メタバースで働くということ

 先日、気になるネット記事を見かけた。

ビジネスインサイダージャパンの『18人の大学職人が1週間メタバースで働いてみた結果…2人は数時間で脱落/Stephen Jones』だ。

VR(バーチャルリアリティ)での長時間作業でどうなるか?の実験を行ったとある。
その結果報告内容には、良くない印象を受けた。

なにしろ、2人が吐き気などにより数時間で脱落し、残りの人たちにも平均して半数近くに眼精疲労などネガティブな結果が出ている。

使用された機器はVRゴーグルの一種、ヘッドセットのOculus Quest2である。重さもあるだろうが、吐き気はVRの副作用としてよく知られている。

これらの報告から、メタバース内の世界で働こうとすると今のままでは、必ず適応できない者が出てくるだろう。


それでは、どうすればいいのか?
適応しやすくなるためには、脳や視覚などにストレスをかけないようにすればいいのではないかと考えている。

違和感がストレスになるのであれば、現実と仮想を組み合わせたパラレルバースのような、AR(拡張現実)を組み合わせた世界にすればストレスにならないのでは。

また、株式会社キャドセンターからリリースされている「街バース」のような「アイレベル」(人の目線の高さ)でのリアルな3Dデータであれば、負担は軽減される?

いずれにしても、機器×視覚データが限界とならないよう新しい技術が出てきて欲しいものだ。

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