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Minecraftは「無限」で「どのゲームよりも人間性が出る」(ゲスト 米将軍 @okome_show)

ゲームコミュニティについて学ぶ「本音で語るゲームコミュニティラジオ」を、FENNELに所属のプロゲーマで、クラロワでは公式のチーム戦で世界4位の実績もあるけんつめしさんと隔週でX Spaceにて配信しています。

ゲームにおけるコミュニティの盛り上がりにフォーカスし、それを誰が・どこで・何を・いつ・なぜ・どのように起こしたのかを掘り下げる番組です。第4回はグループYouTuber「さんちゃんく!」のメンバーであり、マイクラYouTuberの米将軍(@okome_show)さんをお迎えしました。音声アーカイブもあります。

連載はこちら:本音で語るゲームコミュニティラジオ


オーロラを知った男、元ブロスタ、現マイクラYouTuber米将軍の登場

:ちょっと昔の話になっちゃうんですけど、オーロラを見に行ってましたね、だいぶ前に。

米将軍 :そうなんですよD人生で死ぬまでにやりたいことって考えたら、オーロラ見たいなと思って、本当に1月にフィンランドに行かせてもらいました。ごめんなさいカナダですね。

:カナダか、そっかそっか。フィンランド、前職のSupercellはフィンランドにあって、頑張って北に行けばオーロラを見れるんだけど、昔、岸大河さんが、飛行機の中からオーロラが見えたっていうフィンランド行きの飛行機の中で写真を撮ってて。いや俺何回もフィンランド行ったのに、1回も見てないやんっていう、すごいショックを受けてたんですけど。結局見れたんだっけ?

米将軍 :そうですね、一応オーロラちゃんと見れて。でもなんか、行った感じ、本当に時期によりけりで、2週間いても見れないとか全然ありそうでしたね。

:それでも見れたのはよかったね。

米将軍 :なんか、オーロラが出る出ない以前に、まず天気の問題が割と大事で、向こうめっちゃ寒いんで、基本的に雲あんまりないんですけど、マイナス30度ぐらいの話であって、マイナス10度とかマイナス15度ぐらいだったら、普通に雲出ちゃうんですよ。で、ちょっと暖かかったんで、マイナス15度で。「この時期にしてはかなり暖かいよ」って現地の人に言われて、はぁーって言いながら、防寒着ながら見てたんですけど、たまたま雲がない日があって見れましたね。

けんつめし :めっちゃ綺麗だったよね、写真見たけど。

米将軍 :まあ、ちょっといろいろ語りたいことあるんですけど、時間なくなっちゃうんで。

:いつか教えてください。それでは早速行ってみたいと思います。本音で語るゲームコミュニティラジオ!というわけでですね、改めましてこんばんは。サウナにはハマったことはないんですけど、本場フィンランドで水風呂の代わりに湖にも海にも飛び込んだことある、経験だけが豊富な、Sideの脇です。今日はよろしくお願いします。

けんつめし :ヘイヨー、けんつめしです。同じくね、本場のサウナを知った男です。岸さんが飛行機の中でオーロラ見た話なんですけど、俺その2日後にね、飛行機で行ったんですけど、もうソワソワしながら窓見てたんですけど何もなかったです。

米将軍 :こんばんは。僕はフィンランドに一度も行ったことがありません。よろしくお願いします。

:改めましてですけど、前職の時はブロスタで大変お世話になりました。

米将軍 :こちらこそ本当にお世話になりっぱなしで。

:米将軍君もそうだし、先週やぴまる君だったんですけど、それに山田さんとか、がんさん、みるれくん、ファッション君、いろんな人に本当に支えられたブロスタだったなと思って。しかも今でもこうやって、ゲームも変わって、僕も会社も変わっても、こうやってゲストに参加してくれて本当にありがたい限りで。

米将軍 :こちらこそわざわざ呼んでいただいてありがとうございます。

けんつめし :俺からすると、脇さんと米将が喋ってるのなんか新鮮すぎる。

米将軍 :いや、でもこの前ご飯行きましたよね。

:この前行ったよね。1年も経ってないよね。

米将軍 :そうですね。行きましたよ。普通によくしていただいてる。

けんつめし :なんかあれじゃない?Supercellのトライアスロンみたいな。クラロワとクラクラとブロスタで競うやつみたいなのあったけど、そのイベントには米将いなかったもんな。あれなんで?

