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VLL引退エントリ(2021.12~2024.01)

こんにちは!とろくまです!
電気通信大学バーチャルライブ研究会で2021年12月から2024年1月まで、ライブ制作や広報を中心に色々とさせてもらった人です。
2023年度はVLL三役補佐として運営のお手伝いもさせてもらっていました。
昨年末のMIKUEC2023をもって任期満了で役職を退任し、いまは引き継ぎに追われております・・・・・・(悲痛な叫び)

そんな話は置いておいて、、、、この記事ではVLLで過ごした2年間の思い出を振り返っていこうかなと思います!!MIKUECの制作の裏側もちょこっとお話できたらな~と思います!


クリスマスお菓子作り会(2021.12)

初手からMIKUECじゃなくてごめんなさい。。。。。これはその名の通りお菓子作り会です。MIKUEC2021が終わって、クリスマス会的なノリでやってた会ですね。ここで初めてVLLのメンバーと対面して自己紹介した記憶があります。ちなみに写真に載っているのは皆さんご存知、VLL特製の『ネギチュロス』です!!!!!ネギチュロスの歌が流れる部屋に入れられて「????」ってなってました。今ではいい思い出ですね・・・・

右上の"カステラ"は、元副部長の"ぱすてら"をもじったもの

VLL公式サイト 全面リニューアル(2022.04~08)

サイトの全面リニューアルが一番最初にVLLで制作したものでした。この時期にロゴのリブランディングも行って、広報的にVLLをリニューアルいきました。イラストは新規で描き下ろしてもらったもので、構図が定まるまでに結構苦戦していた覚えがあります。感謝・・・・・

「広がれ、創作の輪」のキャッチフレーズもここで初めてできたものです。VLL部員だけでなく、MIKUECを応援してくれる人たちにも創作の楽しさを知ってほしい、みたいな思いが込められていました。そういった意味では、MIKUEC2023のイラスト募集では特にこれが現実になったなぁ・・・と思ったりしていました。

最近では公式サイトを改善すべく優秀な後輩が頑張ってくれているようなので、個人的にはこれからが楽しみです。

mikuec.comのトップページ (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

MIKUEC2022(2022.12)

MIKUECの5周年記念も兼ねたライブ『MIKUEC2022』では、広報メインで奔走してました。ロウワーの上映像も担当してましたね。懐かしい・・・・
制作にしっかり関わったのはこれが初めてで、ライブってこうやってできていくんだ~っていうのを間近で見れた新鮮な体験でした。ライブ終わってからは先輩に泣きついてましたね、、、、青春かよ、、、、という。

広報ではTwitterの運用や情報公開スケジュールの計画・運用がメインでしたが、ティザーサイト・特設サイトの制作も重めなタスクとして担当していました。「ライブのサイトなんて作ったことないが???」みたいな感じで困惑しながら、メインビジュアル担当やテーマソングMV担当の方々とテーマである『GO』のイメージを膨らませながら最終的にサイトのデザインへと落とし込んでいきました。

MIKUEC2022 ティザーサイト (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

気づいた方がいるかはわからないんですが、特設サイトの上部では夜空に混じって流れ星が一定のタイミングで流れています。こういうイースターエッグみたいなのを仕込むのも楽しかったですね。

MIKUEC2022 特設サイト (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

20生引退・三役補佐へ(2022.12)

個人的にはかなり大きな出来事でした。それまではひとつ上の20生に頼って相談して諸々を進めていたのに、彼らは突如として引退してしまい、全てを自分たちで背負って進めていくことになったんです。任期満了なので仕方ないんですけど・・・・今の後輩たちも同じ思いなのかもしれませんね。

さて自分は途中入部だったのにも関わらず、社畜耐性があることを見抜かれてしまい、最終的には新しい役職である「三役補佐」に就任することになりました。お陰様で、人生で二度と経験することがないであろう過酷な1年を過ごさせていただくことになりました。。。年度末の段階で180人規模の団体に膨れ上がっていたので、本当に色々と大変でした。

