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活動紹介 Yokohama Univer-City

Ⅰ. 概要

Yokohama Univer-City(以下YUC)は、大学を地域に開放し、様々な交流を生み出すことで地域貢献を目指す団体。
 主に大学内の「104ura【toshiura】」を中心に、「エンタメを通した文化的交流」、「大学という学びの場を生かした知的交流」を促進する。
 2020年度から、大学の地域課題実習(学生主導の副専攻プログラム)に参加。

Ⅱ. コンセプト 「大学をまちに」「自分たちが楽しむために」

コンセプト

- なぜ「大学」という場所にこだわるのか?
 まちの中に大学があることは非常に価値のあることだとYUCは考える。大学には、熱を持って活動を起こせるプレーヤーになれる人が常に集まるからだ。また、まちに活かせるいろんな実証実験ができるのも大学ならではのことである。
 YUCは大学内で起こるいろんなエネルギッシュなことをもっと地域の人に経験してもらいたいという思いから大学を拠点にした活動を展開している。

- なぜ「交流」が地域貢献につながるのか?
 若者が地域と交流することそのものが、学生が地域に還元できる価値だとYUCは考える。若いから・素人だからこそ可能な柔軟な発想が、地域を動かす原動力となりうるためだ。
 しかし、既存の学生による地域貢献活動は、若者の労働力の提供による経済的貢献、という趣旨のものが多く、純粋な「交流」それ自体に焦点を当てた活動は少ない。
 YUCは、若者と地域の文化的交流や大学という学びの場を生かした知的交流に焦点を当てる。新しい出会いや交流、また交流を通じて生まれる様々なアイディアを実現するはじまりの場としての価値を地域に還元していく。

Ⅲ. 104ura【トシウラ】とは?

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104ura【トシウラ】は都市科学部棟の裏通り一体の空間。人通りが多くゆとりある風景をもっている。自由な利用のために開かれた緑や改築されたスタジオは、創造力を掻き立て、新たな発見や交流の場に相応しい魅力を持っているため、104uraを中心に活動している。

Ⅳ. 具体的な活動

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新たな交流やそこから生まれる発見や創造、双方向の教育の場を生み出すには、そのための「拠点」とそこでの相互のコミュニケーションを促進する「企画」が必要であるとYUCは考える。よって、以下の活動を行う。
 まずは、カフェ経営やブックトラック(移動式本屋)の運営等により人が集まる「拠点」を用意する。さらにそこで、定期的なワークショップや単発イベント等の「企画」を開催する。これにより、「誰でも楽しめる文化的な交流の場」、「大学の特性を生かした知的な交流の場」をデザインする。
 カフェやブックトラックといった拠点そのものの存在により、「今日はカフェが営業するから大学に行こう」、「今日は本屋さんが来るから大学に行こう」と考える地域の人が増える。また、その空間でワークショップや単発イベント等の企画が開催されていれば、学生と地域の人のコミュニケーションが生まれる。YUCは、このような「拠点」と「企画」のデザインを通じて、双方向の交流の場が生み出され、育てられることを期待している。

Ⅴ. 過去の活動紹介

①104-cafe(トシカフェ)...フェアな異分野交流の場を目指した無料カフェの運営

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(写真2枚目はカフェでアイデアが生まれた物々交換企画)

②104-book(トシブック)...大学内へのブックトラック(移動式本屋)の招致

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③104-fess(トシフェス)...ジャズフェスティバル、映画鑑賞会企画

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④104-work(トシワーク)...教授や学務の方々、学外の方からのレクチャー企画

⑤104uRADIO(トシウラジオ)...新入生勧誘のために行ったYoutubeライブ配信

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Ⅵ. 今後の活動 オンラインだからこそできることを楽しむ

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人と人とのつながりを作る
学生間、他団体、地域で活躍なさっている社会人の方々とのつながりの醸成を目的として、様々なオンライン企画を実施する。
人と人とのつながりを示す
コロナ時代の交流を通した新しいコラボレーションとして、オンラインの強みを生かしつつ、YUCの活動に関わる人を巻き込んだ「作品」を作る
「つながり」をテーマにした作品
コロナが明けた未来の世界で、リアルとバーチャルが融合することで完成するような作品(現在具体案を考え中...)

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地域の方々ともっともっと繋がりたい!そして大学で起こるエネルギッシュな活動をもっと体験してほしい!今後とも頑張りますので、よろしくお願いいたします!


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