米将軍 :わかんない。シンプルにキャスティングのタイミング?

:いなかったっけ?

米将軍 :いや、あれ結構気合い入ってたんですけどね、僕は。

:なんでだろうね。

けんつめし :米将だってやってたもんね、クラロワも。

米将軍 :クラロワもやってたし、なんならクラロワは宇野昌磨君とガチ特訓して、ちょっと頑張ろうぜみたいな感じだったんですけど。前のトライアスロンはちょっとあれですね、お声かかりませんでした。

:そうだっけw

米将軍 :その前出たんで、一応。

けんつめし :そっかそっか。第1回は出てたのか。

米将軍 :その次は別の人も入れてみたいな形だったんですかね。タイミング的にそんな感じでしたね。

:ちょっともう2年、3年前のことなんであんまり覚えてない。

米将軍が思う、YouTuberとしてのMinecraftの魅力は「一番人間性を出しやすい」ところ

:早速ですね、一つ目のコーナーにいきたいと思うんですけど。YouTuberとしてのマイクラの魅力について伺いたいと思います。ドズルさんもそうだし、米将君も今やマイクラYouTuberとしてめちゃめちゃ活躍してるじゃないですか。もちろん、Supercellに勤めていた時から元Supercell系のYouTuberが活躍してるっていうのは結構嬉しくて。

米将軍:そうなんですね。

:育てたとまでは言わないけど関わらせてもらって。ドズルさんとか米将君もそうだし、HANExHANEさんとか活躍してるのにもすごい嬉しいんですが、まず最初の質問としてはズバリ、YouTuberとしてのマイクラの魅力がどんなものなのかっていう。

米将軍 :YouTuberとしてですよね。多分、今、世に出てるゲームの中で、一番人間性を出しやすいっていう点じゃないですかね、やっぱり。何かのキャラクターをプレイして、何かをするっていうジャンルの中で、一番その人がしようとしてる行動に近くなるのが、多分マインクラフトなんで。本当に何でもできるし、遊び方も人それぞれだし、本当に、ただただ生きてる人もいれば、いろんなもの作ったりしてる人もいるんで、本当に実況者として自分はこういう人なんだよ、みたいなっていうのを一番出しやすいゲームなんじゃないかなとは思います。

:これって、例えばクラロワとかブロスタもそうかもしれないし、より他のモバイルゲームもそうだと思うんですけど、YouTuberとしてコンテンツを出した時に、自分のファンというよりは、ゲームの情報を見に来てる人が多いことって多いじゃないですか。それに対してマイクラは自分のファンを作れるみたいなところが結構魅力っていうことなのかな。

米将軍:そうですね。簡単じゃないんですけどね。本当に人間としての勝負になってきそうなところではあるんで、簡単ではないんですけど、やっぱり人のファンは結構ついてくれるんじゃないかなっていうのは、体感思いますね。

脇 :それはほとんどゲーム内にゴールがないこととか、自由度の高さとか、そういうことなんですか。

米将軍 :そうですね。ただまぁ、結構形態にもよると思うんですけど。僕たちはグループで、3人でやってるんですけど、その掛け合いが今はトレンドなのかなっていう感じがしますけどね。みんなで話しているところを動画に撮って、みんなに一緒に楽しんでる姿を見てもらうっていう。そこがより距離が近いというか視聴者さんと、っていう感じはしますね。すごいYouTuber目線なんで、ファンの人がどう感じてるのかちょっと完全にはわからないですけど。

