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コンデジを買いたいとな

長距離鉄道がガラガラだという噂をきいたので、帰省したんだけど、そんなにガラガラではなくて、社会的距離を縮めてしまってすみません(1車両に2人とかかと思ってた)。

帰省するのは両親が元気・あるいは元気ではないことを直接確認することと、彼らのIT環境を整備することが目的になっている。LINEのスタンプを買いたいけどクレカ情報登録するの怖いとか、macOS のバージョンを上げたら32-bitアプリが動かないとか、何もやっていないのにおかしくなったとか、そういうの。

母はLINEをよく使うんだけど、受信通知がこないときがある、というのが今回の最優先相談であった。友達ごとに通知設定が有効になってたり、無効になってたりしていたことを自覚していないことが原因であった。けど、これ友達がたくさんいて、まとめてオン、とかできないのは面倒そうだなと思った。

父の相談は「いま、コンパクトデジカメを買うなら、どれがいいか?」であった。すぐに思い浮かんだ答えは「買うな」だったけど、そこはまずは解決すべき課題を聞こうではないか。曰く、シニアのコミュニティ・カレッジ的なクラスのまとめ係とやらに任命され、活動の様子を写真に撮って、共有したい、のだそうだ。

あのですね。高齢者が濃厚接触しないでください。四六時中ついてる、そのテレビとかいうデバイスから流れてくるコンテンツをちゃんと消化してください。と思いきや、テレビってずーっと感染者数の更新とか、もうすぐ専門家会議が始まります(終わりますではない)とかばっかりやってて、具体的なアクションにつながる情報が出てこない。

あと落ち着くまではコミュニティ・カレッジは休みである、という。ほんまやな、ちょっと落ち着いたくらいでは出かけへんねんな、自分が言うのもナニやけど、と念押し。

で、もう少し詳しく聞く。デジタル一眼レフのカメラを持っていくのは重いし、そんなに気合の入った写真をとるわけではない。枚数は10枚〜20枚であろう。ちょっとした処理は 慣れてるので MacBook でやりたい。

「そのメールとLINEくらいにしか使っていないAndroidっていうカメラで撮って、パソコンで使っているアドレスにメールで送りましょう」で終わった。本当は、Google Photo で同期できる(おそらくしてるけど気づいてない)んだけど、ちょっと話してみたら混乱してたっぽいので、今回は保留にした。そのうち枚数が増えてくるだろうから、そのときに。

デジイチはパソコンと直結してるから、同じようにするもんだと思っていたらしい。私にパソコンを教えてくれた父はもういない。ていうか、コンデジってそもそも売られてるんですかね。

Photo by Barrett Ward on Unsplash

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