見出し画像

コネクトリップ大阪公演

コネクトリップ大阪昼公演に現地参戦しました。

※なかなか始まらないので、曲の感想はカイエンした所ぐらいからどうぞ。あと、少しでも違和感を感じたら回れ右してください。

ライブ当日の朝

当日は自宅から出発。

ライブハウスって初めてなのでよく分からないけど、「◯番から◯番までの方」って感じに呼ばれるなら、その時そこに並んでないとダメでしょ?
それならば今回の物販は罠だな、と考え、物販は諦めて待機列に並ぶ作戦を取る。なので朝は少しゆっくり目に家を出る。

個人的に、ライブ=遠征ってイメージが強いので外泊しないライブってそこそこ新鮮。って思ったけど、現地参加したライブが、7th名古屋(day2のみ日帰り)、7th大阪(両日)、10th幕張(両日・泊まり)、10th名古屋(両日・泊まり)、ootd(現地はday2のみだけどday1から泊まり)、燿城夜祭(両日)、SoL(両日・泊まり)、CT大阪(昼のみ)なので、半分しか宿泊伴ってなかった。僕の記憶や印象なんて所詮そんなもの。輪郭はぼやけて、世界はやがて、優しい色に染まる。

自宅から最寄り駅までの沿道の桜を横目に、初手、キラッ!満開スマイルだったらどうしようとか思いながら環状線に乗る。

薫らない方のさくら

西九条駅でゆめ咲線に乗り換え。Zeppへ全力で駆けていく。

いや、ゆめ咲線なんか、USJに行く時にしか乗った事ない。あ、一度就職活動で◯◯電工を訪れたことはあったな。もう20数年も前だよ。ご縁は無かったけど。

電車の中は幸せで溢れている。みんなこれから夢の世界に行くんだから。その点でいうと、なんか東京から幕張に向かう時と似てる。あちらほど乗ってる時間は長くないけど。リア充は途中で降りて末長く爆発してください。

隣に座った一般人を装っているキミ。そのジャケットからハミ出している灼熱の炎は、飛鳥ちゃんのフルグラTシャツだろ?おじさんには分かる。今日は楽しもうぜ。休日にちょっとの刺激をレイヤード。

ゆめの世界が何処なのかは人によって違う。

当日のぼく この並び見れるかな?

Zeppに到着

11時過ぎにZepp Osaka Baysideに到着… いや、建物ちっちゃ… え?ここでライブするの?これじゃ最後列でも結構近くない?なんなん?
と、あまりの箱の小ささにビビってるうちに、スタッフが拡声器で待機列を作る時間になるまで近寄るなとアナウンス…

Zepp Osaka Bayside

仕方なく駅の方に逆戻り。待機列作るまで小一時間待ちぼうけ… 駅前でスマホいじって待機。この瞬間だけプロデューサーではなくトレーナーしてた。

そもそもライブに参加するようになったきっかけ

さて、ライブまでまだ時間があるので、私がデレマスのライブに行くようになったきっかけの話を。

7th名古屋day2

最初にライブ現地参戦したのは、7th名古屋ドームのday2。それまでは現地参戦どころか、ライブビューイングも行ったことないし、Blu-rayも見たことなかった。

某アーケード音ゲーやってた時のご縁で、数年来のフォロワーさんから、連番どうですかとお誘いが。まさかデレマスきっかけじゃないTwitterのフォロワーさんからデレマスのライブに誘われるなんて…

現地参戦というか、そもそもライブというものに行ったのもその時が人生初。デレステやってるけど… そ、そんな、声優さんの出るライブなんて、こんなおっさんが行ってどうするん?と思ってた。誘って下さったフォロワーさんも、自分より圧倒的に歳下だし。

などと色々と考えたが、僕が大好きな、神谷奈緒が居たから、結局誘われるまま、行きますと答えた。

day1は副業(仕事)だったから、帰宅後ネットでセトリ見て、奈緒の2つ目のソロ曲が歌われた事を知った。当時はデレステに実装されてない曲は全く知らなかったので、Neo Beautiful Painも奈緒の2つ目のソロ曲というざっくりとした認識しかなかった。

