iOSであそべるひと


もう半月で年も終わるというのに、なんというビッグニュース……。

「PicoPico」はパソコン向けのゲーム配信サービス「ProjectEGG」を運営しているD4エンタープライズがiOS向けに配信しているサービスです。
シティコネクションは星をみるひとの兄弟的作品「サイキックシティ」の版権も持っているため、D4エンタープライズとも繋がりがあると存じていましたが、まさかこういう形で星をみるひとがまた日の目を浴びるとは思いませんでした。
もう「ゲーム機がないから遊べない」なんて言わなくて済むね(ニッコリ)


2020年は星をみるひとが驚くほど露出した年でした。
今年の動きを改めて、個人的にビビっと来た事柄を振り返ってみます。


4/3 シティコネクションにて星をみるひとの二次創作ガイドラインが制定
奇しくも僕が「星をみるひと発売日問題」で情報提供を呼び掛けたタイミングにかぶる形でニュースが出てきて驚きました。
星をみるひとの版権取得は2016年段階でネット上で明言されていましたが、そこから2020年まで本当に何もなかったので突然の動きにびっくりした一方、「まぁ二次創作が活発なタイトルだから公式がガイドラインを定めてくれるのはありがたいな」と思いました。
しかしこれはほんの序章に過ぎなかったのだ……。

5/1 シティコネクションよりNintendo Switch版の発売が発表&壁紙イラストコンテスト開催
今年最大の事件でした。
この段階で「冒険をアシストする新機能」の存在が示唆され、代わりにレベルでも上げてくれるのかと思いましたが、結果的に斜め上を行く超便利機能を引っ提げてきたのだから驚きでしたね。
壁紙コンテストも特筆すべき点で、15日間の募集期間の中で自分は何が出来るかを必死に考え、だいぶ無謀な挑戦をしたのもいい思い出です。

7/20くらい? 壁紙イラストコンテストの参加賞「かりう賞がいつ届くか」を取り上げたブログ記事が出現
まさかの「いかがでしたかブログ」に取り上げられる珍事態。
しかもよりによってコンテスト応募者百名弱にしか需要がなく、ほぼ同タイミングでシティコネクション側から「そろそろ送るよ!」とアナウンスがあった事柄に対して記事にしてしまうとは。
何故この題材を選んでしまったのか不明ですが、現在ページが閲覧できないことから色々と邪推してしまいます。
(現在消滅→https://touyagameold.com/hoshiwomiruhito-present-kariuaward/)

7/30 Nintendo Switch版星をみるひと発売
待望の配信日にして、星をみるひと三度目の誕生日を迎えました。
発売一週間前まで日時のアナウンスがされておらず、また任天堂の公式ページの発売スケジュールに直前まで名前が出なかったため、「本当に配信されるのか」「新しい発売日問題か」とやきもきしたのもいい思い出になりました。

8/2 ゲーム実況集団いい大人達が星をみるひとの公式生放送を開催
switch版発売を受けて、十年以上の活動実績を誇るゲーム実況者集団「いい大人達」が12時間ぶっ続け生放送というとんでもない配信をやってくれました。それも二回!
配信の中盤ではシティコネクションとのリモート対談も実現しており、ここで「もつ鍋屋とセットで権利を買った」と知った方も多いのではないでしょうか。
8/14に完結編を配信、見事完走されました。
在では一般会員向けにも再録動画を投稿されておりますので、ぜひご覧ください。

8/3 かつてファミ通で「クリアしただけで殿堂入り」の伝説を打ち立てたunipon51氏が当時を語る
君はファミ通1996年4月12日号「『ロマンシングサ・ガ3緊急号外』にて星をみるひとのエンディング動画を投稿した」彼を知っているか!?
先の壁紙イラストコンテストにまさかの投稿をされ、当時を振り返るブログも公開されました。
(このことを知らずに相互フォローしてたのでめちゃびっくりしました)

8/14 RTAinJAPAN2020でレース方式で星をみるひとのRTA配信
星をみるひとRTA記録ホルダーであるhorrinさん、同じく海外走者dowolfさんが併走してRTA界隈に新たな風をもたらしました。
「私は当時、スーファミのファミリードッグという信じられないくらいクソゲーなプラットフォーム・ゲームをプレイしていましたが、どーゆうわけか、その味を口から洗い流してくれるのは、ほしみるが一番だと思いました。」(dowolfさんのコメントより、原文より一部校正して抜粋)

8/19 FRIDAYデジタルにて星をみるひとを扱った記事公開
switch版発表以降、様々なメディアが星をみるひとを取り上げましたが、その中でもFRIDAYも目を付けたことに驚きました。
しかしもっと驚いたのは十年ほど前に誌上で「星をみるひとをクリアする」なる企画をされていたことで、週刊誌系は全くの観測外でしたのでまさかそんなところに、と驚きを隠せませんでした。
どの号か探しているところです(ご存じの方いたら教えて!)。

11/15 ゲームレジェンド33にて星をみるひと合同誌第二弾「手のひら銀河」頒布
星をみるひとの二次創作人気を裏付けるかのような、豪華な合同誌の第二弾が発表されました。
第一弾では諸事情で参加できなかったため、今回は新作を引っ提げて寄稿出来て本当に良かったです。
現在Boothにて通販受付中ですので、ぜひお手に取ってください。

11/18 レアハンターマラリア氏作成「星をみるひとをみるひと」公開
僕の独自研究「星をみるひと発売日問題」の動画を作って頂けました。
また多くの調査協力もしていただき、本件を通じて多くの知見を得ることが出来ました。
この研究はいつ終わりが見えるのか、見えたとしてそれはここで書いてよい結論に行きつくのか……まだまだわからないこと尽くしですが、調査の余地がある限りは続けていきます。
(一応、動画で紹介されている範囲以上の調査が進んでいるところです!)

12/15 「PicoPico」で星をみるひと配信開始
冒頭でも触れた、まさかのスマホ版星をみるひと。
僕はAndroidなのでiOSユーザーの皆さんはやり倒してください!


これらに加えて、自身の連載「RESTART」がスタートし、本年中に三回掲載されました。
公式非公式関係なしに取り上げてしまいましたが、振り返ってみると33年前に役目を終えたはずのIPがここまで様々な事が起こったと改めて驚きます。

ここまでくると、今年中にあともう一回星をみるひとで何かが起こる気が……しない?

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