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土佐山アカデミーと、言葉 号外「オモシロガリス党」

「やらなかったことは、
 やりたくなかったこと」。

脳は、そう判断しているんです。という、
脳科学者の一言。

日々、手帳に張り付いたままの付箋を見た時。
年の瀬、年始の誓いを振り返った時。
呪いでもあり、救いでもあるその一言が、
必ず頭に浮かんできます。

いよいよ何日後かに控えた、土佐山アカデミーNPO法人化10周年。

毎月、吉冨さん、下元さんとの3人で行われる定例会議は、
さながらカウントダウンで、これまでたくさんの
「こんなことやろう」「こんなこと言おう」が出てきました。

・過去、関わった人を招いてのトークイベント
・3日間に渡る入れ替わり立ち替わりの焚き火ミートアップ
・土佐山アカデミーに対する、みなさんからの通信簿
・協力者がフードなどを出すフェス
・グッズ制作
・吉冨さんが振る舞う故郷の瓦そば
・みんなでくるくる、生姜たこ焼き
・「土佐山アカデミーと、言葉」をまとめたフォトブック
・10年後に向けたタイムカプセル
    & more…

とはいえ、
現・土佐山アカデミーは2名と2匹という少数精鋭。
(オモシロガリストだから、人員不足とは言ってはいけない)
その上、各地から引っ張りだこの人気者。
(オモシロガリストだから、バタバタしてて、とか言ってはいけない)

脳が判断しなくても、やれることは限られてしまう。
では、本当にやりたいこと、いや、
やらずにはいられないことは何か?

たくさんの、
こんなこといいな♪できたらいいな♪を
情熱と知恵熱で煮沸して、最後の最後に残る、
キラリと光る結晶のようなもの。

その、キラリに辿り着きたいがために、
「何をやりたいか?」ではなく、
「誰のためにやりたいか?」「なぜやりたいか?」
を、煮詰めていきました。

大事大事と心がけていることでも、
人は忘れやすいものです。

底に光っていたモノは、
さんざんこれまで言ってきたこと。

「これまでは地域にお世話になった10年。
 この先10年は地域の役に立ちたい」でした。

そう。この10周年、絶対にやりたい、
やらなきゃいけないことは「感謝と覚悟を伝える」こと。

感謝と覚悟を伝える。それを、どうオモシロガルか?

ヒントとなったのは、吉冨さんの一言でした。

「先日も、土佐山の先輩方の、
 数々 の武勇伝の奥深さ、味わい深さに感動した」。

幸い、このオンライン打ち合わせをしているとき、
高知高専のインターン生が同席していました。

高専生。多感な時期です。
大人になりたいと思う反面、
ダサい大人には死んでもなりたくない、と心底思っていたことが
思い出されました。大人、印象大事です。責任重大です。

ましてやオモシロガリストを掲げ、
その言葉に惹かれて集まった若者。
講義なら、準備したキレイゴトは並べられても
現場の会議は待ったなし。

さあ、彼らにかっこいい大人を見せるには…!?



結果、10周年企画に際し、生まれた言葉は
「オモシロガリス党」。

党とはいえど、出馬を目論む政治団体でも、
宗教団体でもありません。

答えは、10月1日、明かされます。

地元の先輩たちに、土佐山に集う若者たちに、
この10年、ご縁のあった方々含め、
オンラインで繋がっている5000人以上の人々に、
「武勇伝だよね」と後々語ってもらえる企画なのか?

「田舎、面白いか否か?」と、
方々で口にしてきた問いに、自ら答えを出せるのか?

ついに、狼煙が上がります。
10月1日、乞うご期待。です!

ごきげんでおなじみ 髙木健太
土佐山アカデミー東京代表
プランナー/コピーライター/コーチ

日本大学芸術学部卒業後、設計デザイン事務所、飲食業などを経て広告代理店のクリエイティブ・プランナーに。2019年企画屋として独立。身近な人、モノ、コトからごきげんにできるように企画・コミュニケーションの力を使いたいと考えています。「なごやかに、すこやかに」が信条。趣味と生きがいは余興。5歳児の父。


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