というか、デレステにもNeo Beautiful Painはよ。(ゲームバージョン作ったり、譜面作ったりするの難しそうだけど。)

行きの新幹線でスマホのデレマスの曲をランダムに聴きながら名古屋へ。ソーラーアークを過ぎて、名古屋駅に着いた時、ちょうど2nd SIDEがかかったのを今でもよく覚えている。

少しでも楽しいライブにしようと、有志の配布イベント、神谷奈緒P界隈では有名と思われる例のティッシュを受け取って、連番者と合流。

初日に奈緒ちゃんのソロあったからちょっと残念ですね、でもJUMPERさん森久保も好きでしょ、多分ソロやりますよ。みたいな話をした。色々とライブの話をしたり、デレステの放置編成を教えてくれたり(放置編成があることは知っていたけど実際に見て感動したのを覚えている)、誘ってくれた方が優しい方で良かった。

なんだ、day2は奈緒のソロは無いのか。2nd SIDE見たかったな。

ドームの中に入ってライブが始まり、セクシーギルティがセクシー過ぎたり、バベルでブチ上がったり、もりのくにからで号泣して青空エール終わるまで泣いてたり、感情がジェットコースターしてた。

ニュージェネがアレンジ曲を歌い終わった直後、ティンって音と共に奈緒が出てきた。

え?なんで?え?
なんで奈緒以外に沢山出てくるん?え?

そこからの記憶は殆どない。
とりあえずセンターというか中央で楽しそうな奈緒。なおすきの気持ちで見てる僕。初めて買った色を変えれるペンライトを何色にしてたかも覚えてない。

なんなん?むっちゃ楽しい。

そして気がついたらTRFの曲でノリノリだった。世代的にぶっ刺さったので。

帰りの新幹線でTwitter見て、2nd SIDEで沢山出てきたのは七色のメンバーだった事を知る。その後発売されたBlu-rayで見なおしても、まつえりさんが、そう言ってた。僕はそこに居たのに覚えてなかった。それだけ、当日はいろんな感情が渦巻いていた。

ここだけの話
何が言いたかったかと言うと、僕はそれくらい2nd SIDE大好きおじさんなのである。

席ガチャ

今までのライブ、大体席が半分より後ろだった。まず、スタンド席がある公演でアリーナになったことが無い。そして、アソビストアプレミアム会員先行で取れたチケットも半分より前になったことが無い。

で、今回。

僕のチケットの番号

Cブロック?後ろの方?って思ったけど、どうやらCは昼公演のスタンド席を表すらしい。

定員は3000人くらい?201番目なら結構前の方かな?

ここを入場までのキャンプ地とする

待機列が作られて僕はこの看板と行動を共にすることになった。

開場時間の少し前くらいから、先頭の入場が始まった。

入場

自分の番号が呼ばれて、早足で進んでいく。

扉のところに6つぐらいの列があった。これからQRコードを提示して600円を支払うのだ。

並んでる人数が少なくて、尚且つスタッフの手際の良さそうな列に並びたい。

手前より奥の方が人数は少なかった。ならば奥だ。手前より奥、コーナーは内回りより外回り。多分この時が一番頭が働いてた。うまくいけば数人捲れる。この勝負、運否天賦なんかじゃない。もう、気分はカイジだっだ。

QRコードを提示した。レシートのようなものをもらう。綺麗に畳んでる暇はない。思わずグシャッと握りしめてしまった。

グシャッとしちゃったチケット

次に600円を支払って中に入るのだが、自分の前の方がまさかの600円用意してない人で、もたついていた。しまった。前が詰まったが見守るしか無かった。

600円支払ってコインみたいなの貰った。予定ではドリンク貰わずに中に入るつもりだったが、列も無く、すぐ受け取れそうでロスが無さそうな雰囲気だったので、コインを渡してお茶を貰った。その時に謎の物体も一緒に貰った。

