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ケアされないメンタルヘルス

2月から在宅勤務になり、1ヶ月有給休暇で、そのあとずーっと在宅である。半年くらい在宅で、今後も続きそうだ。

完全に個人の感想なんだけれど「ずーっと家にいると参ってくるので、メンタルヘルスケアします」みたいなことをやってる会社があるようだ。ようだっていうとアレだけど、前の職場でも、今の職場でもそういうセッションがある。

私はずーっと自宅にいることに不満はない。運動不足だなぁとは思うけど、嫌なら勝手に運動すればいい。いつでもジョギングや自重トレーニングができる。

勤務先の支社に、私のロールの従業員は、私だけだ。だから、チームと言っても、周りは別の職種で、タスクをふられたり、もらったりすることになる。あるいは自分で取りに行くとか。人と話すことはあるけれども、一番大事なことは、一人で思考したり、コードを書いたり、文書を書いたりすることだ。コニュニケーションはインプットとアウトプットの手段でしかない。もちろん重要な要素ではあるけれど。

あのですね。

自宅にこもるくらいでメンタルヘルス気にするのはいいけど、自宅にこもらずにオフィスにいたときの私のメンタルヘルスとか気にされないのよね、と思う。私は混んだ電車で通勤すること自体に、それほど文句はない。不快ではあるけれど、まあ、そんなもんでしょくらいに思っている。人間らしさがーとか言う奴いるけど、満員電車で通勤するのは人間だけなんだから、人間らしい活動だと思うけどな。まあそれはおいといて、だ。

パーティションやキュービクルじゃないオフィスって、関係ない声が聞こえて気が散るし、人が動くのが目に入って気が散るし、あんまり集中できない。ちょっと音に敏感なところがあって、だいぶ気が散る。耳栓して、ノイズキャンセリングヘッドホンでホワイトノイズを聞いていた。耳栓にたどり着くまでは、ホワイトノイズで耳鳴りがあった。

そういうヘルスは気にしないんだなぁ、そんなやつは従業員として不適格であるということなんだなーと思う。それが間違いだは言わないけど(嫌なら辞めればいいんだし)、少なくとも自分の居場所ではないんだな、とは思う。

(Photo by Martin Adams on Unsplash)

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