良質なたんぱく質の正体
「良質なたんぱく質」の定義について。
アミノ酸
体内のタンパク質、食品中のタンパク質は共に20種類のアミノ酸で構成され、それぞれ必須アミノ酸・非必須アミノ酸に分類されます。
必須アミノ酸
体内合成が不可能なアミノ酸になります。
9種類存在します。
非必須アミノ酸
体内合成が可能なアミノ酸になります。
11種類存在します。
アミノ酸スコア
「アミノ酸価」とも言います。
タンパク質の質を表す一つの指標になります。
特に必須アミノ酸の含有量を表しています。
具体的に食品に含まれる必須アミノ酸の含有量が、
国連食糧農業機関(FAO)、国連大学(UNU)、世界保健機構(WHO)によって決められた基準を満たしているかいないかで評価するものになります。
9種類全ての必須アミノ酸の含有量が基準値を満たしている場合、アミノ酸スコアは100になります。
いわゆる良質なタンパク質です。
具体的な食材と注意点
動物性たんぱく質の多くはアミノ酸スコアが100になります。
お肉や魚、卵などですね。
しかし注意も必要です。
当たり前ですがエネルギーが過剰にならないことが一つ。
そしてもう一つは飽和脂肪酸量です。
いわゆる動物性脂肪です。
魚に関しては別ですが。