ボクがそこに居た証

ドリンクを貰ったらすぐ右の方から廊下ぽい所に出た。数人がゆっくり歩いていた。僕は早足でその人たちを抜き去った。ここが鉄骨の柱の上だったら躊躇なく押していた。そんな気持ちだった。

扉から中を見た。柵みたいなのがあった。事前にZeppのホームページを見て作戦を練っていたが、全員がなるべく前に陣取った場合、人数的に前から一つ目のブロックは埋まっていると予想していた。なので、前から二つ目のブロックには入りたいと思っていた。

予想通り、一番前のブロックは結構人が詰まっていた。端は空いていたが、ちょっと端すぎる。

全員がステージにいる時の並びは、多分、センターにトライアドプリムス、左にDI、右にヴェルベットローズ。1番の目的は奈緒。だけど千夜ちゃんも見たい。ならば、取るべきポジションは、なるべくセンターだけど、前に行けるなら右寄り。そう決めていた。

自分は二つ目のブロックでなるべく中央寄りに陣取った。

前を見た。

は?近くない?

願わくば最前列で見たいというのは、推しに認知されたくないタイプのオタクを除いた、全員の願いだろう。

今回もそれは叶わなかったが、今までの席ガチャに敗北し続けてきた自分にとっては、充分過ぎるほど近くだった。

念の為、双眼鏡持ってきた自分が馬鹿だった。

さて自分の居場所も確保できたので、後は水分を摂り過ぎないように気をつけるだけだ。トイレに行く。それすなわち退場を意味する。水分不足にならないように、過多にならないように…

ペンライトの準備をする。持ってきたのは事前物販で入手したトライアドプリムスの4本と、ヴェルベットローズの3本。そして7th大阪のDI2本と、7th名古屋の7本。あと10thの公式ペンライト2本。指にはめるやつも買ったけど、使わなかったなぁ…

7th名古屋の虹色橋

7th名古屋のペンライトは、初めて参加した7th名古屋day2の2nd SIDEを歌った七人のもの。ライブに誘われた時には既に販売されてなかったので、ライブ後にアソビストアで再販された時にゲットしました。僕の宝物。

最初立ち位置に少し余裕あったけど、途中で満員電車並みに押された勢いで、より中央気味に陣取ることに。

カイエン

ぎゅうぎゅうに押されながら開演を待った。

開演前のMC、注意事項の中に、人の頭の上を泳ぐ、ダイブする、が無かったのが残念だった。

期待してたサプライズ曲
本命:千夜のソロ
対抗:トライアドプリムスの3曲目
大穴:トライアドプリムスによるラビューダ♡トライアングル

※アーカイブも見てしまったので、記憶が混じってしまったところがあるかもしれません。その点、ご容赦頂きたく。

00.大阪タコちゃんラブちゃん

来ると思ってた。思ってたのに、難波笑美ちゃんのペンライトとうちわを持ってこなかったの、完全に失敗したと思った。

耀城夜祭の前にあったデレラジで、伊達ちゃんがみんなにコール事前練習させてくれたの、本当ナイスプレイやわって思った。あれのおかげで今回もコール出来た人多いでしょ?

