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JOPT 22:GF

奇跡の上振れからなんだかんだであっという間に1年が経ち。
気づけばあっという間にGW。またこの季節がやってきました。

皆様ご無沙汰しております。としです。

直近あまりにも不甲斐ない感じで書く気力すら無くしていましたが(苦笑)、今回はかなりのロングスパン、なんと休みぶち抜きの8日間。せっかくなので参加したトナメについて幾つか書いてみようと思います。
「なんか一人で楽しそうだなこいつ」といった感があるかもしれませんが、生暖かい目で(←)お付き合いいただければ幸いです。

NLH Knockout Legends。

2月初旬。いつものようにサテライトに顔を出していた頃、運営から1通のメールが届きました。

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この度、4月28日に開催するBountyイベント NLH Knockout Legends にご招待したく、ご連絡をさせていただきました。
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まさかのバウンティトナメのお誘い、しかも招待枠。非常にありがたいお話なんですが、ダイヤモンドの自分にとってバウンティトナメはシャークだらけの水槽に放り込まれた小魚のようなもの。場を汚すことにならないだろうか、なんて考えたりもしますが、とはいえ変に取り繕ったところで始まらない。せっかくのお誘いですし場が盛り上がればそれでいいか、と開き直りお邪魔させていただくことにしました。

会場着いて受付を済ませると、シートカードと共に「テーブルに置いてください」となんか渡される。なにこれ。

…レジェンド。笑

なるほど。
はーい皆さん、ターゲットはここですよー(違うけど違わない)。

謎な脳内一人芝居をしながら卓につき。「お願いします」と挨拶を交わした…ところまではよかったのですが、旗を見た瞬間露骨に全員の目の色が変わった気が。
いや、そんなに怖い顔しなくても…。しかもよく見たら既にこの卓バウンティいらっしゃるじゃないですか(汗)全員がバウンティのトナメとはまた違う空気。特定のバウンティってこんなに違うのね。始まる前から既に若干萎縮。

まぁそんなこと言ってもしょうがない。レジェンド勢内で1トビはしないよう硬めにやってきますかね、なんて思っていたら開始早々入ったのがKK。既にオープン入ってますしいくら自分でも当然の3ベット。オリジナルから4ベット来たらコール留めかなぁ、なんて余計なことを思ってたら案の定4ベットが飛んでくるのですが、打ってきたのがなんとSB。しかも手元には自分と同じくレジェンドの旗。…ねぇ、同じバウンティだし仲良くしません?(泣)

とはいえ流石に降りるようなハンドでもなく。オリジナルは降りて自分は少考の末コールしヘッズアップ。もう分かりやすくK落ちてください、なんて願いも虚しく、フロップのウインドウに見えた文字は紛れもなくA。

…かの有名なポーカープレイヤー、ダニエルネグラーヌは言いました。「俺がキングス持ってると90%以上の確率でAが落ちる」。

比較するのもおこがましいわ、なんてもっともなツッコミが聞こえてきそうですが、それにしてもこんな時に何を余計なこと思い出してるんだ、なんて一人自虐モード。

とはいえ、落ちてしまったものはしょうがない。1回だけは粘るけどダブルバレルで諦めかな…なんて思いつつアクションを待ちますが、相手はなんとチェック。フラドロもあるしAなら打ちそうだけど…AAまであるのか?とか思いつつこちらが打つ理由も全くないのでチェックバック。

ターンはラグ。ここで相手から30%ほどのDelayedCB。まぁ最初に言った通り1回は粘るってことでコール。結局リバーもラグでナッツは最初から最後までAAのボード。

(お願いチェックしてチェックしてチェックして!)と念を送ると、なんとその思いが通じたか相手はチェック。
おお、祈ってみるものだ。もちろんこちらも秒でチェックバック。アクション的にQQあたりか?なんて勝手に想像しつつショーダウンを迎えると、相手から出てきたのはなんと87s。テーブル中から「やってますねー」という笑いが漏れる中、当の自分はポット取った安堵と開かれたハンドの意外さにかなりメンタルダメージ。こんな方とずっと同卓するの?効いてる。