:掛け合いで言ったら例えば、Valorantとか、APEXとか、そういうゲームを、3人ぐらい、VTuberの方とeスポーツストリーマーの方が、喋りながら実況・生放送して、その喋りの掛け合いが面白いみたいな、そういうのもあるじゃないですか。一方でマイクラはどっちかっていうと、生放送っていう感じよりは多分編集だと思うんだけど、そこは何か違いがあるんですか。同じ掛け合いといってもこっちの方がこういうのが出やすいみたいな。

米将軍 :そうですね、やっぱり1個まず挙げられるのが、Valorantもそうなんですけど、やっぱり5人対5人で、1つのこの1ラウンド勝利っていうところに向けて、いろんなキャラクターが攻撃したり守ったりってするんですけど、1個の目的があってみんなそれに対して会話をするんで、そこに関しては結構、枠の中で、もちろん全然関係ない雑談の話とかもあると思うんですけど、それがメインになると思います。一方で、マイクラって本当に人によってやることが全然違って、会話の幅が割と無限大というか。マイクラの別のグループは同じゲームなのかっていうくらい別の話をしたりとか、別の空気感が生まれたりするんで、そこはやっぱりマイクラの自由度が生むすごさなんじゃないですかね。僕も未だに見ててこんなことやってる人いるんだとか、お前たちはこんな雰囲気なんだっていうのがあるんで、全然違いますね、本当に。

:自由度が高すぎるとコンテンツを作るのが難しそうだけどね。難易度も高そう。

米将軍 :だいたいなんとなく括りはあるとは思うんですけど。建築したりとか、上手い生き残ったりとか、なんかそういうのはあるとは思うんですけど、それでもやっぱ結構幅が広いんで、どんどんなんか海外の人とか見てると、新たなジャンルが生まれてきたりしますね。こんな遊び方あったんだ、みたいな。

マイクラみたいに実況されるゲームにするにはどうすればいい?

:この配信を、ゲーム会社の人も少しは聞いてると思うんですね。ゲーム会社の人にとって、マイクラみたいにYouTuberさんが扱ってくれることなんて夢でしかないと。そこで、例えばソーシャルゲームでもいいし、クラロワとかブロスタみたいなゲームでもいいんですけど、マイクラの何かしらの要素を吸収して、ちょっとYouTuberさんにとってやりやすくなるとか、人間性出しやすくなるみたいなことってあり得ますか。マイクラやってて、「これ他のゲームもここ採用したらいいのに」、みたいな思うことってありますか。

米将軍 :マイクラ、だいぶ特殊だと思ってて。他のゲームって、ほぼ99%言えることだと思うんですけど、次の年のグラフィックが絶対よくなるじゃないですか。ピクセル版でリメイクみたいなのが出たりするかもしれないですけど、基本ゲームって綺麗な方向に進化していくじゃないですか。マイクラって、未だにあのドットなんで。割とゲームの枠組みっていうよりかは、本当にメタバースっていう感じですよね。あれをゲームのカテゴリにどうやって入れるのかっていうのはちょっと難しい話でありますね。

:逆にもうそもそもほとんどゲームじゃないと。

米将軍 :人が入って自由に動く、今のこの3次元の世界とほぼ同じことが2次元で、あの感じの絵柄でできちゃうっていう感じなんで。本当にマイクラ、だいぶ自由なゲームなので…難しい質問ですね。

マイクラ動画の企画の立て方と、それがあまりにも「無限」であるという話

:質問変えるんですけど、企画って基本的にどうやって考えてるんですか、マイクラの。

けんつめし :気になる。

米将軍 :企画はですね…単純に、僕はやっぱ人の伸びてるものを見るところから始めました。それはもうSupercellのゲームをやらせていただいてた時から変わらず、どういう人たちがどういうのをあげて伸びてんのかなというのを見て、それで「こういうの面白いんじゃないか」と思ったものを提案してみたりするんですけど、どんな企画もやっぱ大体誰かやってますね。だからあんまり、僕自身が新たな企画の生み出し方をしてるというよりか、割と既存のものベースが多いですかね。ただ、ほんと同じものをあげても、「誰かがこの企画をあげてたから、この人のグループではこの企画をあげても伸びない」とかは、マイクラはほぼない気がしますね。

