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【やってしまったことは仕方ない。これからどう生きるか、それが大事だろう?】


12月23日、

最愛の父が旅立ちました。
(2023年12/29の転載です。忘備録)


「としちゃん、失敗したと感じる出来事が起きても、原因を追求せず、前を向き、これからをどう生きるか。
それが大切だよ😊」

と、優しくて教えてくれる人でした。
   

私が生まれて間もない頃、
家族のキャパシティオーバーにより
私に手をかけられなくなり、
仕事帰りのお父さんが毎日おぶってくれてたと聞きます。

そんなことがあったからなのか、私もお父さんが大好きだったし、お父さんにはヒラっ可愛いがりしてもらって、大切に愛してもらった記憶しかありません。
   

夏の暑い日は、お風呂上がりに野球見ながら枝豆とビール
枝豆を枝から外す作業も
お父さんが喜んでくれるだろうなぁって
うれしかったし

巨人が大好きで
野球を見ながら豪快に飲むお父さんの膝の上で
電車ごっこしてもらったり
お膝で滑り台してもらったりするのが大好きでした。

毎晩お父さんが帰ってくるのが待ち遠しくて、玄関の扉の音がすると、飛びつき出迎えて、たくさん抱きしめてもらいました。

仕事帰りのお父さんの髭は
じょりじょり痛くて
また、冬の頬はとても冷たくて
でも、それもぜんぶ、うれしかったし、心地がよかった

   
日曜日の午前中は庭の手入れか、自身の勉強の時間。
父の書斎で、静かにしていれば一緒にいられたから、一言もしゃべらずに寝そべって絵を描いてました。
見上げると、お父さんの顔があって、安心で、それだけで幸せだった

庭の手入れでは、ノコギリの使い方、
釘やトンカチの使い方を手取り足取り教えてもらいました。
言葉で伝えるだけでなく、やって見せてくれる人でした。
幼い私にもわかりやすいように
ひとつひとつ、道理から教えてくれました。

やってみた事にほめてくれて
次の課題を教えてくれ

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

まさに、そんな人だった。
   

おかげで、今は、腰にノコギリ、手には大きなハサミ持って、ハシゴ登って、手入れしているよ
やっぱり、木であっても、美しく仕上げるのが好き!
仕事以外の趣味ができたよ
ありがとうね!
   
   

お父さんのサラサラした、大きな手が大好きだった

まともに怒られた事なんてない

いつもいつも、私がやりたい事を応援してくれて、愛してくれた

大きな愛で包んでくれた

大好きな大好きなお父さん

    

ずっと帰りたかったお家にお父さんが戻ってきて、泣きながら宴会してごめんね

さみしくさせたくなかったんだよ
   

隣にお布団も敷かず、コートにくるまって寝てごめんね
お布団で寝て、お線香を絶やしたくなかったんだよ

目を閉じて、開けてみると、
お父さんの顔がある
幸せだったんだ

亡くなったお父さんの髪の毛も切ってみたり、眉毛も鼻毛も切ってカッコよくしてみたり 
常識外れでごめんね。

きれいにして送り出す事くらいしか、わたしには思いつかないの

全部、私なりの愛のカタチだから、
やさしいお父さん、許してね

   
   

魂は、意識は、永遠に繋がっている。

そう解っていても

やっぱり

さみしいね

   

どんなに悔いが残らないように
って思って行動しても

もっとなにかできたんじゃないかって
いくらでも思い浮かんじゃうし

どんなに感謝しても
仕切れることなんてなくて

涙が止まらない

   

お父さんが、私にどうしても使いたかった
「寿」という漢字

「寿美の寿には
ことほぎって意味があって

お祝いの、よろこばしい言葉って意味があって

としみんが生まれたことが、もう、喜びでめでたいことだったんだと思う

生まれただけで、大成功で

尊い、愛おしい存在だったんだと思うよ

それは今も変わらない」
   

私が

「人は生まれながらに完璧な存在」

そう思っているのは

お父さんが、思っていてくれてたからなんだね

ありがとう

これからも、

お父さんから受けた愛情を

たくさんの人が
幸せになって
愛が溢れるように

"Pay forward"

していくね
   

力を貸してね

これからは
私の心の中で
いつも一緒

これからは
ずっと一緒

姿が見えなくても、これが最期なのではなくて

「またね!」だもんね

次に会ったら
かけて飛びつくから
おっきな腕で抱き留めてね

大好き!!!
お父さん!

最後まで

ただつらつらと
私の気持ちの書き込みを
読んでくださった方がいたら
ありがとうございました

これからも
どうぞよろしくお願いします

(葬儀は明日なので、これでもまだ冷静なうちにご報告させいただきました。
心を寄せ、としみん、どうしたー?と、連絡をくださった方々、どうもありがとうございました)

今回の事により、ご予約を延期させていただきましたお客様、ご理解いただき、どうもありがとうございました。今後のご予約について、個別でご連絡させていただきます。年明けになってしまってよろしかったら、お日にちを決めさせてくださいませ。

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