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「練馬城址公園整備計画の見直しを求める陳情」経過報告(1)

「練馬城址公園整備計画の見直しを求める陳情」に関する活動を進めております「としまえんの思い出と魅力をつなぐ会(略称:つなぐ会)」(以下「会」といいます。)に関しまして、前回は会のメンバー紹介をさせていただきました。
さて今回は、陳情提出後の経過および今後の予定等につきまして、ご報告させていただきます。

1. 陳情提出後の経過および予定
「練馬城址公園整備計画の見直しを求める陳情」(以下「陳情」といいます。)を東京都に提出し、2021年9月15日に受理されました。
同時に皆様方にも陳情の署名をお願いし、お陰様で、合計707名の皆様からの署名をお預かりすることができました。
多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。

今後の予定は、2021年11月25日に都議会「環境・建設委員会」にて審査が行われ、12月に開催される第4回定例都議会で議決予定です。
なお、採択または不採択の決定は、11月25日の委員会の中で、委員の多数決にて行われます。

2. 各会派(都議会議員)への事前説明
陳情をただ提出しただけでは、議員の皆さんに私たちの思いが伝わらないと考え、以下のアプローチをしてきました。

(1)担当議員さん宛、書面による事前説明実施希望の文書を郵送
9/15に受理された後に、東京都の議案法制課により陳情内容が整理された「文書表」が作成されました。
文書表は当陳情の所管となる委員会の委員である都議会議員全員に配布されます。
本会議(第3回定例都議会)にて、当陳情は所管である環境・建設委員会(以下「委員会」といいます。)に付託されました。
文書表が各議員へ配布されるのは10月初旬ですので、それに合わせ、委員会の議員さん14名全員に、陳情の趣旨および事前説明をさせていただきたい旨の文書を郵送いたしました。

(2)都庁内各会派都議団控室への電話によるアポイント
文書郵送数日後、都庁内にある各会派都議団控室に電話をかけ、事前説明したい旨を直接議員さんに働きかけました。
議会が開催される日は議員さんが登庁しておりますので、日を選んで電話をしたことから何名かの議員さんとは直接お話ができました。
登庁はしていても、お忙しく直接電話口に出られないケースも多く、その場合は、事務局の担当者さん等と継続的に電話やメールにて調整、または、議員さんの事務所に直接連絡を入れる等、臨機応変に対応しました。
ただ、今回たまたま10月の衆議院選挙と重なってしまい、ほとんどの会派が10月中は忙しく、11月になってからの調整を希望されたため、10月中の説明会実施はできませんでした。
11月に入り、各会派、議員さんとの具体的な調整を本格的に行いました。
時間も限られていましたので、調整もギリギリまで行い、予定の詰まっている議員さんの合間をぬうような直前のアポイントを取り付けることもできました。
直接の面談が叶わなかった会派、議員さんには、説明会用に作成した資料(後述)を郵送いたしました。

(3)事前説明会資料の作成
陳情内容をより詳しく、また、私たちの思いが伝わるよう、説明会用の資料を作成いたしました。
資料は陳情の3つの願意に基づき、図や写真等も盛り込み、カラー刷りで見やすいものを心掛け作成しました。
この資料につきましは、近いうちに、こちらでもご紹介したいと思います。

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(4)議員さんに対する陳情事前説明会の実施
11月に入り、調整がついた会派の議員さんとの説明会を順次実施いたしました。
直接現地としまえんを見たいという会派もありましたので、その際は、としまえん脇のマンションに居住しているメンバーの協力により、マンション屋上から工事中の現場をご覧いただきました。

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実際に上からとしまえん跡地を見下ろすと、既にスタジオツアー施設の大きな建物がほぼ出来上がっており、その威圧感たるや、想像を超えるものでした。
現場での視察は2会派の議員さんに行っていただきましたが、2回とも好天に恵まれ、その先には富士山も望める中、住宅地の中に突如として現れた巨大な人工的な建造物は、やはり違和感がありました。
百聞は一見にしかず、視察いただいた議員さん方にも大きなインパクトを与えたご様子で、とても有意義な視察ができたと仰っておられました。
場所を提供してくれたメンバーにも感謝です。

以上、これまでの経過についてのご報告です。

議員さんに対する陳情の事前説明は、結果的に、実施できた会派と実施できなかった会派がありましたが、現場での視察の有無に関わらず実施できた際の印象では、概ね好意的にご対応いただけたと感じております。
ただし、採択の可否については、議員さんのお考えだけではなく、会派としての方向性や立ち位置にも大きく委ねられる部分がありますので、政治の世界の難しさも実感いたしました。

いずれにいたしましても、多くの会派、直接お話をお聞き下さった議員さん方には大変感謝いたしております。
時間に限りがあり、やり残した感もないわけではありませんが、それでもメンバー各々の前向きな活動のおかげで、最後まで出来得ることはやり遂げることができたと思います。
あとは11/25の委員会の審査を待つばかりです。

最終的な結果がでましたら、また改めて総括をさせていただく機会を設けたいと思っております。

引き続き会の運営に関しましては、皆様方のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。




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