 :なんか自分に合ってる企画を見つけてくる嗅覚みたいなところで勝負してるっていうことでもあるのかな。

米将軍 :それはありますね。自分というよりかはグループなんですけど、僕のグループの構成がすごいマイクラ上手い2人と、僕は割と初心者っていう立ち位置でやってるんですけど、最初はどこで他の人と差別化できるのかってなった時に、やっぱり圧倒的に上手い2人がいるんで、こんなすごいことができるんだよっていうのを全面的に出した方が、やっぱりそれは多くの人ができないことなんで、目に止まりやすいっていうのはあると思うんで。一人は建築がすごい得意で、もう一人はプレースキルがすごい得意な人なんですけど、すごい建築を1時間で作ってみたよみたいな。僕がいるので、普通の人はこんなもんだけど、上手い人はこんなだけできるよみたいな比較対象にもなるっていう。結構そういう路線であったりとか。でも、ただ単にわちゃわちゃするような。最近は結構そういうのにも関係なく、わちゃわちゃするような企画も上げたりしますね。本当にこれ、マイクラやり始めてから僕初めて知ったんですけど、本当のマインクラフトっていうゲームは、何か木を掘って作業台を作って、斧を作ってとかなんですよ。でも、Modみたいな改造ができて、それ入れちゃうと本当にマイクラの中でAPEXできるんですよ。だからもうあれですね、無限ですねもう。無限ですね。無限なんで僕もあんまりよくわかってないですね。

けんつめし :そう聞くよね。マジで何でもできるみたいな。

:すごいね。

米将軍 :ただその僕の体感で言うと、すごいクオリティのマイクラのAPEXがあったとして、「このクオリティすごいわ」っていうのをやったとしても、別にそんなに伸びないかなって。視聴者の人は別にそのAPEXのクオリティ見に来てるわけじゃないみたいな。それは難しいところですね。

:いろいろできるっていうところって、自分に合ったものを選べるっていうすごさがある。その分、競争も激しいだろうから、本当にセンスだったり才能があったり努力したいと上に行けないっていうのもあるから、そこで頑張ってるのは単純にすごいなって思うけど。

米将軍 :なかなかそうですね、運が良かったですね、僕は。

:おっと、運が良かったと。なかなか謙虚な。

米将軍 :本当、運でしかない気が、自分の場合は結構運が大きいですね。やっぱり人に恵まれてるところはあるんで。

:あら、素晴らしい。

米将軍 :僕がいい人間だからかもしれないです、もしかするとw

けんつめし :なるほどね、安心したw

:今オチが必要だっていうのを察してくれてw

けんつめし :良かった良かったw

活動のメインタイトルをブロスタからマイクラに変更したわけ

:もう10分しかなくなっちゃってるんですけど、次のトピックがありまして、一旦そっちに移りたいと思います。では、けんつめしさんお願いします。

けんつめし :題して、活動メインタイトルを移った理由と苦労したこと。まず、前はSupercellのブロスタっていうゲームで中心に活動してたと思うんだけど、マイクラの方に挑戦しようかなって思った、その考え始めた時期

米将軍 :考え始めた時期は、でももう本当にYouTubeの登録者3万人ぐらいの時ぐらいじゃないかな。YouTubeでお金貰えるなって思った時から、それは一応考えてはいたかな。

けんつめし :マイクラの方に?