とはいえ1人の人間としても、クリエイターとしても学ぶことが多く、貴重な経験をさせてもらえたので三役補佐になれたことには今でも感謝しています。

部内ライブ2023(2022.12-2023.07)

特に語れることがないです・・・・・・部内ライブでは何もしてなかったので・・・・・・とはいえ曲数が多くてひっくり返った記憶はあります。確か40曲?2日開催のデカイベントでした。

このあたりの時期は新入生である23生たちとどうやって接したらいいんだろう。。。。みたいな感じで色々と考えた時期だった覚えがあります。1つ下の22生との距離感もよくわからなくて右往左往していました。うおうお。

福桔祭 ボーカロイドファンメイドライブ with MIKUEC(2022.06-2023.10)

なんとまさかのVLL初の外部ライブ。初の野外ライブでもありました。
6月頃に福知山公立大学の学祭実行委員会の方からお話をいただき、そこから相談をしていく中で彼らの熱意を感じて「一緒に作りましょう!」ということになりました。セットリストなどは学祭実行委員会の方と相談しながら決めていき、コンテンツはVLLがこれまでに作ってきたものを中心に制作を進めていきました。特にメルトのモーションはMIKUEC2023とも違う、完全新規のものだったそうです。

当日はファンメイドライブ関係者の方も含め多くの方に来ていただいて、ライブも無事にお届けできて正直ほっとしていました。帰りの新幹線で翌日昼提出の実験レポートを泣きながら書いたのはいい思い出です。(無事に徹夜で提出できました)

福知山ライブ 会場の様子 (©UEC VIRTUAL LIVE LAB / ©福桔祭実行委員会)

調布祭(2023.11)

すごかったらしいですね!(←コラ!)
え~~っと実はですね、調布祭期間は授業がないということで家にこもって、MIKUEC2023のチケット予約システムの最終調整をしていました。ギリギリでしたね・・・・予約開始を半日ほど延期していたんですが、延期前の時点でほぼできあがっておらず、深夜1人で黙々と組み上げていっていました。朝になって起きてきた人たちを捕まえてシステムのデバッグをしてもらっていましたね・・・・・反省。

そういう訳で1-2日目は現地にいけませんでしたが、会場にいたメンバーから「人が例年の比ではない」という嬉しい悲鳴を聞いていて、MIKUEC2023はもっと人多いんだろうな~などと思っていました。
最終日に開催された「MIKUEC selections 2023」には広報として現地入りして、人の多さに圧倒されていました。待機列こんなに長いことある・・・???

とはいえネギチュロスは完売し(自分は食べそこねた・・・)、ミニライブもイラスト展も上手くいっていたので一安心・・・・といった感じでした。
4月時点では企画数を減らすかどうか、みたいな議論もありましたがやっぱりやってよかったですね。楽しんでいただけたなら幸いです。

調布祭向けにロゴを作ったりもしていました (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

ちょっと余談ですが・・・・調布祭期間に開始したチケット予約は、まさに異常というべきペースで増えていっていました。開始5分で100件と、そこからも増加を続け最終的には予約枠の上限スレスレのような状態になっていました。MIKUEC2022では逆に予約が少なくて頭を抱えていたので、部内は騒然としていましたね・・・・これこそ有志団体では中々経験できないものだったなと思います。

歌奏絆デビュー(2023.11)

2023年11月、調布祭直前にバーチャルアイドル歌奏絆がデビューしましたね。構想の段階から音声合成ソフトSHAREVOXを開発しているYちゃんと何度も議論重ねて、最終的にデビューにたどり着くことができました。

MIKUECを6年にわたって積み上げてきたVLLが提供する、完全新規のIPである彼女がどうあるべきか、メンバーと様々な議論を重ねてきました。
一過性のキャラクターではなく、長く多くの方から愛されるバーチャルアイドルになることを願っています。公式Xアカウントもありますので、ぜひフォローして応援していただけると!!(宣伝)
(公式X → https://twitter.com/kanade_tsugu )

私自身は立ち上げまでを担当していたので、歌奏絆のサポートは後輩たちが担当してくれています。これからが楽しみですね!

