コンセントレイトをデモンズシードでLv4にする変態ビルド

ネットで探しても出てこない面白ビルドをインターネットの海に放流したくてnoteを始める事にしました。なみーと申します。

今回は記念すべき第1回という事でコンセントレイト(EA p.129)をデモンズシード(HR p.87,IA p.64)でLv4にするビルドを紹介させて頂こうと思います。

なお、筆者はジャームなので当然のようにフル環境、GFアリでビルドしていきます。ステージだけは基本ステージを想定。次回以降も多分そう。

また、読者がこの記事を読んでカスタマイズしやすいよう、ビルドコンセプトだけを明記し、必須枠以外のエフェクトやユニークアイテム等は別途解説する事にしました。
つまり具体的な130点のビルドなどは明記せず、「経験点70点でビルドコンセプトを投げるから残り60点とDロイスで君だけのオーヴァードにしてあげてね」みたいな感じにします。普通のビルドに飽きた上級者向けの記事になるかも。


さて本題に移りましょう。皆さんはコンセントレイトにデモンズシードを適用した事があるでしょうか?
恐らく殆どの方は無いと思います。
C値の下限値が7である都合上、ミドルからの安定を目指すならLv3,クライマックスで下限値になってくれればいいやって人はLv2で充分に仕事をしてくれるのですから。

言わずもがなですが普通のビルドならそれで構いません。しかしここはインターネットの海で見当たらないような謎ビルドの置き場。普通じゃないビルドでコンセントレイトLv4を見せびらかしていこうと思います。


という訳でコンセプトを聖剣の王者(RW p.55,IA p.118)とライトスピード(EA p.77)に絞って作ってみます。

聖剣の王者、何故かマイナーで使用するとメインプロセス中C値-2(下限値4)が継続する

本ビルドではこの謎仕様を悪用活用し、ライトスピードで攻撃回数を増やすことにした

ここで、コンセントレイトLv3をプリプレイで取得し、侵蝕値100%以上の状況を考えると、C値はコンセントレイトLv4(侵蝕値補正アリ)のC値-4、ライトスピードのC値+1、聖剣の王者のC値-2でC値5(下限値4)で止まってしまう。

ここでデモンズシードをコンセントレイトに適用すればC値が下限値に届き、C値4で2回殴れる!というのが本ビルドのコンセプトだ。似たコンセプトでリミットリリースや激情の早鐘で下限値に届かせるものはいくつか確認したが、こちらの方がスマートなのではないだろうか。



Dロイス:遺産継承者(LM p.109)or遺産の器(HR p.103) 聖剣の王者(RW p.55,IA p.118)

エフェクト
・コンセントレイト Lv4 (EA p.129)
・ライトスピード Lv1 (EA p.77)
・マルチアクション Lv1 (EA p.131)
・起点エフェクト Lv1

ユニークアイテム
・デモンズシード (HR p.87,IA p.64)

総使用経験点 78点


コンセプトだけで78点だが、初期作成130点で残り52点もあるのでかなり色々なカスタマイズができるのではないだろうか。亡霊の御印(HR p.97,IA p.152)が取得できるなら、さらにデモンズシード分の3点が浮く。ちなみにこれだけでも大体クライマックス戦闘の1ラウンド目に100ダメージくらいは出せるはず。

また、本ビルドは必須シンドロームがハヌマーンかウロボロスである…と思ったのだが特異体(IA p.135)のせいでシンドロームすらなんでも良くなった。トライブリードでもいけるのバグ過ぎる。IA環境じゃない人はハヌマーンかウロボロスを採用しよう。

注意点として、聖剣の王者の効果とライトスピードを同時に使う必要がある為、マルチアクションが必須である。
ノイマンを採用した場合はクイックモーション(EA p.90)、ブラックドッグを採用した場合はメカニカルアクション(EA p.40)が上位互換になるので組み換えるといいだろう。

