[Stataによるデータ分析入門]正誤表

「Stataによるデータ分析入門」第3版における修正箇所をお知らせします。なお、本コラムは、Stataによるデータ分析入門第3版のWEB補論として用意されました。


第2刷対応箇所

167下から2行目
「次のような3つのダミー変数を導入した回帰式を推定します。」に以下の脚注追加
「なお、この回帰式と差の差の分析の推定量の関係については、WEB Appendixを参照してください。」 リンクはこちら

第3刷対応箇所

P.104 1行目 & 
(誤)対数をとった変数
(正)自然対数(以下対数)をとった変数

P.123 書誌情報
(誤)Bruse Hansen(2021)
(正)Bruse Hansen(2022)
(誤)https://users.ssc.wisc.edu/~bhansen/econometrics/Econometrics.pdf​
(正)https://users.ssc.wisc.edu/~bhansen/econometrics/

P.240
(誤)そこで登場するのが操作変数です。操作変数法では、Xに影響するがYにはX以外の経路では直接関係しない変数Zを操作変数として導入し、
(正)では、どうすればいいでしょうか?一つの方法は、Yの変化と関係のない理由で偶然Xが変化したという事例に注目する方法です。Yと関係なくXが変化した事例を特定するために使われるのが操作変数であり、これにより因果関係を特定する方法を操作変数法と呼びます。操作変数はYと無関係にXの変動をもたらすもの、つまりXには影響するがYにはX以外の経路では直接関係しない変数Zを用います。

次回増刷時対応予定

P.133下から5行目 
(誤)これを詳しく見るために、lnY''-lnY'=ln(Y''-Y') 
(正)これを詳しく見るために、lnY''-lnY'=ln(Y''/Y')

P.179 8行目 
(正)大幅に係数が小さくなっていますので図5.3に近い
(誤)大幅に係数が小さくなっていますので図5.4に近い

P.210 1行目
(正)(賃金上昇率)、はt-1期からt期にかけて

(誤)(賃金上昇率)、$${UP_{it} }$$はt-1期からt期にかけて

なお、
第2刷は2022年6月10日発売
第3刷は2023年11月10日発売
でした。

謝辞:安藤光代先生(慶應義塾大学)、広田茂先生(京都産業大学)、金志映(岡山大学)にご指摘・コメントをいただきました。ありがとうございます。

「Stataによるデータ分析入門第3版」のWEB補論の一覧はこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?