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WHERE句を用いた問い合わせ文

今日は、『実践Pythonによるデータベース入門』の第2章 "SQL―手始め―"で学んだことをアウトプットします。

データの挿入、表示と削除

既存のテーブルに対して、データの挿入、表示および削除を行っていきます。

INSERT INTO テーブル名 VALUES (値1, 値2, …, 値n);
→指定されたテーブルにデータを追加。値1, 値2, …, 値nのデータ型はテーブル作成時の指定と一致する必要があります。

SELECT * FROM テーブル名;
→指定されたテーブルのすべての列の全件データを表示します。ここでは、*はすべての列を表しています。

SELECT 列名1, 列名2, …, 列名n FROM テーブル名;
→指定されたテーブルから、列名1, 列名2, …, 列名nの全件データを表示します。

DELETE FROM テーブル名;
→指定されたテーブルのすべてのデータを削除します

簡単な問い合わせ

データベースでは、SQL命令文を使って、データベースからデータを取り出すことを問い合わせと言います。ということは、先述のSELECT文は問い合わせの文になります。

SQLの命令文では、WHERE句を用いて、各種命令の捜査対象となる行を指定することができます。

SELECT 列名1, 列名2, …, 列名n FROM テーブル名 WHERE 条件式;
→指定されたテーブルから、条件式を満たす行を抽出して、その行にある指定された列名の値を表示します。

先述では、*記号を用いて、テーブルにあるすべての列名のデータを表示しましたが、この場所に列名を並べて書けば、列名を指定してデータを表示することができます。

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 条件式;
→テーブル内の条件式が成り立つ行の全列を表示します。

SELECT 列名1, 列名2, …FROM テーブル名 WHERE 条件式;
→テーブル内の条件式が成り立つ行の指定された列を表示します。

単純条件式

ここの条件式とは、単純条件式と複合条件式の2種類があります。一つの条件演算で表せる条件は、単純条件と呼びます。形式的には、

単純条件式1: 列名 条件演算子 定数
単純条件式2: 列名1 条件演算子 列名2

単純条件式の例として、name='山田'、price<10000などが挙げられます。

複合条件

複合条件とは、単純条件を論理演算子で複合した条件式のことです。論理演算子には、AND, OR, NOTがあります。

複合条件式の例として、age>=22 AND age<=30、NOT (gender='女' AND age>=22)などが挙げられます。

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