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胸椎回旋の評価とアプローチ。

料理面倒なマッチョ達、トマト缶使いがち
小林です。

ベンチプレスで肩を痛める方や、ワンハンドーで骨盤が一緒に回旋してしまう方にとってお勧めの記事となります。


可動域評価

先ずは可動域の評価を行いましょう。

正座で行う理由ですが、股関節を屈曲させる事で股関節の内・外旋や骨盤の前・後傾と言った代償動作を無くすためです。

更に肩や肩甲骨と言った上肢帯の影響を限りなく無くすために、剣状突起に手を揃え脇を開きましょう。

正常可動域は45-50°と言われています。
真上から見るのが良いです。


右回旋
左回旋

僕の場合やや左回旋可動域が狭く、右回旋を得意とします。

この場合脊柱の形状は )← こんな感じで逆Cの字をしていると予想できます。

脊柱の左側の筋群が短縮位な訳です。
左側屈を得意とし、右回旋を得意とします。

多裂筋の働きは同側側屈・反対側回旋ですので。


今回は脊柱の形状からアプローチしていきましょう。

)← こうなっている脊柱を (← こっちに誘導すればよい訳です。

棘突起を手で捉え、左側に押し込んでいきましょう。
上から下まで万遍なく行います。


このような手技はあくまで一時的なものですが、可動域は例の如く脳からの指令ですので、”行けるようになっている”と言う認識が大切です。

記憶が亢進される事が重要です。



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