透き通るような黄色
最近時間がとれなくて、季節外れになってしまいまいしたが、
秋に作った詩と、撮った写真を載せたいと思います。
透き通るような黄色
君たちが透き通るような黄色だったということを
僕は忘れないよ
君たちが透き通るような黄色になったということは
君たちがもうすぐ落ち
道路や草むらの上や
下水道の柵にはさまり
君たちが粒子になるってことだけど
それでも僕は
君たちのことを忘れないよ
good-bye
僕が同じように粒子になる日まで
good-bye
僕の粒子が君たちの粒子に出会うその日まで
もっともその時
僕はもう僕ではなく
君たちももう君たちではなくて
僕と君たちが
何か同じものの一部になっているって可能性も高いわけだけど
それでも僕は
君たちのことを忘れないよ
でもうれしいな
また楽しみが一つ増えたわけだから
だって僕は
君たちのその
透き通るような黄色に
長い間憧れを抱いていたんだ