物凄く気分が高まって来た。

キャストの7人が入場し、音楽と共にポーズを決める。

しばしの静寂のあと、聞き慣れた最初の和音が聞こえた。

01.Nation Blue

声にならない声が出た。やられた。
正直、Drastic Melodyか、ストリート・ランウェイあたりが来るんじゃないかなって思ってた。真正面から来た。

どんな変化球が来ても打ってやるつもりだったが、100マイルのど真ん中の直球。見逃し三振だ。所詮、にわかのセトリ予想なんて当たるわけが無いんだ。

間奏のユニット毎の振り付けも良かったが、スポットライトを浴びていない時も、僕は奈緒だけを見てた。

最高のお出迎えだった。

02.Fascinate

MCが終わって、最初の音がデーン!と響くと同時に、そこに居たリコちゃんの手がクルッと外回りに回る。

多分これはリコちゃんと千夜ちゃんの切り替わりの合図。

え、もうやるんですか?って思ったけど、多分どの曲が来てもそう思うことになる。だって今日は全部の曲がラスボスだから。

クリムゾンロッカーを纏った2人も良かったけど、今日の2人ももう、ヴェルベットローズが降臨してて、僕はペンライトを振りながら、完全に魅了されてた。

Dメロの最後、あ、これ、多分手繋いじゃうわ。ひとつになっちゃうわ。あー繋いだー!!
って感じで、人と人が軽率に触れ合うことが禁忌とされた時代に終焉が来たんだって、改めて、思った。

今回のライブの切り込み隊長として最高だった。

03.共鳴世界の存在論

青いライトが灯り、ギターソロが始まる。

志貴くんの体調が心配だった。出演してくれてありがとうって気持ちで一杯だった。何を言っても盛り上がるのに、アドリブのセリフで叫び、最後のセリフで叫び、とにかく感謝の気持ちで溢れていた。

声を聴かせてくれって言われたら、枯れるまで声出すしかないよな!

04.-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律

エンゲルって読むの初めて知った。僕は曲名を雰囲気で読んでいる。

ぼく歳はとってるけど、こういう曲も大好きなのよ。

セリフのところが終わった後、気のせいかニッコニコの蘭子ちゃんで、キメキメの蘭子ちゃんも良いけど、ニッコニコの蘭子ちゃんも良かった。

あの… つまり… ライブに出演してくれて…
ありがとう!

暗いステージにスタンドマイクが3本置かれた。

05.Trancing Pulse

そうか、トラパルが始まるんだ。じゃあ、奈緒は左側か。と言うか、トライアドプリムスがこんなに早く出る?トリじゃないの?という事は、最後に奈緒センターのトラプリ新曲あるのでは?

まだ曲が始まってないのにそんなことを考えながらペンライトを3本取り出した。トライアドプリムスのペンライトは結局使わなかったなぁ…

3人の声が聞こえると同時に姿が現れた。

オリジナルメンバーのTrancing Pulseを現地で浴びるのは初めてだ。

(バンナムフェスとか、MOIWとか、トラプリが出演するので、色々と余裕があれば行きたかったけど、他のプロダクションやコンテンツを追いかける覚悟が出来てないので、配信だけ見ました。僕はデレステだけで精一杯なんだ。本当なんだ。信じてくれ。)

で、これらの曲をポチっちゃったって訳 その1
で、これらの曲をポチっちゃったって訳 その2

Trancing Pulseに話を戻す。

強い。初手のNBも強かったけど、全員で歌うからパート分けが入って、どうしてもひとりひとりの強さが分散?してしまいがち(ココ上手く文章で表現出来ないんですけど、前向きに捉えてね?)。

一番強い形はトライアングルなんだって。

そうだよ。僕は今日、これを観に来たんだ。

トライアドプリムスの曲で気分が盛り上がってUO折りたくなるんだけど、毎回折りかけて、違うと疼く。そうじゃない。ってなる。ウルトラブルーとか欲しい。

奈緒の力強いロングトーンを全身で受け止める。大丈夫かな?頑張れ!よし、今日も最高だった!

あと、間奏のマイクスタンド触る振り付け、あれ、高校生にやらせてはいけないと思うんです。

その後のMCで志貴くんが回った。おそらくテレ東以外のテレビ局が、番組を打ち切って緊急報道したはず。

06.薄荷 -ハッカ-

7thでアンプラグドの薄荷を見たけど、オリジナルの薄荷は初めて。あの時も確かMC明けだったよね?

