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A Day

 この曲は、私が初めて(厳密に言うと違う*末尾で説明)動画サイトに投稿したオリジナル曲になります。

まず、歌詞です。

A Day 
Lyric by Toro

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Unhappy day,UnLucky day
涙でできた水溜り
カラカラなまま歩き出す

難しい言葉は 埋もれていくけれど
夜が来たのなら朝はくるだろう? 
Unhappy day,UnLucky day
雨上がり固まる地面
長靴出して踊ろうか

難しい言葉は聞く気がないけど
君の言葉なら聞いてもいいかなあ
Unhappy day,UnLucky day
高気圧絡めとって
計器の針は歌い出す

E.P Solo
Trombone Solo
Trumpet Solo

難しい事なんて君は考えないで
笑顔のままでいて笑顔で歩いていて

無くなって消えた
思い出を取り返して

Unhappy day,UnLucky Day
We sing LuLa-LiLaLa
僕らはいつも歌ってる

Unhappy day,UnLucky day
We sing LuLa-LiLaLa
僕らはいつも笑いたい
Unhappy day,UnLucky day
We sing LuLa-LiLaLa
僕らはいつも踊るよ

Unhappy day,UnLucky day
We sing LuLa-LiLaLa
僕らは無理せず歌いたい

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 まず、この曲自体が、私が組んでたバンドでやろうとしていたインスト曲でした。
 プロトタイプのファイル名は9593というプロジェクトで、サビに当たる

Unhappy day,UnLucky Day

の部分しか決めておらず、最終版のようにスカテイストな曲調ではなくエイトビートの上に乗せるインストバラードという印象が強い曲でした。

 便宜上サビと言いましたが基本的に楽器のソロの合間に入れるためのリフレインフレーズの意味しかなく、いわば『繋ぎ』でした。どうしてここまで辿り着いたのかを書くのが本記事の目的になります。

 1番の要因は個人的な背景及び社会的背景です。学生時代組んでいたバンドの作編曲担当をしていました。私が初音ミクを買ったのは、長年の憧れとバンドのデモシンガーの予定でした。

ただ、まともな曲が出来たのは3年間の活動の中で1曲でした。それも、ザ・アルバム2曲目っぽいバラード。そして、ボーカルの脱退に始まりバンドは実質の凍結となりました。


 しかしながら、毎晩の作編曲活動が癖づいた私は書き続けました。そのうちの一曲が9593ことA-dayでした。
 また、新型コロナで就職活動が満足に出来ず学校にも通えない状況で部活の演奏会が無くなり急に解放されてしまった私には時間が溢れて無気力状態になっていました。そんな状況下で仕上がった曲です。

 私はどうしてか、世の中でMostPopularな曲先よりも歌詞を作ってそれに合わせて節をつけてギターを付けて歌って曲を作る方が合っていました。
 うろ覚えですが、どなたかが『伝えたい事が真っ先に出て来るから曲が書ける』と言った言葉を残されていて、そこからです。
 そもそも、情景詩から曲が出来たみたいな話は山ほどあるんで、似たようなものです。
 それが、私の場合は『明日』への不安と今日の後悔。活動出来ない部活(吹奏楽)へのフラストレーションと活動出来ないバンド(オリジナルとスカパラのコピー)への歯痒さでした。

だからこそ、一曲目に学生時代の積み重ね全てをぶつけるかの様に
ギターサウンド
+踊り出すようなスカビート
+バラード
+ラテンパーカッション
+パワフルなロック
+何かを伝えるためのメッセージ性のある詞
+楽器のソロパート
で曲を作りました。その土台で希望の歌の明るさが一番しっくり来るのがこの曲でした。

だから、
雨音のようなギターに始まり、モチーフメロディと
UnHappy Day UnLuckyDay
(今、訳すとすれば:今日も最悪な一日だったな を意味すると思う)

ver0の音源と変わらないフレーズのエレピソロをどこまでカッコよくできるかにこだわり、生を意識してホーンを打ち込み、スカパラを意識したブラスの動きとラテンパーカッションの3:3:2のリズム、暴力的なまでのラスサビ。

これが昨年3月末時点の全てでした。当時、本気で絞りきった曲がこの曲です。

また、運良くPiaproのコラボでHaonnさんと出会えたおかげで、最高のイラストをいただき、ボカロP Toroが歩き出しました。感謝しかありません。

Twitter
https://twitter.com/haonns


P.S 

このような形でちょくちょくNoteをしたためて行きたいと思います。
厳密に言うと、私の初投稿はサウンドクラウドに上げたCoffeeという曲になります。
番外編的な扱いの時に詳しくは紹介します。
本日はご覧いただきありがとうございました。

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