ChatGPTプロンプトアプリエディタをアップデートしました! (v0.6.0)
GWにChatGPTプロンプトアプリエディタをリリース
ChatGPT、本当に便利ですよね。もう毎日お世話になりっぱなしで、OpenAI社には足を向けて寝られません。去年から続くこのお祭りもまだまだ続きそうで、ずっとワクワクしっぱなしです。
そんなChatGPTをさらに便利にしたい!というわけで、「ChatGPTプロンプトアプリエディタ」というツールをGW最中の5/1にリリースしてました。なんとChatGPTのプロンプト入力をアプリにしてしまおう、というChrome用拡張機能です。こんなやつ↓
本日、最新版v0.6.0をリリースしました
リリース後、既に400人以上のユーザーに利用していただいたようです。本当にありがとうございます。いただいたフィードバックから、下記について修正した最新版v0.6.0を本日リリースしました。
ChatGPT May 3 Version に対応
→応答エリアのスクロール領域を隠さないようにしました送信後オート最小化機能を搭載
→応答をすぐに確認できるようにしました直前入力を全選択
→入力を更新しやすし、チャットがやりやすくなりました
最新版はChromeウェブストアからインストールできます。↓ページ下部のリンクよりどうぞ!
このツールをつくった理由
ChatGPTが普及する中で、UIの世界では、従来のユーザーインターフェースが置き換わり、チャットが代替するのではないかと言われています。しかし、僕はちょっと懐疑的です。チャットはすべての人が使えるプロトコルではありますが、それをストレスなく使いこなすのは至難の業です。チャットに必要なスキルの本質って結局コミニュケーション力じゃないですか。それを上手に活用できる人は限られた人たちだと思うんですよね。
LLM(大規模言語モデル)の正体は、単なる生成エンジンです。ですから、必要な情報を必要な箇所に入れて、サクッと結果を得るという使い方もまた正しいはずです。ユーザーにチャットスキルを求めるよりも、LLMの潜在能力を、使い慣れた従来型のユーザーインターフェースで見慣れたアプリにしちゃったほうが役に立つシチュエーションもたくさんあるんじゃないかと思いました。
そんな思いから僕は「ChatGPTプロンプトアプリエディタ」というツールを作りました。どんなものかといいますと、プロンプトテキストに簡単なマークアップを追加するだけで「アプリ」っぽくしてしまおう、というたくらみのツールです。
この記事を読んでいるみなさんはおそらく、プロンプトエンジニアリングの可能性に気づいちゃった人のはずです。ChatGPTの無限の可能性にワクワクがとまらない人のはずです。
しかし、まだまだ多くの人がこの可能性に気づいていません。チャットは難しそうだし、ChatGPTは少し怖いという先入観を持っている人もいます。AIのすごさ、便利さを説明してもなかなか伝わらない温度差に、切なくなるときはありませんか。僕はあります。
「ChatGPTプロンプトアプリエディタ」を作ろうと思った大きな理由は、まさにそこです。みなさんはもうとっくに、日々独自のプロンプトを駆使して仕事や創作活動に役立てていることでしょう。でもそれって、知らない人から見ればまるで「魔法」のように見えるはずです。
その魔法を、チャットでなく「使いやすいパッケージング」に落とし込んでやりとりできれば、チャットが苦手な人たちでも楽しめるかもしれない。そうすれば、プロンプトエンジニアのみなさんは自分の能力をより効果的に活かすことができるかもしれない。そんな「橋渡し」の役割を果たすツールが、いま必要な気がしました。
もちろん、このツールを通じてどこかでビジネスをして収益を上げたいという本音はあります。しかしそれ以上に、生まれたばかりのプロンプトエンジニアリングの潮流を加速させるための何かを生み出したいと思いました。
ぜひ試してみてください。ささやかなツールではありますが、みなさんの周りの「プロンプトエンジニアリングの渦」が少しでも大きくなる手助けができれば幸いです。
PS:そんでもってプロンプトアプリを活かせるサービスも近日登場予定です。お楽しみに!
Google Chrome 拡張機能インストールページ
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プレスリリース(5/1)
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