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『ぶつぶつ、独り言』…第十三話👶

憧れていたポンタさんに会えて、誘われたからと言って沢田研二さんのコンサートに図々しくも、当時の京都会館第一ホールに観に行く…という厚かましい事をしていたボクですが…👶

その後も、大阪に色々なアーティストやミュージシャンとライブで来られているポンタさんを観に行ってました🏃‍♂️

その頃は、ポンタさんが参加しているアルバム(レコードですが)を中古レコード店で探す事もしていました🔎

かなりのセッションをこなしておられたポンタさんでしたが、雑誌(ドラムマガジン)のインタビューで出てきた名前から探したり…アルバムの裏ジャケットでメンバーのクレジットが載っていたら、そこから探したり…。

当時はコピーするよりレコード集めをしていた感じです。

そして確か…大阪のamホールに近藤房之助さん達とブルース的なライブで来られた時に
…さすごにもう自分でチケットを買って行ってましたよ😁

会場に入るとバー・カウンターでポンタさんが飲んでおられたので🍺、ご挨拶をすると…

👑『あ、お前また観にきたの?』

なんて話していた時に…

👑『…あ、そうだ!お前が言ってた○○ちゃん(結婚式で演奏した有名アレンジャーのお方の名前)ってニセモンじゃねぇのか?😤』

🐢『…え“っ?😨…』

👑『京都で○○ちゃんのニセモンがいるって噂だぞ!そいつはどんな見た目だ?言ってみろ?😤』

🐢『えっと💬ああで👱‍♂️、こうで🎤…』

👑『○○ちゃんは全然そんなんじゃねぇよ!😤』

🐢『…あ、そうなんでか?😵、すみません🙇‍♂️…』

👑『お前がウソついてるとは思ってないけど、そんな奴はオレは許さねえからな…もし、またそいつに会う事があったら言っとけ!😤』

🐢『…はい…🙇‍♂️』

エライこっちゃです😱

全く予想もしなかった展開…😂

あの○○さんと思ってた人ってニセモンなん?😨
かなりの業界通だっただけって事?😨

今の時代ならインターネットで簡単に調べられますが…あの頃は…ご本人さんの容姿も知りませんでしたし…😓

ボクはギャラも貰ったし…ポンタさんにも会えたし…って言うか、あのニセモンが『言っといてやったから会ってこいよ』って言った事をまに受けて言ったけど…アレって、ボクが勝手に行ってポンタさんに○○さんの名前を、語ったって事ですよね?😓

結婚式以降、その自称○○さんともご縁はなくなっていましたが一体何だったんだろうか…😨

※それから、暫く経って一緒に演奏したメンバーから…結婚式後にその自称○○さんは何処かに居なくなってボクが貰ったギャラも声をかけてくれた昔の音楽仲間が自腹でくれた…と判明…😭

さっぱり訳が分からないまま、客席の後ろの方のテーブルが空いていたので座ってました🧎‍♂️

ポンタさんは優しい方なので、ボクが○○さんの事を語って会いにきた…とは思って無かった様なので安心しましたが、ライブを観る前にテンションがカダ落ちな心境でした😨

暫くすると、ポンタさんが…
👑『お前、1人か?、ここ座って良い?』

と言ってボクの向かいの席に座られました😵

周りのお客さんもボクとポンタさんが居るテーブルを不思議そうに見てました🙃

👑『お前、どんな音楽やってんの?』
🐢『あ、少し前までハード・ロックなバンドやってました🥁…』

👑『ハード・ロック?古い言葉言うじゃねぇか?…お前のやってたのは“ヘヴィメタ”っつうんじゃねぇの?🤣』
🐢『はい、“ヘヴィメタ”です😅』

と、とっても優しいポンタさんです😁

…これはチャンスですよね?
あのドラム・ヒーローのポンタさんを独り占め出来るなんて🙌

よし!色々聞くべし🙋‍♂️

🐢『あの…ハード・ロック…いや、ヘヴィメタをやっていた時に、デカイ音のドラムを求められたのですがボクには出来なくて…いつも余計に力んでしまって…』
👑『ただ力を入れたデカイ音ってのはキレイな音じゃないんだ!10インチのタムを思いっきり叩いてみろ!音は割れるんだ!そんな音はキレイな音なんかじゃねぇ!楽器を鳴らすってのは…』

現代の日本では身体を上手く使うための奏法も一般的になりつつありますが、その頃はそんな奏法の情報もほぼ無かったですが、ポンタさんはドラムを始める頃から身体の動きや呼吸にも気をつけて実践しておられました。

🐢『ポンタさん、様々なジャンルの音楽を演奏されてますよね。どうやって勉強したんですか?』
👑『あ?、勉強なんてしねぇよ』

🐢『松岡直也&ウィシングなんて、無茶苦茶カッコいいです!どうやって勉強したんですか?』
👑『勉強しねぇよ』

🐢『でも、ジャズも叩いたり何でも出来るじゃないですか?どうやって勉強…』
👑『勉強なんてしねぇって言ってるだろ!?😤』

💥💥💥

👑『ひとつ教えてやるよ。お前らとは音楽の“聴き方”が違うんだよ!
お前らはアルバムを1回聴いたら“○○のアルバムを聴きました”って言うだろ?そんなモン、耳を通しただけなんだ!オレは好きなアルバムはレコードの溝が擦り切れるまで何度も何度も聴いて、また同じアルバムを買い直して繰り返し聴いて、また買い直して、これを5回くらいやって初めてその“アルバムを聴いた”って言うんだ!だから本当に聴いたって言えるアルバムはそんなにないんだ!』


そして…

🐢『ポンタさんのリズムやフレーズって本当に躍動感があってカッコイイです。どうやったらそんな風に叩けるんですか?』

👑『あのなぁ…お前らは直ぐにバチ(スティック)を持って叩くだろ?オレはなぁ、直ぐには叩かないんだよ。リズムパターンやフレーズを自分の中で歌って、歌って、歌いまくって…それからやっとバチを持つんだ!そしたら身体は勝手に動いてくる!難しいフレーズがあっても歌うんだ!歌えるフレーズは叩けるんだよ!自分で歌えないフレーズは絶対に叩けねぇ!分かったか?このヤロー!😤』

※この時に呼吸や身体の動きについてもお話して下さいましたが、お子ちゃま過ぎたのと、緊張と興奮もあったので正確に覚えてません🙇‍♂️

後に、ポンタさんの教則ビデオやDVD等で仰られていますね。

本当に神様の仰る言葉は重たいです🏋️‍♂️

そして、感謝ですね🙇‍♂️
ボクなんぞにそんなお話をして下さるなんて…😭

そして、その後お出しになられた一作目の教則ビデオの撮影の話も聴かせてくれて…

👑『じゃ、そろそろ時間だからオレ行くわ☝️』

カッコイイ🤩

暫くは、ポンタさんにかぶれていたのは言うまでもありません🏃‍♂️

ポンタさんの原点な映像

with 山下達郎



伝説の KYLYN

ボクがお会いできた頃のポンタさん


MOBO III / SPLASH

ボクの人生を振り返ると本当にラッキーな事、ありがたい事、感謝しきれない事が多かったです🙇‍♂️

ぶつぶつ…

また🙋‍♂️

🐕‍🦺🐕‍🦺🐕‍🦺🐕‍🦺🐕‍🦺

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