スクリーンショット_2018-12-24_18

「CyberLiG」という会社を設立します。

こんにちは。夏川です。

今回も表題の通りですが、ご報告が。

本日、サイバーエージェントの100%子会社として、株式会社CyberLiG<サイバーリグ>を設立することになり、代表取締役社長になりました。取締役の馬場と共に全力疾走します。

事業内容は本日出したプレスリリースにも記載されておりますが、ライバー(生配信者)のマネジメントやキャスティング・企画制作を行う会社を立ち上げます。

プレスリリース→https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=22631

サイバーエージェントにはAbemaTVやOPENREC、 FRESH LIVEなど様々な動画系事業があります。

こう言った中で、CyberLiGでは動画、特にLIVEドメインを盛り上げられるような国内NO.1のLIVER事業の会社にしていきます。

また、サイバーエージェントに甘えるわけでは決してないですが、グループには上記以外にもRAGEやMakuake、アメーバ、各種スタジオなど、ありとあらゆる資産が存在するので

グループ内連携も駆使してマネジメントや広告案件などもこなしていきたいと考えています。

さて、CyberLiGは、前回のnoteで記述した「スタートアップチャレンジ」から生まれた子会社で、私が藤田社長に提案して設立に至った会社です。

この事業を設立したいと思った背景としては、私自身が学生の頃からライバーやインフルエンサーの活動をしていたのですが、

インフルエンサーと呼ばれる人たち個人個人の(あえて強く言いますが)賞味期限が非常に短く、時代と共に淘汰されて行ってしまうという課題が目に焼きつくように感じました。

私もそうだったし、一緒にインフルエンサー活動を行っていた方々の殆どが活動を辞めざる負えなくなり、失業(オワコン)のような状態になっています。

そんな課題を解決するには「インフルエンサーを職業にするしかないし、そのための事業を行いたい」と大学院生であった3年前から強く感じておりました。

そう思っていたここ2、3年でインフルエンサー業界は大きく変化が。

1つ目は、YouTuberの存在。ここ数年でYouTuberの市場は大きく拡大し、私が課題解決をしたいと思っていた<職業>とまで変わってきました。

グループ会社のCAヤングラボ(現:Cyber Now)の調査によると来年の2019年には推定400億ほどの規模になる見込みです。

ソース:https://markezine.jp/article/detail/27843

じゃあ「YouTuberになればインフルエンサーとして職業になるじゃん?」という疑問があるかもしれないですが、

YouTuberになるための大きな障壁になるのが編集(技術・時間・継続の大変さ)だと思っています。

これでは世の中の素質があるインフルエンサーが埋もれかねません。

そこで2つ目が、「TikToker」や「LIVER」「インスタグラマー」の出現です。

彼らの特徴はいわゆるミレニアル世代、Z世代の人なら誰でも使いこなせるであろうスマホアプリのみで簡単にインフルエンサーとして活動ができているところです。

<TikTok>で稼げているという人はまだいないと思いますが、TikTokフックで著名になり、タレントへ転身した人も出てきています。(私の肌感では、正直認知を増やしたいのであればYouTubeの次に強い動画プラットフォームだと思っています。)

<LIVERに>関しては、3年前のツイキャスが大流行していた時代と違い、認知力を上げるのには正直向いていないと思います。

ただ、濃いファン(人気)を上げるのにはかなり向いており、LIVE配信だけで月に数百万稼げるLIVERも国内に出てきました。

人気と認知の違いがイマイチよく分からない方はこちらの記事が参考になると思います。

ソース:https://appmarketinglabo.net/showroom/

<インスタグラマー>は投稿も画像中心で専業でなくても比較的運用がしやすいです。広告案件もつきやすいという特徴があります。

要は何が言いたいかというと、YouTubeより個人の参入障壁が低いので、日頃スマホを使い慣れている人なら投稿しやすく、

継続もしやすいので、参入障壁がきっかけでインフルエンサー活動ができなかった層がこれらのアプリの出現で参入しやすくなっている&稼げるようになってきており、

着々と<職業化>が進んでいるのです。

では、この中でナゼLIVEドメインに参入したのか?

<職業化>が進んでいると言ってもLIVEドメインは、実はプラットフォームでいうと国内で一強がいない状態です。

売り上げランキングも下記の画像のように順位とおおよその数字は出ているのですが、各プラットフォームがまだまだブースト費を割いているフェーズなので一概にこの順位がアプリの人気ランキングとも言えません。

特に17LiveやDokiDoki Live、Live.meなどの海外アプリは多額の資金も持っているので、「これから来る感」もまだまだ感じます。

ソース:https://note.mu/marketing/n/nc1db5ce8d937

こういったこともあり、LIVEドメインはまだまだ未成熟です。そしてLIVERも未成熟状態であります。

そんな未成熟市場を成長させていきたいと思い、本ドメインに参入いたしました。

そして、市場が落ち着いた時にLIVER達が本当に稼げて<LIVERが職業になる>ように、私たちCyberLiGではLIVERをマネジメントしていきます。

ここから新しい時代を作っていきます。

関係者の皆さん、是非お力添えのほど、何卒よろしくお願いいたします。

代表取締役社長 夏川

Twitter



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?