なんか初っ端から1人でバタバタしてますが、結果だけ見ると実はここが最高点。他のレジェンドがどんどんスタックを増やす中、1人鳴かず飛ばず。

そうこうしてるうちにテーブル移動。良かった、あのアグレッション続けられたら持たない、なんて思いながら新しく着いた卓を見ると向かい側には何やら見覚えのある黄色い服を着た悪魔の姿が(笑)。はい、ピョコタンさんと同卓です。だめだ、どこ行ってもしんどい方しかいない(褒め言葉)。

そしてこのピョコタンさんが大暴れ(と言っては失礼か)。際どいシチュエーションのシンバリューベット、ヒーローコールを連発し、ものの数ハンドであっという間に築かれていくスタックの城。傍目で見てても(ナイスプレイだな…)なんてぼんやり見てましたが、考えたらめちゃくちゃカバーされてるしこっちはいつのまにかショート側。あれ、これまずいのでは?

なんとかしなきゃ、とは思ったもののそこから全くハンドが入らない。なんとか入れるハンドが来てもボード全く絡まず、頑張ってアグレッションでフォローしようとしるも如何せん限界がありどんどんスタックを失っていく始末。

気づけばあっという間に10bbを切り。UTGで入ったのは2ポケ。流石にこれ以上待てません、と勝負掛け。そこに食いついたのがドチップリのピョコタンさん。バウンティは自分がもらう!とばかりにアイソレートの特大オールイン。

他の方は皆降りて、こちらに取ってはある意味ありがたいヘッズでのオールインコール。ピョコタンさんから出てきたピョコタンさんのハンドはQ9o。いうてこっちはコールされるハンドにはエニハンで最大45%なんですよね…とか思ったのがよくなかったか、落ちたフロップはJ85。2オーバーガットバックドアフラドロとかいう長い呪文から、あっさりターンで落ちたのがT。はい、デッドですw

ということで今回初のトナメは残り半分くらいで飛びました。まぁ飛ばされた相手的にもネタになりましたし、1トビも避けられたのでよしとしますかね(全く良くないけど)。

GGクルージング。

中1日空いて4/30。会場ではGenerationsやPPCが行われている中、自分は昼過ぎに会場から少し離れた日の出桟橋へ。目的は…クルージング。

(実は初めて来る日の出桟橋。竹芝は散々来てるのに)
(参加者に渡された搭乗チケット。)
(出航前に。撮影スポットまであるのはさすがというべきか。)

参加者は200名ほどということで、待合室はほぼほぼ埋まっています。
自分も結構楽しみにして来たのですが、実はこう見えて乗り物にはめっぽう弱い。普段船乗るときは酔い止め必須なのですが、今日は寝るわけにもいかずこの後トナメにも参加予定。さらに東京湾の中ならそれほど揺れないだろう、ということで腹括って薬を飲まずに乗船。船酔いでパーティやトナメどころじゃない、なんてことになりませんように。

船内に入ると食事やウェルカムドリンクもあり、皆様和気藹々とした空気。

(船内の様子。)
(ご飯食べずに行ったのは大正解。どれも非常に美味。)

談笑モードで出航したのですが、楽しい雰囲気も束の間、なんか船内からアナウンスが。
「皆様、出航前にお渡しした黒封筒をお開けください」

???と思いつつ封筒を開けると、なんかどこかの漫画で見たことのあるような代物が。

(意味深な星が3つ。)

…まさか。

「これから皆様にはこの星を賭けて勝負をしていただきます。最初のレートは星1つ。徐々に上がっていき、最後は星3つを賭けて争っていただきます。星が12個貯まった方はスタッフまでお申し出ください。星が無くなった方は敗退です。」

…いや、別にエスポワールではないんですけどね(苦笑)。
ともあれ楽しかった空気は一変。一気にみんなの顔が勝負師の顔に。

肝心の種目は…All-in Shoot Outとのこと。
肩の弱さにはめっぽう自信がある自分(どんな自信だ)。
つまり。これあかんやつだ。
知人含めた5名で始めたのですが、なんと3回やって3回とも最下位というおまけ付きで瞬殺。誰かこう言う肩ゲームでの勝ち方教えて下さい。苦笑

