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漫画「ランウェイで笑って」

この漫画が面白い。
最近知り合いにオススメされた漫画「ランウェイで笑って」

今出てる13巻までを一気見してしまいました。

物語はパリコレを目指すけど身長だけがどうしても足りない女子高生と、貧しい家庭の中でも服作りの才能を認められながらデザイナーを目指す男子高校生の2人の物語。

この2人の成長がメインの物語です。

これがもうね、圧巻。
ファッションの漫画、と一言では収まらないボリューム感。

面白い要素を3つに分けてお話しします。

①一筋縄ではいかないストーリー。

漫画の物語としては困難が一つあってそれを乗り越えるとハッピーエンドが訪れるイメージがありますが、この漫画の場合は一難去ってさらにまた一難、と一筋縄では展開を収束させてくれない。

バトル漫画でもミステリー漫画でもない、ファッションがテーマなのになんでこんなにも「ハラハラ」させられるのか?そんな不思議な感覚に陥ります。笑

緊張感が凄いんですよ。読んでると、ステージ裏側の時間に迫られるシーンやランウェイでの緊迫感が読者に伝わってくる。

一気に読ませるその魅力は「ハラハラ」なんです。


②絵がとにかく綺麗。
もうね、陳腐な表現で申し訳ないけど絵がすこぶる綺麗。確かにこの絵の綺麗さじゃなければファッションの魅力伝わらないよな〜と思うほどの画力。

説得力が違います。良い服と悪い服を視覚的にファッション知識がない読者にも伝えなきゃならない時には画力以外ではそれを表現ができないですもの。

ストーリーの中で良い服、となってるものがちゃんと読者にも「良い服!!」と伝わる画力。素晴らしき。


③プロの仕事が見れる。
漫画の好きなところの一つに、自分が知れない世界を垣間見れる。というのが僕の中ではあるのですが、この漫画ももれなくそう。

自分の日常に当たり前にある「服」
でも、それが手元に届くまでには裏側でとんでもない熱量を持ったプロが存在している。そんな一面を垣間見ることができます。

マジで出てくる登場人物が全員半端じゃない熱量で「服、ファッション」と向き合っている。

自分は選ばなかった道、その枝分かれした道の先にそれぞれにプロが存在していて、そして日常ができている。そんな忘れがちなことを思い出させてくれます。

ランウェイで笑って。
ファッション好きな人はもちろん、全く興味が無い人でも楽しめる作品だと思います!
ぜひ興味があれば見てみてください!

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