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G1 CLIMAX 33 総括

↑予想編はこちら

今回は、G1 CLIMAX 33の総括です。

Aブロック

星取結果

本命=SANADA ※1位
対抗=清宮海斗 ※4位タイ
大穴・応援=辻陽太 ※3位

ある程度予想はしていましたが、やはりSANADA選手の独走でしたね。
ここは格の違いを見せてくれました。

一方で、清宮選手の結果は予想しませんでした。
4位はまだしも、負け越しというのは驚きです!
プロレスリング・ノアでの実績があるとはいえ、新日本プロレスのリングは、アウェイの地です。
なので、2位が限度くらいに考えていましたが、もう少し星を伸ばすとも思っていました。
令和闘魂三銃士(海野翔太、成田蓮、辻陽太)との対戦成績も1勝1敗1分なのは、年代、キャリアを考えてもある程度納得ですが、ヒクレオ選手に負けたのが痛かったですね。
ここで勝っていれば、準々決勝に進出していましたし、ヒクレオ選手が清宮選手と令和闘魂三銃士に全勝したのも、少し実力差があったように感じてしまいます。
ただ、プロレスは負けて得るものも多いので、清宮選手に関しては、良い経験になったのではと。

辻選手は3位。
清宮選手、海野選手、成田選手を抑えての、この順位は立派だと思います。
ただ、3位とはいえ、序盤の負けが響いて、進出争いに加わることは出来ませんでした。
結果以上に厳しいリーグ戦でした。

Bブロック

星取結果

本命=オカダ・カズチカ ※1位
対抗=ウィル・オスプレイ ※2位
大穴=エル・ファンタズモ ※3位タイ

こちらは見事に予想が的中しました。
結果もですが、リーグ戦の全体的な星取状況も、かなり想像通りでした。
タイチ選手とタンガ選手が、オスプレイ選手に勝つ波乱はあったものの、オカダ選手とオスプレイ選手には、リーグを突破する安定感がありましたね。
この両選手がただただ強かった!
Bブロックに関しては、その一言に尽きます。

Cブロック

星取結果

本命・応援=鷹木信悟 ※5位
対抗=デビッド・フィンレー ※1位
大穴=エディ・キングストン ※4位

さて、Cブロックです。
当初の予想通り、やはり混戦でした。
鷹木選手推しの自分ですが、それでもまさか5位とは⁉️
ちょっと真っ向勝負にこだわり過ぎたのか、リーグ序盤のエディ戦、HENARE戦の黒星も痛かったですが、自分的には終盤のタマ戦での引き分けが痛かったです。
納得いく結果ではありませんが、それでも3勝3敗1分の五分なわけで。
後一歩の5位でした。

フィンレー選手に関しては、元々の実力に加え、勝てる試合をものにする安定感が出ていました。
もう新日本プロレスのトップ外国人選手の一角と言って良いと思います。

エディ選手は想像以上の内容でした!
決して器用な選手ではないと思うのですが、技に魂が込もってて、日本向きの選手だったのではと思います。
今後もSTRONG無差別級王者として、活躍に期待できそうです。

Dブロック

星取結果

本命・応援=内藤哲也 ※1位
対抗=ザック・セイバーJr. ※2位
大穴=ジェフ・コブ ※3位

こちらも見事に予想が的中しました。
内藤選手がリーグ1位でしたが、スロースターターであるにもかかわらず、引き分けなしに勝ち星を重ねられたのは、試合の組み立ての上手さ所以ですね。
20分という時間を有効に使っていました。
まさにトランキーロの精神ですね。

ザック選手もTV王者だけあって、試合時間の使い方は上手かったと思います。
一瞬で決められる技術を持っているところが、一番の強みですね。
この両選手に限らず、Dブロックの選手が一番、20分の時間制限を感じさせませんでした。
さすがのベテラン揃いの安定したリーグだったと思っています。

準々決勝~優勝決定戦

勝敗結果

優勝予想=内藤哲也 ※優勝

準々決勝では、EVIL選手がHOTの介入で、SANADA選手を倒す波乱。
そして準決勝では、そのEVIL選手とHOTを相手に1人で立ち向かい、倒してしまったオカダ選手。
全く死角のないオカダ選手の強さでした。

一方、準決勝のもう1試合、

内藤哲也vsウィル・オスプレイ

内藤選手にとっては昨年2度負けた相手。
最大の山だと思いましたが、この試合がまた、とんでもないものとなりました!
オスプレイ選手の激しい攻撃に、KO寸前に追い込まれた内藤選手が、スターダストプレスやグロリアなど、最近見せない技を駆使して対抗します。
内藤選手の精神力やスタミナにも驚きでしたが、その底力を引き出したオスプレイ選手の技量も素晴らしかったです!
個人的には、この試合が今年のG1のベストバウトですね。

この時点で内藤選手は覚醒していました。
決勝戦では、無敵だと思われたオカダ選手にも、互角以上の強さを見せていました。
最後のレインメーカーとデスティーノを巡る攻防を制し、内藤選手が勝った瞬間は、会場は歓喜の渦で大爆発でした!

逆転の内藤哲也を見せられた夏!
最高のフィナーレでしたね!

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