…なんて冗談を言ってみましたがよくよく考えると事は笑い話では済まされません。負けた方は泳いで帰るくらいで済むのか、それともそのままどこかで一生地下労働か。会場着いたら、が◯や君に「負けたんで大会中エンドレスでディーラーして下さい」なんて言ってくる可能性も。(まさに地獄)
同じく敗退された方々と一緒にざわざわしていましたが、どうやら今回はノーペナルティの模様。危ない、助かった。

とはいえ負けてしまったのでヒマになり。せっかくなので外の景色でもということでデッキへ。
GW中は生憎の天気だったことが多かった中、この数日は綺麗な天気。晴れて良かった。

(普段より近いレインボーブリッジ。船上ならでは。)
(一緒にいた方に取ってもらった一枚…なのですが、どうせならもう少し楽しそうな表情出来ないのかこいつは。)

中は修羅場の様相?が呈されている中、こちらはのんびりモード。まさにクルージング満喫中。

…だったのですが、この船内イベント、上位2名のプライズはなんとWSOPのメインシートとかいう大盤振舞いだったことが判明。
ちょっと、ならもっと真面目にやったのにー。
(真面目にやってシュートアウトをどうこうできるのかという件。)

ともあれ2時間という楽しい時間はあっという間。無事に港まで戻らせていただき、クルージングは終わりを告げました。
さぁ、この後はいよいよプラチナム!

プラチナム…からのGG100。

不安だった船酔いもなんとか起きず、無事に会場まで帰って来ました。次のプラチナムは自分にとってメインの次に大きなイベント。なんとか結果を残したいなぁと思いつつ着卓すると、先程まで一緒に談笑していた、そして自分の星を全部取っていった方(苦笑)と同卓。さっきの借り、ここで返させてもらいますよ。

とはいいつつ序盤は鳴かず飛ばず。ようやく来たハンドがCOからの99。UTGがオープンしてきてますがまぁコールはしてもいいか…とか思っていたら+1コール、+2コール、+3コール、さらに先程談笑していたLJまでコール!?

これだけEPがコールしてると上のカードが落ちた瞬間に誰かしらに捲られてる。絶好のスクイーズポイントと言ったらそれまでですが、とはいえUTGオープンということでTTやJJが潜っている可能性も否定できず、セット刺さっても上セットまでケアしないといけないかも。

…どちらにしろめちゃくちゃ面倒くさい状況になる事は目に見えてる。ならいっそ最初から入るのやーめた!ってことで自分の出した結論はまさかのプリフロ9ポケフォールド。我ながら硬いというかパッシブというか…

なんかいろいろ物議を醸しそうですが、これが思わぬドラマに。さらに実はフォールド時にちょっとやらかす。マックしようとしたハンドが手に引っかかりなんと2枚ともエクスポーズ。同卓者はもちろん、たまたま後ろでぼんやり見ていたフロアの方も「!?」と言った表情に。そりゃそうなりますよね。まぁ自分ダイヤモンドなんで(←)。

ともあれ結局6名で開かれたフロップはA,T,そして9。
…あの、やっぱりハンド返してもらっていいですか。
テーブルからも思わず漏れる失笑。

まぁAAやTTいるかもしれないし、なんて必死に言い聞かせつつもやっぱりやらかした感。こういうとこだよなぁ、とハンドの進行を見守っていると、ターンはT。
これでATにも捲られたか、なんて考えているとなんかみるみるポットが焚かれていく。なんか盛り上がってきたな、なんてぼーっと見ていると、最後LJのベットにUTGがコール。LJが開いたハンドはまさにそのAT。

先程の失笑から一変、テーブルから起こるどよめき。LJからは「なんで9ポケ降りてるんですかー。全弾取れたじゃないですかーw」なんてツッコミを喰らう始末。うん、間違いなく飛んでたw

こういう事故がない日はやれる日、と思っていた…のですが、この後も甘絡みはするものの全くポットを取れない。最後はオープンエンドフラドロ引けずのオールインブラフをスナップでキャッチされ、まさかのLV2であっさり敗退。え、これで終わり?

