吾輩はなんだろう

今週頭、僕的には衝撃のニュースが飛び込んできた

「セシルマクビー」全店閉店へ

きれい目より強め!
男受けよりガングロ派の僕にとって
さして、思い入れの強いブランドでは無いけれど、
渋谷109売り上げ、売場面積トップ
ギャルブランド会の覇者のイメージだったので、驚いた。

まあ、日サロが減ってアルバも潰れて
ギャルが減って
その度に心を痛めた僕だから
本心はさほど驚いてないんだけど

多分バブル崩壊の時の銀行や
リーマンショックの時
当時の金融以外の仕事してたサラリーマンが
倒産を目の当たりにして、ちょっと切なくなったのなら
その感覚に似てるのかな

このニュースを知ってから
関連のネット記事を読み漁った
事実のみ伝えるニュース
元ギャルのブログ
社長のインタビュー
コラムニストの考察…etc

多くの記事で
ギャル文化が消えたとか、ギャルの末裔みたいな子は居るけどブランドを気にしなくなったなんて書いてあった。

1990年代後半紛れもなく世界の中心だったギャル達は、
肌が黒い、アルバ着てる、髪が明るい、
パッケージングされてて分かりやすかった
ギャルだけじゃない
その時はファッションやカルチャーを
〇〇系なんて分けてカテゴライズされてて
みんな、憧れて何かの系統に属したがっていた
僕もギャル男になりたいから
肌焼いて、髪染めて、アルバ着て

時代が変わって
情報の溢れる世界に生まれた若い人は
誰かがつけた〇〇系ではなく
「素敵」な自分になる事に注力しているように感じる
ブランドじゃなくても可愛かったら買うし
ヤンチャじゃなくても髪を染める

そのスタイルが「素敵」かどうかで見てて
カテゴライズされる事を逆に嫌っているように思う

みんながみんなでみんないい
金子美鈴の私と鳥と鈴と的な

何かになる為に必死になっていた僕は
ありのままの自分を完全に忘れてしまった僕
立ち方も忘れてしまったような感覚がある


吾輩はなんであろう?

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