忙しいオヨメサンに食事をあてがうグルメな夫
このごろオヨメサンが忙しい。頭がパンパンになり、料理ができないらしい。料理のために頭を使いたくない、というのが日ごろからオヨメサンの本音だから、驚くに当たらない。しかし、いつもは野菜を切ってくれるのに、お手伝いもほとんど期待できないのは痛手だ。
忙しいオヨメサンはおなかをすかせて帰宅する。ミーゴレン(インドネシアの焼きそば)をつくっておいたら、大喜びでたいらげた。
グルメな夫が仕事ででかけると、オヨメサンは作り置きの料理を消費してすごし、グルメな夫が帰宅するころには食べ物がつきている。
ところが不思議なことに、オヨメサンは昆布〆刺身だけは作る。昆布〆は頭を使うことなく、勝手に手が動いて作れるらしい。
昆布〆がある日は、グルメな夫がご飯を炊き、オセンオセン(インドネシアの家庭料理、野菜の炒め煮)をつくれば、夕食できあがり。しかし、グルメな夫は料理はするが、食器を選んで盛りつけて食卓に並べるのが苦手だ。
そこはテーブルコーディネートが趣味のようなオヨメサンにまかせよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?