米将軍 :マイクラっていうか、この先、これを仕事にするんならどうやって生きていけばいいんだろうって考えた時に、ブロスタはすごい僕は好きで、本当に好きでやってて、それがYouTuberになっただけの話であるんで、すごい好きなゲームであります。ただ、YouTuberとして長く活動していくってなると、シビアに見た時に、このゲームに共倒れ、言い方はあれですけど、したくないと思って。自分の中で何か、僕っていう人間がコンテンツになって生きていける方法ないのかなとかは、すごいちょっと一生懸命探してたりはしましたね。

けんつめし :なるほど。実際、3万人くらい出て、ブロスタだけでどのくらいまで登録していたんだっけ。

米将軍 :ブロスタだけで8万人くらいじゃないかな。

けんつめし :じゃあ次を考え始めたのは本当に割と早めから。

米将軍 :そうね。でも、移ったっていうか、移ったっていう言い方するとそうなんだけど、もともと何人かで活動したいなっていうのはずっと思ってて、これはでも一緒にやろうって思える人がいたらっていうか。僕はこの人とやりたいなって思った人に声をかけようって自分から思ってたんで、あんま人ベースではやりたくなくてって思ってたんですけど。たまたまそのうちの一人が同じタイミングで同じことを思ってて、それをドズルさんが僕を紹介してくれて、向こうに。僕もちょうど考えてたんで、じゃあやってみるかってなって、3人になってマイクラを始めたっていうのであって。その意味では、結構なんか、僕がマイクラやるぞってマイクラ!みたいになっていったっていう感じじゃないですよね。だから途中までは両立して動画を上げてたし。

けんつめし :両立してるときに、安定して数字が取れたりとか、例えばそれで収入があるわけで、やっぱりもうすでにある程度までいってるブロスタの方が、もちろん多いわけじゃないですか。マイクラの方やってみて、やっぱこういろいろ壁とかあったと思うんだけど、前のゲームに戻ろうかなって思うことってあった?

米将軍 :それはね、戻ろうかなっていうか、動画出した方が見てくれる人はいるだろうし、やっぱ数字が一番苦労するよね、そこは。もともとあったものがなくなるっていう感じだから。でも、結構ブロスタの動画上げると数字はつくんだけど…それは結構ブロスタって、今でも若い子に人気だと思うんですけど、若い子の流行りってすごいローテーションしていくじゃないですか。Fortniteのトップの実況者なんて、もうぐるぐるとっかえひっかいしてるみたいな感じで、本当に好きなものがすぐ変わっちゃう年代というか。結構数字はとれるんですけど、数字とれてるからファンが増えてるのかっていうと、ほとんど僕のファンってあんまりいなかったんじゃないかなっていうのは結構ずっと思ってたことで。割とネガティブファーストの思考なんですけど。それを考えると、マイクラでコツコツやって、「あ、この人いつもいてくれるなみたいな。」ちょっとそういう人が増えてきたなみたいなっていうのをちょっとずつ体感してから、数字とかになびかずに、ちょっとコツコツ頑張ろうみたいなっていうのは思ったかな。それは結構今でも苦労するけど。

けんつめし :はいはいはいはい。長期的に見てか。

米将軍 :何が良い何が悪いとかじゃなくて、本当にもうそこにいる人たちの性質っていう感じで、僕はそういうのを感じましたね。

最近は、17時にお茶の間で自分の動画がテレビ画面に写ってるかもしれないことを意識してる。変なこと言えないw

:マイクラも若い子がたくさん見てるっていうのもあるはあるじゃないですか。で、ブロスタも若い子がたくさん見てる。マイクラの方が見続けてるっていうことなの?どう違うんだろう、同じ若いでも。

米将軍 :これはそうですね、やっぱお子さんと一緒にご家族の方が一緒に見てくださるんで、そのご家族の方が好きになってくださることも、結構多いと思うね。

:あーなるほど。

米将軍 :そこは結構お子さんとお父さんお母さんっていうので、だいぶ、なんていうんですかね。まあ性質が違うっていうんですかね。結構長く見てくれてるんじゃないかなっていうふうに思いますけどね。あんまりコロコロ見てるものを変えてる感じはしないですかね。同じ界隈の違う人を見てたりとか、この人も好き、この人も好きっていうのはあると思うんですけど。そこは本当に、自分がこのゲーム好きで見てるっていう人と、家族で見てるっていうのではだいぶ見方が違うというか。