CT大阪公演で唯一と言って良いほど、スローな曲候補。挟むならやっぱりここしかないですかね。

スローな曲だけど、歌声はしっかりと強かった。後に舞先輩が仰った通り、リラックスはしているけど、自分には逆に貫禄を感じさせる歌唱だった。

いつかFrozen Tearsも見たいなぁ。

7th大阪で薄荷が始まった瞬間に、発火からの薄荷やんって思わず口走ってしまったんだけど、まさかのご本人様がMCで同じことを仰って救われた、思い出深い曲です。

07.Beat of the Night

僕って分かり易い曲を好む傾向があって、最初にこの曲を聞いた時、スッとそのまま右から左に流れていってしまったんだけど、聴けば聴くほどなんか分かった気になる、自分にとってのスルメ曲(噛めば噛むほど味が出る)。

今とっても楽しい時間なはずなのに、何のために僕はここに居て、ライブを観てて、何のために明日を生きようとしてるんだろう。ライブ中に人生の終わりを考えさせる、ちとせさん凄い。演じてるかおるんも凄い。

演出なのか素が出たのか分からないけど、途中で、かおるん大丈夫か、頑張れ、ちゃんと聴いてるよって気持ちになった。

曲が終わり、千夜ちゃんが歩いて来た。他にいる?居なければ念願のソロなんだけど???ん?ちとせさんと向き合った?

08.Clock Hands

手にマイクを持っていない千夜ちゃんにスポットライトが当たる。

ソロ… だよな?曲名は?

左右の細いモニターに映る
白雪千夜 Clock Hands
の文字。

千夜ちゃん良かったね。期待してた感じのクール寄りのイントロ。自分好みの雰囲気で余計に嬉しかった。

千夜ちゃんだけ観てたので、千夜ちゃんが手で光や時計を操ってる演出をしてたの、気付かなかった。逆にマイクちょっと気になるのかな?大丈夫かな?って思いながら見てた。

僕は千夜ちゃんが醸し出すクールな部分がとっても好きなんだけど、また千夜ちゃんの良いところを見せつけられた曲だった。

生きていることに意味なんてないって思ってるかも知れないけど、今そこに居る意味はあるんだって思っていて欲しい。

僕の中では題名はWhite (k)Nightって決まってたんだけど、本当に良い曲を貰ったね。(何でもNにしたら良いと言うわけではない。)

千夜ちゃんの初めてのソロが終わってしまった。間違いなく、千夜ちゃんとリコちゃんがそこに居る意味はあった。

09.双翼の独奏歌

千夜ちゃんのソロで心が揺れ動いたまま曲が始まってしまった。

残酷なものである。残念ながら僕の感情はダークイルミネイトの登場についていけないままであった。このままでは7th名古屋の青空エールの二の舞ではないか…

必死に自分を呼び戻した。

双翼の独奏歌!

2人が掛け合いをして放たれた言葉。

ここが異世界なら、僕の身体に2本の剣が刺さっていただろう。

歓声とともに正気に戻った。

そしてMCが始まり、その冒頭また呪文が詠唱されたが、詠唱した主はMPが足りないので僕の身体に剣は刺さらなかった。

10.Never say never

イントロからはパッと曲が思い浮かばなかった。分からんから3曲目?でも、凛の3曲目ってこんなんだったっけ?(音源を持ってないのでよく分からない。)フロアもざわつき始めた矢先、よく知っている力強いフレーズが聞こえた。

ネバネバやん!しかもアドリブでセリフ入った?

初期の曲だけあって、コールがちょっと独特な感じして逆に新鮮。

やっぱりネバネバって、クールの原点って感じする。なんか回を重ねるごとに力強くなってないかって思った。

曲が終わるとともに、しぶりんがポーズを決める。

いや、流石に次奈緒やろ…

この流れでどっちの曲やるかといえば2nd SIDEやろ、NBPなら初現地なのでそれはそれで嬉しいけど、この流れは2nd SIDEしかないわ。なぁ、そうやろ?