自爆とはいえ、正直何もしていない感満載。なんかもうちょっとポーカーしたいんだけど…とイベント一覧を見ると、なんかGG100とかいうのをやってるみたい。まだ始まったばっかだし、これ出ますかね。

とりあえず終電くらいまで遊べればいいや、と軽い気持ちでプレイしたのが功を奏したか、先程のプラチナムより我ながら断然プレイがいい。
ボードも絡んでくれ、どんどんチップが増えていく。ブラインドも序盤40分、中盤も30分前後とゆったりしており、ポーカーを存分に楽しめる状況に。

終始そんな感じで調子良く進んでいき、チップリとはいかないものの常に上位5位くらいには入っている感じ。気づけばあっという間に終電もなくなっており、プレイヤーも残り10名ちょいまで絞られてきている状況に。自分のスタックはまだアベ上。あれ、これ行けるか?


ここで皆様に上から目線のアドバイス。優勝する!と意気込むのはもちろん素晴らしいことですが、インマネ前は何点であっても順位やアベを気にしない方がいいです。(バブルラインは除く)

なんか急に偉そうなこと言い出しましたが、要はインマネするまでは、FTに残るまでは、優勝するまではそれらの内容ってただの途中経過なんですよ。その時点の残り人数やアベ考えたって不毛なんです。ずっと走ってれば終わった後勝手に結果がわかるんです。



なんかよくわからない解説が入りましたが、ここまでくれば結果は予想がつくでしょう。はい、まさかのAIフリップ3連敗してアベ上からあっという間にシートオープン。終わってみれば優勝どころかインマネ、FTにすら座れず13位で敗退という結果に。すでに終電もなく、帰る気だったからホテルも取ってない。どうすんのよこれ…と呆然とした面持ちで朝を迎えたのでした。

Mega Stack。

終電逃すわインマネできないわと散々な結果で終わった昨晩。結局帰宅したのは明け方ということで、布団入って5秒で爆睡。

昼頃に目が覚めたのですが、まだ露骨に体が重い。明日はメインだし今日は休もう!と決め込み布団の中でスマホをいじる自堕落モードに。
まさに休日の特権ですね。

ぼーっとしながらTwitterを見ると当然のごとくタイムラインは会場や参加中のイベントに関する話題だらけ。とはいえ自分は完全ガス欠、皆さん楽しんできてねーと思っていたのですが、なんか見てたらどんどんやりたくなってくる。今日のイベントで楽しそうなのはMega Stackか。出たいなぁ。でも体力ないなぁ。でも行きたいなぁ(完全にJOPT中毒)。

1人布団の中でイジイジしつつ、出した結論は「行きたいから行こう」。はい、末期ですねw

重い体に鞭打って電車に乗り会場へ。勢いに任せてエントリーしたまでは良かったのですが、開始15分で早くも後悔。やはり思った以上にくたびれてる。身体が、そしてなによりトランプが重いw

ただフィジカルのボロボロ具合とは裏腹に、中身自体はそこまで悪くない。何故か自分の両隣がどんどんオープンしていくという謎事象とは裏腹に、自分はなんだかんだありながらもスタックを守っていく。
くたびれているからこともあり余計なことを考える余力がないことがある意味功を奏したか、ブラインドの上がり方に追いつかずショートになっては粘って30bbまで戻す、なんてことを繰り返しているうちに残り35人ほど。会場からインマネは27位からとのアナウンスも聞こえてくる。流石にここまできたら残りたいなんて思いつつテーブルブレイクで新しいシートへ。

着卓して他のプレイヤーの様子を見るとディープとショートがはっきり分かれている状況。もちろん自分はショート側(苦笑)。
なんとかインマネしたいと思う一方、スタックに余裕があるプレイヤーはここが1番の稼ぎどきとばかりに圧をかけてくる。ICMの観点からもショート側は逆らってもしょうがなくスティールされ放題で、ショートはさらにショートに、ディープはさらにディープに。まさにバブルラインあるあるの光景。

気づけば自分のテーブルだけでも、8人のうち4人のスタックが6bb(自分)、5.5bb、5bb、そして1.5bbとスーパーショートに。他のテーブルにもショートが数名。そして残り人数はまさにバブルとなる28人。
そんな中、他のテーブルでオールインコールが。ショートのQQにAJがコールした模様。Aが落ちればインマネ確定。卓外から呪い、もとい祈るように状況を見つめるが、結局何も起きずショートがダブルアップ。まだ終わらない。
「もう持たないって。早く誰か飛べー!!(泣)」「まだ飛ぶな!もっと稼がせろ!」完全な二律背反の思いが交錯しながらハンドは進行していきますが、ついにその時が。

