キャメロンの「It's a Shame」を褒め讃える
今やっとくしかないでしょw
この曲はスティービー・ワンダー夫妻(スティービー&最初の奥さん)がプロデュースしたことで有名ですが、行間の行間まで微細に解釈して歌い上げたキャメロンの表現力無くしては世の人達の心に訴え掛けられなかっただろうなぁと思います。
これは好きな子が振り向いてくれない辛さを切々と訴える歌。特にファルセット部分になると哀れさが一層伝わって来ます。そして最後は逆ギレ状態に!! 最高だよ、キャメロンwww
アトランタ時代はファルセットのパートをヘンリーが担当。ひとりの男の情けない気持ちが分割されてしまいます。確かにフィリップだけでは歌い上げられないかもしれない…それだけ情念のこもった1曲なのです。キャメロンとフィリップは従兄弟同士でキャメロンの方が歳下ですが、情念を繰り出す力は上ですね。クリアで美しいファルセットと併せ、テンプテーションズに招聘されたのも納得。
さて、この曲を意識したのかどうかは分かりませんが、アトランタへ移ってからトム・ベルがプロデュースした“恨み節”がこちら。
Spinners/Love Don't Love Nobody (Live)
https://youtu.be/jfQa9yO4L_Q
この曲では振り向いてくれないのは女の子ではなく(遠回しに)合衆国です。何て壮大なw
LIVE音源で聴くとフィリップの表現力がより遺憾なく発揮されていると思うのですが如何でしょうか…(結局フィリップ推しw