サイゼリヤで両隣がYouTuberの話しをしてる時、俺はどんな顔をしてればいい。
明日の動画の編集が終わり、
見上げれば真っ暗の深夜1時。
ご褒美は大好きなサイゼリヤ。
こんな食のパラダイスは他にない。
俺の中の日本に生まれて良かった事ランキング30位周辺を確認すると「サイゼリヤが存在している事」がもれなくランクインしている。
お客もまばらな時間帯、
空いてる店内。
それなのに案内されるのは両隣が埋まった真ん中の席。
たまにいるよね。どんなに空いてても席を詰めさせる店員さん。
東京の人口の多さがこの店員さんを「普通の店員」から「詰めさせる店員」に変えてしまったのだろう。
悪いのは東京。
案内された2人がけの席
座ろうとした瞬間に察知する気配。
直感で分かる、
これは絶対にバレる!!!!
YouTuberというのは予知能力があるのだ。
そう、顔がバレるかバレないか一瞬の気配で察知できる。
そう思った矢先、
右隣の女性がスマホを取り出し検索する。そして一緒に来ていた女性に画面を見せる。
そして無言のチラ見、からの2人で目配せ。
「ワンアウト」
このテーブル隣同士でバレるなんとも言えない感じ。右側の自由は奪われた。
そして、残りは左隣のカップル。ここでバレたら俺はこのサイゼリヤというフィールドでお行儀よくお出かけ用の仮面で過ごさなくてはならない。
すなわち、獣のようにディアボラ風ハンバーグにむさぼりつけないのだ。獣のように食い散らかしてこそサイゼリヤの飯は旨いのだ。
「サイゼリヤでは獣のように客観性を排して欲望のままに食らうべし。」
我が家の家訓である。
顔をそーっと死角になるよう隠しながら着席。
深夜のカップルのダレきった会話が続いている。
「そろそろ猫でも飼いたいんだよね〜」と男
「でも絶対世話できないでしょ〜」と女
「でもYouTuberもみんな猫飼い始めてんのよ〜」と男
ツーストライク目前!!!!!!!
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