また、マイナーが潰れて移動が出来ない都合上、起点エフェクトは射程を確保できる一閃(EA p.73)や伸縮腕(EA p.67)、シャドーテンタクルス(BC p.68)などを推奨する。どうしてもできない場合は移動エフェクトを別途取得しよう。

残り52点、何を採用するかは選択したシンドロームや命中率との兼ね合いもあるのだが、特に相性が良さそうなエフェクトやアイテムを挙げていく。

・知性ある獣(EA p.59)+完全獣化(EA p.57)+神獣撃(EA p.61)
神獣撃による完全獣化の解除がメインプロセス終了時であることに着目したビルド。聖剣の王者だけに依存していない構成で、1発芸では終わらないのが魅力。知り合いが使ってたが1ラウンドで250点出してて笑った。普通に1番強いのはコレ。

・オーバーロード(EA p.101)、デトネイトモード(RU p.25)
武器破壊が何故かメインプロセス終了時であることに着目したビルド。どうせ1発芸なので遺産も使い捨てでいい。
なお、ギガンティックモードなど一部の武器破壊エフェクトは判定終了時に武器が破壊されてしまい、ライトスピードによる2回目の攻撃でC値-2の恩恵を受けられなくなるので注意。
ギガンティックモードも採用する場合はロイスを叩き割って聖剣を復活させましょう。
実際の使用感としてはかなり好感触。オーバーロード以外の火力上昇が無くても1ラウンド目で150点程度の火力が出せた。
クライマックス時に10DX4で2回攻撃するとオバロ込みでのダメージ期待値が約80ダメージ×2である。これだけで充分な火力が出せるので非常にオススメ。
また、下記のセカンドディールと組み合わせることを推奨する。

・セカンドディール(UG p.38,IA p.149)
オーバーロードやデトネイトモードとセットで採用するFHセルリーダー用エンブレム。
聖剣の王者がレアアイテムじゃなくて本当に良かった。2本目の聖剣を取り出す為に遺産を叩き割るの、いくらなんでもFH過ぎる
私は神獣撃よりもオバロ+セカンドディール派。挙動がキモくて好き。もしこちらを使う場合は怪しい裁定部分をGMに確認しましょう。

セカンドディールで取得した武器は即座に装備できる(ハイキャッスルや原初の混沌に関するFAQを参照)はずだが、この点については一応GMに確認を取ることを推奨する。

また、セカンドディールを取得する際は、成長でマルチアクション系のエフェクトをもう1つ取得することを推奨する。聖剣の王者をオバロした次の手番で、マルチアクション系エフェクト2つをマイナーで使用する事で即座に聖剣の王者を入手&効果起動を狙う為である。
(2本目の聖剣の王者の効果が使えるかは要GM確認)

・ダンシングシミター(CE p.66)
聖剣の王者の効果が『この武器を使用した攻撃で~』という記述であり、白兵攻撃である必要がない。
RC攻撃のC値を4にして2回攻撃したい場合に採用を検討するといいだろう。
また、ダンシングシミターを採用する場合はサンドシャード(HR p.81)が好相性。あちらも武器破壊がメインプロセス終了時なのでセカンドディールやオーバーロードとの相性が良く、射程視界の範囲選択なのが偉い。
サンドシャードは武器の攻撃力を参照してくれるけど武器を使用した扱いになるのかについては記述が曖昧なので要注意。

・妖精の手(EA p.100)、剣精の手(HR p.81)
C値が低いので達成値がゴリッと伸びることを期待できる。ちなみに私はファンブった。その気になったらロイス2つを叩き割ってロイスボムも出来るし普通に情報判定で使用してもいい。


いかがだったでしょうか。第1回という事で駄文長文となってしまったかもしれない。
もし「このアイテムとかエフェクトが相性いいぞ」っていうのがあったら是非コメントで教えて頂きたい。
今キャンペーンシナリオで使ってるから参考にしたい。

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