根拠なくいろんな想いが渦巻いていた。

因みにソロ曲全部1曲目が来ていることには気づいていなかった模様。

11.2nd SIDE

いわゆる2nd SIDEの最初の音が聞こえた。

声にならない声が出た。と同時にSoLで購入したショルダーバッグに手を伸ばす… ここに7th名古屋day2で2nd SIDEを歌ってくれた7人のペンライトが入っている。

今こそ天(ソラ)に掛かる7つの魂に灯を点す時…

………僕は10th幕張で犯した失敗を活かさなければならなかった。

day1でTRUE COLORSが歌われた際、正面のモニターには大きな虹が掛かっていた。次に2nd SIDEが来ると思ったが、はーい!という声と共にMCコーナーに入った。あれだけ大きな虹を見せておいてそれはないぜ。完全におあずけを喰らった。

day2、MCコーナーの次の曲がTRUE COLORSだった。次にまたMCに入るなんてありえない。昨日奈緒はソロ歌ってない。次こそ2nd SIDEか?そのために入れ替えて来たんだろ?あの大きな綺麗な虹はそのためにあったんだろ?

そんなことを考えながら見ていた。曲が終わり、2nd SIDEの最初の音が聞こえたが、肝心の7本のペンライトは、足元に置いてあるカバンの中に入っていた。慌てて取り出して電源をONした時には、2番が始まる頃だった。

…いや、奈緒を見ようよ。

ここが戦場だったら、僕は武器を手にする暇もなく敵の餌食にされていたところだ。

これは対策しなければならない。かと言って、よく見るランボーみたいな格好は避けたい。

そう考えていた中、SoLの事前物販で丁度良さげなショルダーバッグを見つけたので購入。これでいつ2nd SIDEが来ても、奈緒を見ながらペンライトの準備が出来る。

僕は勝ち誇ったかのように、奈緒を見ながらペンライトの準備をした。

凛と奈緒がハイタッチしてたことを知らずに

歌い出すと共に奈緒が手を差し伸べながら近づいて来た。もうこんな近くで2nd SIDEを見ることはないだろう。ふと、奈緒の視線が僕の頭を超えて後ろの方に行きがちなことに気づく。それだけ自分はステージに近いところに居るんだな。

そんなことを考えながら奈緒を見てた。

ほ・し・い・の!

ほしいの!で決めポーズするまつえりさんが、[オーバー・ザ・レインボー]神谷奈緒+ に見える現象に名前を付けたい。

2番に入り、奈緒が逆サイドに歩き出した。そりゃそうだよ。左側のみんなにも、姿をよく見せてあげないと。しかし、Trancing Pulseも逆サイドだったし、ちょっと失敗したかなって思いながらその時を待った。

色あせた空に虹色橋を掛けるから

すかさず左手に4本、右手に3本のペンライトを掲げた。今日来た目的の半分をここで達成した。そう言っても過言ではない。

前にはそんなに沢山の人は居なかったが、カラフルな光が目に入ってくる。モニターが無いから後ろは分からないけど、きっと色鮮やかな客席になっているだろう。

Blu-rayの映像などで見ると、「虹色橋を掛けるから」の歌詞のところはだいたい客席が映されているので、その部分の振り付けは現地に居ないとなかなかお目にかかれないのではないかと思っている。

そして、残り半分の目的はすぐにやって来る。

奈緒が解けない魔法の呪文をかけてくれるのだ。

みんなー!
だ い す き だ ー ! ! !

ハコユレLV.MAXである。

その直後の奈緒の煽りは照れ隠しだと思っている。

良い… 虹でした…

………幸せに浸って居たいのだが、ひとつ忘れてはいけないことがあった。

残りの曲数と歌唱メンバーだ。1曲は決まってる。だから次に出て来るメンバーが誰か。押さえておかなければならないポイントだった。

12.不埒なCANVAS

イントロの4つの音を聞いて、そう言えば誰かが、そろそろ不埒をやるべきだみたいなツイートしてらっしゃったのを思い出した。

誰?まぁ、奈緒じゃないよね?
そして凛ちゃんでもないだろう…

千夜ちゃんと飛鳥ちゃんが見えた時、蘭子ちゃんと、ちとせちゃんを引いて残る3人を思い浮かべた。

そう、トライアドプリムスの3人だ。

え?これ、トライアドプリムス新曲なんじゃないか?

