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夫婦関係

仕事から帰ると玄関にはいつも灯りがついている。些細なことかもしれないが、私にとっては幸せだと思うことの1つである。そして、私がドアの前へ来るところをインターホンから覗き、ドアを開けると同時に「おかえり」と妻が一言。

今日の疲れが一気に吹き飛ぶような瞬間である。

結婚生活4年目。

まだまだ短いが、ここまで歩んでくるのにも様々なことがあった。この先やっていけるのだろうか、と悩んだことも。それでも折り合いをつけて今がある。

妻には感謝の気持ちで溢れている。

仕事している時に出してくれるコーヒー。味の良し悪しではなく、そっと背中を押してくれる行動に有り難みを感じる。

出来る限りのことをしてあげたい。と心からそう思うようになった。

そして、めでたいことに妊娠8ヵ月目を迎えた。

出来る限りのことをしなければ。

私の中でそう気持ちの変化があったが、自信をもって出来ているとは言えない。申し訳ない気持ちで溢れていて、頭があがらない思いである。

新しい家族を温かく迎える準備をしていかなければ。

長い不妊治療を経て授かった命。

妻はどれだけ大変な思いをしてきただろう。想像してもしきれない。

2人でお腹に手を当て胎動を感じている時の妻の表情や大きくなってきた胎児に話かけている時の表情は母親そのものである。

今後の生活が楽しみで仕方がない。

ふと妻が昼寝している時は胎児も一緒になって寝ているのか、それとも動き回っているのか、寝ているとすれば指をくわえているのかな。なんて想像すると愛おしく思えて、たまらない。

二人のために出来ることを頑張ろう。

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