黄金の遺産が楽しみという話

 一昨日、昨日と東京ドームで実施されていた『ファイナルファンタジー14 ファンフェスティバル 2024東京』に参加してきた。抽選に見事当たり、体調も崩さず、無事に参加することができて幸せの限りである。年始に起こった地震により、参加することができなかった方もいるとは思うが、むしろその方たちの分まで楽しまなければ失礼というものという意気込みで参加した。

 さて、約半年後にリリースを控えた大型アップデート『黄金の遺産』であるが、新ジョブの「ヴァイパー」「ピクトマンサー」がついに明らかになった。初めてプレイしたファイナルファンタジー(以下FF)が6であった自分にとってピクトマンサーの登場は嬉しい限りである。
 私はメインジョブをモンクでプレイしているが、「暁月のフィナーレ」のアップデートでプレイフィールが大幅に変更され「必殺技」というシステムが導入され「夢幻闘舞」という技が追加された。これもFF6で登場したマッシュというキャラクターの最後の必殺技でお世話になった方も多いだろう。当然私は歓喜した。
 ピクトマンサーもFF6に登場するリルムというキャラクターのジョブであり、敵の姿を模写することでその敵に応じた技を描かれた絵が放つという異色のジョブであった。異色すぎてFF6以外では登場していない。そのピクトマンサーがまさかFF14に実装されるとは…。

 FF14におけるピクトマンサーは遠隔魔法使いの扱いであり、流石に敵を描いて効果の違う魔法を発動するというものではなく、絵の具に魔力を乗せて敵を攻撃するという。カラフルなエフェクトが視界を遮るポップな感じで楽しそうなジョブである。詳しい魔法や効果は公開されていないが、忍者の印のように、絵の具の色を選ぶとそれに応じた魔法がでるようなシステムだと面白そうだなぁと思うが、詠唱を補うスキルがあるといった話もあるので、その線は薄そうである。
 FF14はNPCとの冒険が大きな楽しみの1つであるが、しばらく前線から退いていたクルルが復帰するのも嬉しいポイントだ。ファンフェスティバルでクルルがピクトマンサーとして魔法を披露するシーンでは会場が大歓声に包まれたのは、単に新ジョブが公開されたからだけではないだろう。私は少なくともそうだった。

 ストーリーも気になる点が多い。暁月を最後までプレイした方は薄々思っているかもしれないが、あれ以上の規模のストーリーを再び求めるのはかなりハードルが高い。ネットゲームのアップデートによるストーリーを追加する仕組み上仕方がないことだとは思うが、私は新しいRPGが始まった感覚であまり先入観や過去との比較を意識せずにプレイできる人間なので、ただ単に楽しみにしている。新たに種族ロスガルの女性も実装されることが発表され、エオルゼアがさらに様々な人で溢れることになった。グラフィックスアップデートにより今のキャラクターの見た目もパワーアップするとのことだが、自分のキャラに違和感が出そうである…。幻想薬が配布されるとのことなので、気になったら使おう。

 そうなると黄金の遺産までにやっておきたいことも出てくる。PvPのシーズン報酬も貰いきっていないし、見た目の良い過去の装備も作りたいし、やっていないクエストも消化したい。やりたいことが多すぎる…。正確な発売日が発表されたわけではないが、今日からでもコツコツとやりたいことを消化していかなければ、半年なんてあっという間だから!!

 開発陣の皆さんも、体を壊さないように気を付けて頑張ってほしい。めちゃくちゃ楽しみである。

 ではまた。

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