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『トロメニカ』世界の情報まとめてみた


■生き物がいない

異世界生物調査の定義に基づき、ここで云う生き物とは「死ぬもの」である。
ぽやぽやと呼ばれるものだけが現存している。
他の生き物は最初から存在しないのか滅びたのか不明。

■ぽやぽや

ぽやぽやとは、エーテルというエネルギーの塊である。
100年ほど物や人にくっついて学習し自我を得る。
自我を持つぽやぽやがパルカのゆりかごで肉体を得たのがニンゲンである。
自身の名前は自我の芽生えとともに自然と自覚する。

■エーテル

この世界に満ちているエネルギー。
創造するための力。

■魔力

ものを動かすためのエネルギー。
全ての生き物に微量に備わっている。

■ニンゲン

この世界に存在している霊長類。
ぽやぽやが肉体を得たもの。
肉体は破損してもパルカのゆりかごで何度でも再生できる。
すでに自我を持っているため、ある程度成長した姿で生まれてくる。生まれたときの姿が15歳なら、15年経たないと肉体は成長しない。
ぽやぽやが消滅しない限り、死ぬことはない。

■神様パルカちゃん

この世界の創造主といわれる。
パルカちゃん教団という宗教団体で崇拝されている。

■パルカのゆりかご

ぽやぽやが肉体を得るための装置。
エーテルをエネルギー源にして稼働している。
人型の肉体しか作れない。動物や人外を作ろうとしても必ず失敗する。

■パルカちゃん教団

パルカちゃんを崇拝している宗教団体。
巨大宇宙船「ふじのまじょ」を占拠している。

■母星『アケボノ』

母星『アケボノ』はすでに滅びている。

■巨大宇宙船

母星が滅びた際、脱出するために建設された4隻の宇宙船。
現在は宇宙船の中でほとんどのニンゲンは生活している。

■巨大宇宙船『あおいりゅう』


通称アオ。
研究施設やパルカのゆりかごがある。厳重に警備されており、一般人は許可なく立ち入れない。

■巨大宇宙船『あかいとり』

通称アカ。
地位が高いニンゲンが暮らしている。
母星の歴史に関わるものが保管されている。

■巨大宇宙船『しろいほし』

通称シロ。
一般住居や商業施設が入っている。
大勢のニンゲンが生活している。

■巨大宇宙船『ふじのまじょ』

通称フジ。
パルカちゃん教団に占拠されている。
監視AIでこの世界を否定する表現等を言論統制している。

■監視AI

この世界を否定する表現を削除・変更する。

■バイオニア

AI搭載のロボット。
人が飼うペットも、トロメニカが連れている生け捕りくんも、動物園や水族館にいるのも、すべてバイオニアというロボット。

■生け捕りくん3号

ジャンガリアンハムスター型のバイオニア。ラビットハウス製。
両親の所有物。パートナー設定が両親になっているためトロメニカの言うことは聞かない。
頬袋は異次元ポケット。とてもすばしっこい。
トロメニカには異世界生物調査は辞めてほしいと思っている。

■惑星ナツノヨ

かつて何かが生活していた痕跡が残る、打ち捨てられた星。
日照時間が短く夜が長い。夜になると「ホタルビ」と呼ばれる子供の頭部ほどのサイズの光の球体が漂う。ホタルビは生き物ではなく現象のひとつ。
廃墟だらけのナツノヨに住んでいるのは物好きくらい。

■ラボ

トロメニカはナツノヨのラボに住んでいる。かつて祖父母が乗っていた中型宇宙船が不時着したものをラボと呼んでいる。
ラボの内部にはよく分からない古びたものが大量に転がっている。生け捕りくん3号やぽやぽやが映る特殊なカメラもそこに眠っていたもの。
旧いものだが異世界調査用の機材もあったのでそれを使っている。

■セイリュウ研究所

選営(地球で言うところの国営)の研究機関。
特例生命体研究部門、ぽやぽや研究部門、バイオニア開発部門等がある。

■特例生命体研究

トロメニカが「異世界生物調査」と呼んでいるものの正式名称。

■アンバー

民間人を保護している民営の組織。

■ベルトラン隊

選営(地球で言うところの国営)の防衛機関。
地球で言うところの警察のようなもの。

■学校

トロメニカが通っている学校。
試験に受かれば1~2年で卒業できる。卒業後は大人として認められ、卒業証明カード(サートカード)を所持することが可能になる。

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