歌奏絆 初公開画像 (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

MIKUEC2023(2023.12)

来場者数1,100人、配信の最大同時接続数1,100人とかいう訳の分からないレベルのライブでしたね。自分は「メランコリック」の上映像と、広報全般を担当しました。それ以外だと・・・・

ロゴデザイン、アナウンストレーラー、チケット予約システム、特設サイト、無料配布グッズ、等身大パネル、部員限定グッズ、配信カメラ、広報全般、知的財産関連・・・・

辺りを担当していました。多すぎる。でもどれも楽しかったので最後の年にここまでできたことには本当に感謝しています。本当に良かったです。

MIKUEC2023の制作では、MIKUEC2022までの制作プロセスを見直し、各制作チームのリーダーが中心となって早め早めで滞りの無いように進めてくれていたので大きな問題が起きず、逆に直前はヒヤヒヤしていました。
え?予約システムの障害?知らない子ですね・・・(大変申し訳ございませんでした・・・)

MIKUEC2023 特設サイト (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

三役補佐 退任

いや~~~~~~~~長かった、長かったです。この記事ではあっさりと書いていますが、三役補佐としての1年はめちゃめちゃ長かったです。人生で一番長い1年でした。

VLLでの引退式は通称「下剋上」と呼ばれており、3年生が1人ずつありがたいお言葉を語っては外に出ていくという謎文化があります。この伝統には3年生の代を追い出して2年生・1年生自分たちの代にするんだぞ、という強い意志があるんでしょうね。たぶん。諸説あり。

実際には前期の段階から引退を見据えて色々と下準備をしていき、12月のMIKUECをもって正式引退というような形を取っています。そういった意味でも、ようやく次の世代になるんだなという感覚はありました。

イメージカラーの水色な花束で嬉しかったです

さて・・・・・・本当はここで終わりのはずなんですが、まだもう一つありましたね?そう、MIKUEC VIRTUAL 2です。

MIKUEC VIRTUAL 2(2024.01)

MIKUEC2022が終わった1年ほど前から開発を始めたプロジェクトでした。20人ちょっとの小さなチームで、MIKUEC2023やここまで書いてきた色々なものをこなしながら何とか開催にこぎつけたライブです。自分は本作のディレクターとして沢山の人に協力してもらいながら制作に関わりました。

オンライン形式のMIKUECは2020年、2021年と、コロナ禍における対面ライブの代替として開催されていました。自分は入部した2021年当時からバーチャルライブをやりたいと思っていたので、ここで最後に制作・開催することができて本当に幸せでした。

バーチャルライブとは何なのか、様々な議論を重ねながら制作をしていきました。本当の意味で、"バーチャルライブ"を研究していましたね。

詳しい話はまたどこかで、VLLを通してお話できればなと思っています!

相棒のミクと黒いミクとマスター (©UEC VIRTUAL LIVE LAB)

おわりに

この2年間に自分の周りで起きていたことを色々とまとめてみました。いま振り返ってみると、どれも大変だったけどいい思い出ばかりです。入学したときには想像もしていなかったような大学生活でした。

私個人は(おそらく)順調に大学でのステップを踏めるようなので、VLLからは離れて研究の方に専念していこうかなと思っています。

と は い え

一度創作の美味しさを味わってしまった人間は、創作のない生活には戻れません。そういう訳で、これからはVLLとは違った形で新しいデジタルエンターテイメントを作っていけたらなと思っています。まだふわふわしてます。お力を貸してくれる方はいつでもお待ちしていますので何卒・・・・・・

ということで、これから引き継ぎ作業の続きに戻ります。
未来のVLLに幸あれ。



※この記事に掲載されている内容は、所属団体の見解ではなくとろくま個人の見解です。

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