酔って書いた文章を、また別の酔った日に読むと、酒の肴になったりする話。

題名の通り、一週間前に酔て書いた文章を添付する。

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今日は、誰とも話したくない気分…

彼氏にも、友達にも、大好きなお姉ちゃんにも電話しないのは、
久しぶりに会った元カレがよそよそしかったせいでも、
素直にごめんねが言えなかったせいでもなく…

帰りに寄ったスーパーで、
ワインでも、焼酎でも、ましてや若さの象徴の発泡酒なんか選ばなかったのは、
先週行った北海道が懐かしかったわけでも、今日玄関先に酔ってポチったジンギスカン鍋が無造作に届けられていたせいでもなく。
ただ、店で飲んでいたハイボールを引きづって
その中で一番安いニッカウィスキーの700mlを選んだだけで。

ただ、咀嚼した分嘔吐する、接触障碍者のように
この2時間で溜まった胃の中の遺物を吐き出したくて
吐ききって 明日からまた笑顔を振りまきたくて、

振りまきたくなんかなくて。。。

踏切で過行く車窓を見つめるだけでは
電両に乗っている君をみつけられないけれど
ひとつの窓だけ追いかけていたら、何かを探す君をみつけられるだろう

流れるスピードは様々だったりして
ゆっくり流れる人からも

素早く流れる人からも
そうでない人はしっかり追いかけないと見つけられないよね

同じスピードで流れる人を愛するのか
愛する人のスピードになるのか

そのどちらもあって
そのどちらも愛しくて憎らしいのかな


スーツを脱いで、でも全部は脱がなくて、パジャマを着ないのは
酔ってるからでも、面倒くさいからでも、ましてや君といた時間が名残い惜しいからでもなくて
言い表しにくい感情とやらに支配されているからだったりするのかな


悲しかったり・幸せだったり・愛おしかったり
若さを消費しながら感情を形容していくけど
それほどの価値はよく考えたらどこにもなくて
形容したいただの人がそこに居たりするだけだったりするんだよね


生きる意味が分からないけど
死ぬ意味もよく分からなくて
今生かされているし
現状を変えるのは面倒だから生きている
生きて今夜も飲んでいる


いつ食べるか分からないけど
いつか食べるパンケーキを冷凍するのに似てるのかな

冷凍保存はタイムマシンじゃないのにね
タイムマシンがあったら良いね


咀嚼に2時間もかかったのに
15分で吐ききってしまうのが接触障碍者が減らない根本的な理由なのかもね
吐き足らないからたべるんだろう
彼等は食べたいのではなく吐きたいから食べるのだから

僕はどうだろう
吐ききった後でそれ、を見つめ何を思うのだろう

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なんて文を読みながら、酒が進んでいるんだから

チータラ袋文くらいは得かもね。

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