ディープの2bbオープンに残り1.5bbのプレイヤーが観念したかのようにショートオールイン。bbもコールし3人での戦い。当然のように全チェックで回ります。ショーダウンとなり、ショートが開いたハンドはAKハイ。bbはQハイでダメ、卓外含めた全プレイヤーの視線が注がれたオリジナルのハンドは…まさかのストレート!
この瞬間に27位以内が確定。今大会初めてのインマネに成功。
とりあえず爪痕は残せました。やったー!

…ちなみにその後どうなったかというと。
次のハンドでKTsが入りCOからオールインするとBBがコール。相手はK4oというドミ勝ちハンドでしたが、あっさりターンで4が落ち終了。インマネ後1ハンド目で飛びましたとさ。

メインイベント。

前日ほうほうの体ながらも念願のインマネを果たし、とりあえず最低限の目標は達成。鞭打った体を労わるべく10時間の睡眠(笑)を取り、いよいよやってきたメインイベント。思えば最後2時間半のヘッズをやったのがちょうど1年前。またあの舞台に立てますように。

ちなみに今回はなんと東京だけでもDAY1が2回。自分が持っている権利はプラチナムの使用分を差し引いて4権利。どう振り分けようか悩みましたが、3万点と4万点はそれほど変わらないだろう、ということで2権利×2回の形でDAY1に出ることに。DAY2に向けできれば10万点は欲しいですが、とりあえず初日は通過が目標。今日通過できたら明日は大暴れしてスタックを増やしに行くつもりで。

そんなこんなで始まったメインイベント。序盤は低空飛行が続いていましたが、中盤にかけ徐々にスタックを増やし後半では8万~9万点前後で推移。他のテーブルでは早くも15万点のスプリンター賞を獲得された方が出てきていますが、いうて去年もDAY1終了時は25bbしか持ってなかったですし、焦ってもしょうがない。
とりあえず目標の10万点に向け地道にプレイしていく…のですが、途中から自分のテーブルにやってくる方々がそろいもそろってめちゃくちゃスタック持っている。増やすチャンスといえばその通りなのですが、実際にはスタック差を生かしたプレイに押し切られ、じりじりと自分のチップは減っていく。気づけばどんどんショートに。

非常に嫌な流れですが、この日はいつもと違うことが。
…何が違うか?それはとてつもない肩をもっていたこと(苦笑)。

・BBディフェンスしたらフロップストフラ完成、
 しかも相手はトップセットからのフルハウス
・下ポケ対上ポケ対決であっさりセット引く
・フロップガットフラドロからのリバーナッツフラッシュ
・フロップセットオーバーセットを食らいながら
 ターンで1アウトのクワッズを引いてしまう

これ全部ターンまでにオールイン入っているというのだから我ながら上振れすぎ。
ブレイク中にShunsukeさん(前々回のJOPTメイン優勝者。「強肩ポーカーチャンネル」というYoutubeチャンネルも配信しています。興味がある方は是非)と雑談してるうちにちょっと肩を貸してもらったのか。
いつもこうなら楽しいのに(←おい)。

そんなこんなでしぶとく生き残り、結局6万強、20BBチョイながらなんとかDAY1通過。(NGワード:そんだけラッキーしてこれしかないのかお前は)

ツッコミの通り目標には大分足りませんが、とりあえず生き残るという保険はできた。足りない分は明日稼ぐとしましょう。


ということで翌日、再びのDAY1。もちろん増やしに来たのですが、どうせなら今日は普段できないことをやってみようとダイヤモンドを封印し、レンジもプレイもガラッと変えてみます。
すると上手いことハマって序盤からスタックを増やす。同卓している方にも「なんかとしさんのイメージと違うんですけど…めちゃめちゃきつい」なんて言葉もいただくのですが、昨日の反動かプレミアハンドが来るたびに1枚フラッシュ、1枚ストレートなどウエットなボードばかりでことごとくポットを落とす。「プレミアは小さく勝って大きく負ける」なんて言葉がありますがまさにそれを地で行く格好。結局AA、KK2回ずつ来ておきながら獲得ポットはゼロ、他のハンドで増やしてプレミアで減らすという体たらくぶり。

