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ものづくりに取り組む上で論理的に捉えてやることも大切ですが、感覚的に捉えることも同じぐらい大切なことだと考えています。
工房内の湿気が多い日、カラッと乾いてる日によって糸が膨張したり伸縮したりするので微妙にテンションの張り加減を変えたり、ぬれぬき技法(緯糸を水に濡らした状態で織りあげていく)ですと、夏場は渇きがはやいので糸の湿り気加減を手触りで確認しながら調節したり数値化できない作業がいくつかあります。
想定通りにいかないこともあり大変な工程なのですが、快適さ便利さ以外の世界に存在する豊かさに触れてる気がしていて大切にしている部分です。
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