けんつめし :確かに。

米将軍 :でもお茶の間で流れるんで、ちょっと発言には気をつけないといけないなって思いますけどね、僕。

けんつめし :ちゃんとできてんのそれw

米将軍 :今まで一人でやりたい放題だったんですけど、さすがにちょっとね、これもう3人でやってるし、僕の発言がね、このリビングで17時とかに流れて大丈夫なんかみたいなってのもあるんで、気をつけてます。

:確かにブロスタの時に一番面白かった、好きだったのは、米将軍がユーザーの質問に答えていくみたいな生放送。あれが一番面白かったもんね。

米将軍 :めちゃくちゃな質問者いたんでw ああいうのはできない。できなくもないですけど。

:僕その3歳と5歳の息子がいるんですけど、その上の子はそろそろマイクラ行きそうだなって思うんで。

米将軍 :なんか結構、割と知育の要素もあるというか。なんか一概に最近ゲームが悪いみたいなっていう社会でもないですし。今まで積み木でやってたことをパソコンでできるようになって、さらにでかい規模でできるようになって、なんかコマンドとかプログラミングの要素とかも軽くはあるんで。結構そういう人も多いですね。やっぱマインクラフト一緒にこれ作ってみようみたいなってやってるみたいな。

:やっぱ子どもに見せやすいなっていう。まあほとんどまだ見てないんですけど、見せやすいなっていうのは親としては思う。もちろん全部が全部じゃないけど。

米将軍 :いいと思う。なんか、人の息子さんにいいと思うっていうのもあれですけどw

:もうちょっと米将軍がさらに有名になって。で、うちの息子が米将軍認知したら我が家に来てもらって。「脇さん、いつもお世話になっております」みたいなのをやりたいと思って。

けんつめし :回収の作業に来てw

米将軍 :ちゃんと別日ご飯食べさせてもらえますよね、僕。

:もちろん、もう息子にね、尊敬されるっていうことを考えると、あれ、米将軍くんとかドズルさんとか来たじゃんみたいな。

米将軍 :そうなれば嬉しいですけどね。

:パパやべえって言って、脇んちのパパやべえって。

米将軍 :そうなったらめちゃくちゃ嬉しいですけどね。ちっちゃい子に言われると嬉しいですね。

:本質的な感じするよね、ちっちゃい子が大好きって。

米将軍 :いや、なんかすごい、なんか、我慢してよかったなみたいな思いますね、ちっちゃい子に言われると。いいなって。

YouTuberとしての夢は「水飲んでるだけで同接1万人」

:そろそろ時間が近づいてきてるんですけど、けんつ何か他に聞きたいことなど。

けんつめし :はい、じゃあちょっと最後の質問なんですけど、その、まあ割と長期的にいろいろ考えて活動してるっていうのが今の話からも聞けたんだけど、米将軍のYouTuber活動としての夢とか目標はありますか。

米将軍 :夢。

けんつめし :なんか多分これっていうものが一個あるはずなんですね。どうなりたいかみたいな。

米将軍 :あ、でもね、最近出てきたんだけどね、ライブしたいな。

 :へーーー!

米将軍 :いつかライブしてみたいなって思いますね。

けんつめし :それはオフラインのリアルライブってことですか。

米将軍 :そうそうそうそう。あの、最近まだなんかK-POPのアイドルグループのライブに行って、僕あんまりライブ好きじゃないんですけど、行ったんですけど、なんかステージの上にいる人と見てる人が、同じ人間に思えなくて、人生で一回ちょっとステージに立ってみたいなみたいなって思いまして。

:なるほど。

米将軍 :あとは水飲んでるだけでどうせ1万人かな。

けんつめし :www やっぱでも深い、深いこと言ってた。

:深いな。

米将軍 :ボケてるようで、でも。みんな夢そうだと思うけどな、YouTuber。

けんつめし :でもだって、水飲んでるだけで1万人集められる人って現時点でもいそうだし、そういう思い浮かべた人たちって多分すげートップの人たちじゃん。だから確かになっていう。

