物事がスムーズに進まない国ペルー。ストレスだらけの移住当初からの心境の変化

物事がスムーズに進まない国、ペルー。
でも、反対に言えば生き急いでいないという事。
時間に追われた人たちがピリピリとした空気を作っていることもない。

いや、もしかしたら首都のリマとか言ったらそういう場所があるかもしれないけれど、地方都市や田舎では見たことがない。

レジで行列ができていて怒鳴ってる人も見たことがないし、どんなにお客さんが並んでいようが待っていようが焦ることなくのんびり対応しているスタッフと、他のお客が行列を作って後ろに並んでいても気にせずのんびりと質問したり自分の欲求を訴え続ける人達。

予定通りに物事が進まないのは、予定を立てないから。
明日行くよ、の明日はいつになっても来ないことが多々ある。
いや、そこ準備して計画通りに物事進めたらさっさと終わるんじゃないの?と思うこともいっぱいあるが、予定通りという言葉どころか予定は未定どころか、そもそも行き当たりばったりなんだよな。

いいとか悪いとかそんなことを言うつもりはなくて、正直困ること、私の予定や仕事が思うようにスムーズ人進まなくてムカッとすることも多々ある。
移住して三年くらいはイラつくことの方が多かった。もうなんなん!って。でも今はイラっとすることもあるけれど、そのイラっとは早く過ぎ去るようになった。
とはいえまだパートナーに対してはイラっとしていい加減にして!と怒ることも多い。苦笑

が、上記したようにこの国のルーズな部分はその反面こういういい面もあるよなっていう部分もいっぱいあるから、いいとか悪いとかを決めることもできへんし、全部を否定も肯定もできない。

なんでもそうやけど、両面ある。
その両面に目を向けてみると納得できないとか腹が立つとかいう気持ちが和らいで、気持ちが軽くなる。

イライラしたり納得できないと自分の目線で物を見てジャッジして憤っていたら、結果苦しむのは自分やから。
ちょっと目線を外してみるといややなって思ってたことが実は自分の望んでた環境や生き方や心が軽くなることにめちゃくちゃ近いってこともあるんやなと、ペルーで生活していて思った。

スペインが大好きな私はまたスペインに住むことをずっと思い描いているけれど、もうしばらく南米に居ようと思うようになっているのは、目線を外してみたらその面白さや良さにいっぱい出会えて来てるからやろうな。

自分次第で今が良くも悪くもなるっていうことだ。

最後まで読んでくれてありがとうございます

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