ベクトルの作成
ベクトルの作成は、numpyのarrayという関数を使います。
np.array( リスト )
引数にリストを用意すると、そのリストを使ってベクトルデータを作成します。作成されるのは、numpyの「ndarray」というクラスのインスタンスです。これがベクトルデータの正体です。
np.array関数は、単にリストを作成する関数だと思っていました!
なるほどぉ。作成されるのは、numpyの「ndarray」というクラスのインスタンスなのかぁ。
このndarrayは、数値と四則演算が行なえます。数値を演算すると、ndarrayのすべての要素に対して演算が行われます。例えば、この例ではarr + 10という計算を行っていますが、これでarrにあるすべての要素に10を足したベクトルデータが得られます。
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