「俺は残りに来たんじゃない、増やしに来たんだ!」とさらに暴れ倒してみますが、増やすプレイの意味を勘違いしたフィッシュに皆さんうまくアジャストしだしたか後半は徐々に尻すぼみ。
結局終盤に大きめのポットを連続で落としたと思ったら、最後はスティールオールインがあっさり捕まりゲームセット。残念ながら増やす事は出来ず、DAY2は20bbで勝負することとなりました。
でもある意味ポーカーやってて一番楽しかった瞬間かもしれないのは秘密w


…ということでDAY2。スタックが少ないので序盤勝負が必至。なんとかなるテーブルにあたりますように…とメンツを確認すると黒田さん(自分の次の回となる大会でメイン優勝された方)、さらにはブライアンさん(前々回、先程ご紹介したShunsukeさんと最後ヘッズを争った方。他にも輝かしい戦績多数お持ちの強豪プレイヤー)の姿が。ダメだ、このテーブル辛い(泣)

先述した通り20bbしかないので1ポット落とすと途端にショート。もうポストできず入れるしかない状況に追い込まれます。

そんな感じでショートになってはオールインスティールで凌ぐ、を繰り返しているうちに迎えたBB。ブラインドも上がっており15bbしかなく、引き継ぎ土壇場なのは変わりません。そんな中、ブライアンさんからオールインが飛んでくる。コールして負けたらほぼ瀕死、きついなぁなんて思っていたら黒田さんからアイソレートのオールイン。ますます追い込まれました。

SBはフォールドし、祈るようにハンドを見ると1枚目がA。まずは合格、あとはキッカー勝負、と絞りに絞った2枚目は…なんとこちらもまさかのA!

起死回生とはこのことか。スナップコールで3wayのオールイン。相手のハンドはそれぞれ66とQQ。
ここでトリプルアップできれば非常に大きかったのですが、残念ながらDAY1初日で使いすぎた肩はまだ回復していなかったか、ターンで落ちたのは希望が絶望に変わるQ。
リバーにAが落ちる事はなく、残念ながらここでシートオープンに。

(最後のハンド。言い換えれば敗退の瞬間。)

残念ながらあの夢舞台に返り咲くという目標は次回以降に持ち越しになりました。とはいえ最後のハンドは誰がどうやっても同じ結果。単にこれまでのプレイが下手だったという事ですね。むしろAAで飛ぶならある意味悔いがなく終われたような気がしますしそういった意味では上振れたのかもしれません。

なお飛んだ時間が早かったこともありそのあとColossusにも出てみたのですが、無意識のうちに意気消沈していたのかこちらは特段書くこともなくフツーに飛び。残念ながら自分のJOPTはここまで。最後一礼しつつ会場を後にしたのでした。

ちなみに今回は戦績も中途半端ということで特段動画にも採用されず(泣)

また拾ってもらえるよう頑張りますw

エピローグ。


始まる前は長く感じていましたが、気づけばあっという間にGWの8日間は過ぎていきました。(運営の方にとっては怒涛の8日間だったかと思います。準備から開催中の運営、最後撤収まで含めて本当にお疲れさまでした)。

自分の戦績は参加6トナメでインマネが1回。まぁ最低限、といった感じですかね。FTいけなかったのは残念でしたが、それでもなんだかんだ楽しかったなーとか過去の余韻に浸っていたのですが、気づけば次回までもう3か月切っているではないですか。はやっ。

次回も何か足跡を残せたらいいな、と思いつつ、気づけばサテライトに顔を出す日々に戻っていくのでした。


…結局終わってみればまたしても大長文に(苦笑)。
なんとなく思いつくまま書いてみましたが、参加された方は当時のことを思い出したり、参加できなかった方もこんな感じなのかという雰囲気をなんとなく感じていただけたら幸いです。

長々お付き合いいただきありがとうございました。
また会場でお会いしましょう!


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