米将軍 :ブロスタを使わずとも見てくれる人がいるのかどうなのか、マイクラを使わずとも見てくれてる人がいるのかどうなのか、みたいな究極系が水飲むだから、多分。

けんつめし :なるほどねw

米将軍 :ちゃんと僕はYouTuberもずっと続けたいですけど、YouTuber以外の法人としてのちゃんと仕事もしたいなって僕は考えてます。今、結構目標はそれですね。

:いい話。

米将軍 :いろいろ学生時代勉強頑張ったんで、あんまりそれを全く何もないまま、ずっと生きていくのもちょっと嫌だなと思うんで、いろいろ勉強してきたものとかをYouTube以外の方向でも似たような方向でも、お仕事にできたらなっていうのは思います。

:それはちょっとわかる気がする。僕も勉強してきたことを活用できてるような気がしない時あるから、それはわかるなぁ。

米将軍 :できるのかどうかわかんないですけど

:どっかでつながってくる可能性はあるから、それがどこになるかはわからないけど。例えば僕がSupercellに入社したのは32歳の時だと思うんだけど、それまでは英語ができるっていうのを生かせてなくて、全く仕事で。今後も生かせると思ってないし、もっと言うと生かそうともあんま思ってなかったんだけど、たまたま僕みたいなスキルを持ってる人、経験を持ってる人が必要で、たまたま僕は英語でできたんで、当時のGMとかに誘ってもらえたっていうのがあったんで、いつって意外とわかんないもんだなっていうのは経験としては思う。

米将軍 :まだ25・26年目なんで。

:まだねわかんないよね、いつ何が起こるかは。

米将軍 :でもこれちょっと言ったかもしれないですけど、僕が京大の大学院、っていうか行きたい研究室があってそこに受けたんですけど、公用語が英語だったんですが、行こうと思ったきっかけはSupercellの世界大会の韓国行ったときですね。すごい仲良くしてた人たちとうまく話せなくて、悔しいなと思って。なんかみんなといると楽しいんだけど、自分の言いたいことが伝わると本当に楽しいんだろうなみたいなっていうのを思って、研究はしたいけど英語もしゃべれるようになりたいと思って、ちょっと探してみるかって探し始めましたね。それは両方に人生変わった瞬間でしたね。ゲームに対してもそうですし学業に対して。

:ありがたいね、そういう話を聞かせてもらえると。

米将軍 :すごい良い経験でしたね。

:ヘルシンキーの方にたまにお辞儀をするようにしてくださいw

米将軍 :いや行きたいですけどいつか。

:僕も退職しちゃったし、今ブロストやってないし、もう遊びに行くしかない

米将軍 :僕本当プライベート行くしかないですけど、けんつケンツなんとかしてくれないの?

けんつめし :何?

米将軍 :何なんとか俺をヘルシンキに連れていってくれけんつ。

けんつめし :マジで俺も招待されないといかないからw

:新作が出た時に、プロモーションで、「元ブロスタをやってた人にがっつり新作をやってもらった結果、どうなるか」みたいなのでけんつが交渉するとか。本当に積極的にやってくれるって言うから、一回連れて行っていいですかみたいなのはゼロじゃないですよ。

けんつめし :確かに、めっちゃおもしい奴がいてって言って、全然ゼロじゃない。

:ゼロじゃないと思う、その企画次第だよね。

米将軍 :本当ですか?

けんつめし :絶対サウナのVLOGとかないと。

米将軍 :ドズさんとかも連れて行って、責任を分散したい。俺一人に責任を押し付けられるとちょっとあれなので。

次回は8/23、ゲストはFENNEL創業者の仏さん

 :じゃあ、そんなこんなでちょっと。

米将軍 :いや、もうあっという間ですね。楽しかったです。

けんつめし :話し足りない分は今度また飲みにでも。

米将軍 :もうぜひぜひ、また行きましょう。最近話せてないのでもう何でも、僕で良ければ。

:いいに決まってるでしょ。

米将軍 :聞けないここで聞けないことも全部話していただいて。

:ないけどw じゃあここでちょっぴりお知らせをさせてください。まず次回のゲームコミュニティラジオは再来週の水曜日。いつもは木曜なんですけど再来週の水曜日8月23日からの、時間は同じで21時半からを予定しています。そしてゲストなんですけれども、とけんつめしさん、お願いします。