岩手公演でワンステップスが2曲目をサプライズ披露したせいで余計にそんな予感がした。

気が気じゃなかった。

僕は曲中、僕の不埒なCANVASに、トライアドプリムスが奈緒センターの3曲目を歌っているところを描いていた。ずっと、そんな邪念が僕の頭の中をぐるぐるぐると迷っていた。

アーカイブで見て後で思い返すと、今回の大阪公演でやれる、千夜のアタポン、飛鳥のWith Loveに匹敵する、精一杯のネタ枠だったのでは?

13.堕ちる果実

ちとせちゃんの声が聞こえたが、正直気が気じゃなかった。本当に僕はこういうところがダメ。ずっとずっとトライアドプリムスが何やるのかずっと気になっていた。

アーカイブ見ながら、これを正気で見れなかったの後悔しかないって思った。

曲が終わった。

当然僕は、奈緒センターの3曲目に備えて、左に加蓮、右に凛、下に奈緒の三角形の形をペンライトで作って待機した。

3人が入ってきた。真ん中の1人は後ろ。

曲は始まってないけど、トライアドプリムスは間違いなさそうだから、三角形のペンライトを掲げた。フライング気味に。

14.Trinity Field

3人の声が聞こえた。

奈緒が目の前にいた。つまりセンターじゃない。

そうか、そりゃそうだよね。

慌ててペンライトの配置を変えた。(アーカイブに映ってた…)

いや、どっちにしてもトライアドプリムスの曲を両方とも聞けるとは贅沢だ。しかも奈緒が目の前に居る。

これで良かったんだ。また生きる意味が出来たじゃないか。次はトライアドプリムスの単独ライブと、奈緒センターの3曲目だよ。

そんなことを想いながら3人の勇姿を見ていた。

生バンドのアウトロが長いバージョンも好き。

15.Come to you

最初の虹をかけるような振り付け好き。

アンコール以外のライブの最後の曲って、楽しい時間が終わってしまうから、パブロフの犬のように悲しい気持ちになってしまうの良くない。

こんなに楽しい曲なのにね。

ずっと、終わらないでと念じてた。

最後、キャストが中央に寄って終わったんだけど、退場前にリコちゃんがわざわざ右サイドに手を振りに来てくれたの嬉しかった。そしてそれを保護者のように待って見てる薫さんよ。

深夜にたこ焼きを買いに来られたコンビニの店員になりたいと思った。

最後に

いやー、ライブって本当に良いものですね。

キャストの皆さん、裏で支えていただいていた皆さん、本当にありがとうございました。

今回、オールスタンディングのライブを初めて経験して、痛感したのは、この尺で助かったということ。

欲を言えば、もっと沢山の曲を見たかったし聴きたかった。I just wanna MOTTO! Gimme Gimme More!である。

しかし、自分は体力が持たなかっただろう。退場する時には歩くのも億劫なくらい疲れていたので。

夜公演は自宅で配信を見たが、もしチケットがあっても、同じようにあの場所に居られたかどうか分からない。夜公演でずっと立っていた自信がない。チケットクレクレ言ってたけどね。

体力を付けなければ…
トライアドプリムスの単独公演に備えて…

ぼくの不埒なCANVAS

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

まとめるのに時間がかかり過ぎてしまい、記憶も定かではないところもあるけど、自分の想いを文章に残すのって、なんか楽しいって感じました。

また何か心が動いた時に書こうかな。

あ、その前に、前から作ろう作ろうと思って作ってない名刺… 絵も描けないし、デザインとかセンスないので手が出せないんですよね。みなさんどうしてらっしゃるんだろう…

トライアドプリムス単独公演があったら流石に作らないとなぁ。

ではまた次の現場で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?