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グルメな夫、クミンに踊らず

2019年にインドのゴアに行ったとき、クミンシードを入れた皿を渡され、部屋で時々クミンシードをそのままバリバリ食べていた。ゴアには醤油がなくて味付けの主体がスパイス。
「スパイシーなインドのローカルフードを食べ続けると、お腹をこわすからね。」
と言う姉は、実際、初めてゴアに行ったとき1週間でお腹をこわしたのだそうだ。だから、消化促進効果があるクミンシードを食べるようにアドバイスしたのである。
びっくりしたものの、クミンシードは意外においしい。インド料理には欠かせないスパイスだが、インドネシア料理にも使うのかとグルメな夫にきいてみた。
「もちろん使うよ。オポール(鶏肉のココナッツミルク煮込み)に入れるよ。」
なくても大丈夫だが、クミンを入れると香りが違うのだと言う。

クミンシードを我が家の普段の料理に使えるだろうか。試してみたら、インドにはない醤油とインド料理に欠かせないクミンの組み合わせが意外なおいしさである。すごい!しかし、グルメな夫にとってスパイスは何種類も混ぜるのが常識らしく、反応がうすい。がっくり!

材料は大根、人参、薄揚げ、味醂、醤油、クミン

ゴアで最高においしかったグリーンチャツネ。ゴアで食べたたくさんのご馳走から1つだけ食べられると言われたらこれを選ぶ。もちろんクミンだけでなくいろいろ混ぜる。グリーンなのはコリアンダーの葉を入れるから。(入れないものはココナッツチャツネと呼ばれる。)

ブレンダーにかける前のグリーンチャツネ:ココナッツをダイス状に切ったもの、赤玉ねぎ 、ニンニクのみじん切り、コリアンダーの葉たくさん、生姜の薄切り少々、タマリンド、クミンシード 、ターメリックの粉 、グリーンチリひとかけ 、塩 
ゴアで最初の朝食:ドサ、ジャガイモのバジ、赤アマランサスの葉、グリーンチャツネ、パパイヤ


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