けんつめし :はい、次回のゲストはFENNELの創設者でもあり、荒野行動のストリーマーまでもある仏さんです。

米将軍 :すごい

けんつめし :俺もね、FENNEL入ってるんで、お世話になってます。

:いやー、米将軍からのFENNELの仏さん。大物が続いててありがたい。

けんつめし :うん、ありがたいですね。

米将軍 :すっげーなんか、俺めっちゃYouTuberみたいな感じだな、そうやって考えると。

:いやいやいや

米将軍 :経営もしてる人をつぎにぶち込まれた。

:めちゃくちゃ活躍してるでしょ。マジな話、僕からしたらもうすごい活躍してる方々っていう感じよ。

米将軍 :いやいやいや、もう一生自己肯定が上がんないんであれですけど。

けんつめし :俺もマジで。普段言わんけどマジ尊敬してる。

米将軍 :いや、てかもう、俺になってもらったらわかるけど、全然俺自己肯定が高くないから。もう飲みに行こう。

:その他お二人様、告知何かありますか?

けんつめし :大丈夫です僕は。

米将軍 :さんちゃんく!っていうグループで活動してます。よかったら一度見てみてください。

:はい、皆さん、動画見た上で、チャンネル登録の方よろしくお願いします。お願いします。というわけで今日は改めてありがとうございました。じゃあ一人づつ感想でも言っていきましょうか。僕としてはやっぱり、前にから付き合いのある米将軍くんが違うゲームで活躍しててその話を聞けたっていうこと自体ですごく今、ハッピーな気持ちでいます。やっぱりマイクラすごいなっていうのをなんか改めて肌で感じることができてすごい勉強になりました。僕もゲームのマーケティングの手伝いとかしてるんで、そういったときにやっぱりなんでマイクラってすごいんだろうって思うことってあるんで、本当に今日は勉強になってよかったです。ありがとうございます。

けんつめし :それこそ米将軍とは遊んだりもするし、タイトルも近かったのもあって知ってる存在だったんだけど、マイクラに行ったときに、ついに挑戦してるなって思って見てたんだけど、俺の中で米将軍って面白いってイメージだったから、その米将軍が成功できなかったら相当シビアな世界だなって思って見てたんだけど、ちゃんとね、コツコツやっていってたからすごいなとも思ったし、ちょっと羨ましいなともね思った。そういう裏側の話を聞けてすごい面白かったです。

米将軍 :いやー、これちょっとマジで1個だけ言いたいんだけど。けんつめし、俺おもろいと思うやん。俺も俺がおもろいと思ってたんよ。ただね、世の中の面白いって全然違った。俺は別に面白くなかった。あの、俺より面白い奴がいたとかじゃなくて、やっぱね、なんか違うんだよ。だから別にあんま俺面白くないかもしれない今。

けんつめし :そこだけでまだまだ話せそう。それはまた別で。

米将軍 :でも本当に、真面目に話す機会が最近生きてきて全然ないので、ありがたかったのと。まあそうですね、僕ちょっとゲストってかなんか僕ばっかりこう話すのそんな得意じゃないで、脇さんと、けんつめしの話も聞きたかったんで、ちょっと物足りなさはあります。またこうなんですかね。次回、ちょっと期間が空いて、もしお声掛けさせていただいたときは、もっといろんなことを話せるようになっておきたいなって思います。

:ぜひお願いします。楽しかったですね。というわけで今日はこの辺にしたいと思います。本音で語るコミュニティラジオ、本日の相手はSideの脇と

けんつめし :FENNELのけんつめしと

米将軍 :米将軍でした。

:再来週の水曜日ゲストはFENNELの仏さんです。バイバイ。

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