逃げてばかりの人生に気づいて踏ん張ってみたら生きやすいステージに。人生変わりだした

逃げてた過去の私。

ペルーへ移住して早々にパートナーとその家族VS私の問題が発生。
誰も味方がいなくて独りぼっちになった。

どれほどパートナ0と話し合おうとしても、お前の話は聞きたくないと、家族の肩を持ちどんどん孤独感は増していった。

誰にも話せない、いつも一人で家にいた。
パートナーは私を顧みることもなく朝から夜遅くまで帰ってこない、電話をしても出ない、そんな日々を送っていた。

唯一救いは愛犬のTORO
が、当時屋上に居たTOROに会いに行っていると必ず文句を言われた。
孤独の中、TOROに会いに行くのさえもTOROのそばにいることさえもあの家族全員に監視されて文句を言われる。
息苦しさと孤独でおかしくなっていった。

毎日孤独に打ちひしがれながら、まだ日本からの荷物が届かずがらんとしたコンクリートの部屋で声を殺して泣いていた。
どんどんおかしくなっていくメンタル。

帰国しようか、いや来たばかりで変えるのもカッコ悪い。それにTOROの面倒は誰が見るの?帰国する気がなかったから再入国書類をもらわなかったからTOROは日本に入れない。置いていくなんてできない、、、

毎日泣きながら同じことばがぐるぐると頭をめぐっていた。

またいつものように不安と孤独に苛まれ声を殺して泣いていた時に、ハッとした。

あれ?私また同じことしてる。日本でも人間関係の問題を抱え続けて、そのたびに逃げてた。その問題を解決するんじゃなくて、さっさとそこから離れて、仕事を辞めて面倒なことからは逃げ続けてた。
地球の反対迄来てまた同じことになってるやん。
私はどこへ行っても同じことをしてるやん。
どこから、どこへ、何から、誰かから逃げても、自分からだけは逃げれへんってことやんな。ずっと私はついてくるんやんな。

そう気づいたとき、今回は逃げない!って決めた。絶対に自分から逃げずに人間関係の問題を解決できるようになってみせる!そう思った。

そうは思っても、本当に抜け出そうと思うきっかけのあの日まで、メンタルはぐちゃぐちゃで精神的におかしい日が続いたのだけれど。
それでも逃げずに踏ん張っていたのは、TOROがいたから。

TOROを置いていったら誰も面倒を見ず、山の農地に放置して、TOROは惨めな一生を送ることになる。そんなことは絶対いややし、自分が逃げてTOROが悲惨なことになるのが目に見えててTOROを置いていくなんて絶対にできへん!そんなことしたら私は一生後悔して苦しんでいくことになる。TOROを守れるのは私だけ。

そう思ってどんなに辛くても逃げずに来た。
そして四年数か月。
やっと人間関係のこと、自分関係のことを整理して考えれるようになった!

50歳目前でやっと気づいた。
何もかも時間がかかるんやけど、死ぬまでに気付けて良かった!

手放す生き方。
人に対して自分の考えや意見などの執着を手放すと生きやすくなる。
自分自身へも執着を手放して、カッコ悪い自分やあかん自分とかも認めちゃえば楽になる。

逃げてもいいけど、逃げずに自分と向き合ったことで手放すということを知って生きやすくなったおばちゃんの話でした。

最後まで読んでくれてありがとうございます

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