ヒトリエはwowakaが作ったバンドです

7月17日、ヒトリエワンマンツアー・HITORI-ESCAPE 2019の開催がアナウンスされた。
「今年開催した『ヒトリエ TOUR 2019 "Coyote Howling"』で訪れた場所と、
このツアーでは中止となってしまったライブハウスを中心に全国15カ所を巡るツアー」らしい。

その2日後、7月19日、大阪・泉大津フェニックスにて行われるOTODAMA'18-’19〜音泉魂〜への出演がアナウンスされた。

率直に言って、この2つの発表で自分の中に燻ってたヒトリエへの気持ちが薄れていくのをひしひしと感じた。
メンバー1人1人は本当に大好きだし、応援もしているけれど、3人でどうして欲しいのかは本当に分からなかったし、今も分かっていない。
だが、ここまで薄れていくヒトリエへの気持ちを鑑みるに、「3人で活動する」という至極真っ当な選択肢は自分の中では最悪の選択肢だったようである。

「wowakaさんがいないヒトリエ」が嫌なわけではない。
「wowaka・シノダ・イガラシ・ゆーまおの4人以外のヒトリエ」が嫌なのだ。
ただ単にそれだけだ。

俺はwowakaさんの音楽が大好きだ。
世界で1番好きだし、世界で1番かっこいいと心の底から信じている。
wowakaさんが自分の音楽を表現するために選んだメンバーで構成されたバンドがヒトリエだ。
wowakaさんがいないのならヒトリエではない。
wowakaさんがいても他の3人のうち1人でも欠けたら、変わったら、ヒトリエではない。
wowakaさんの中で1番ではないメンバーがいるヒトリエなんて、俺にとって意味がない。
無論、シノダ・イガラシ・ゆーまおにとっての1番であるwowakaさんがいないヒトリエにも当然意味はない。

4月5日以前ならメンバーだけでヒトリエ曲やるなんて、個人的にはかなり興味をそそるライブだ。
はっきり言ってめちゃくちゃ見たいよ。
だってめちゃくちゃ面白そうじゃん。
FC限定でいいからやってみてほしかったなぁ。
歌い終わったシノダが「めんどくさい曲ばっかですね」とかだるそうに言ったら、きっとリーダーは嬉しそうに笑うんだろう。
そんな未来があってほしかった。
でもそんな未来はこないし、俺が3人を見に行けるとしても、ずっとずっと先の話だ。

いろんな感情が無視出来るなら今回のツアーも今後のライブも見に行きたい。
あの3人が、wowakaさんに必要とされた3人が、wowakaさんの曲を演奏して、歌って、かっこよくないわけがない。
けれども、無視できないいろんな感情が
湧いてくる。
未だに曲も聴けないような有り様だ。
何となく、今なら聴けそうだけど。

心の中に「wowakaさんの音楽が風化してほしくない」という気持ちはある。
ここら辺は意見が分かれるところでもあるだろう。
あんなに素晴らしくてカッコいい曲達が風化していっていいわけがない、と俺は思う。
もし、wowakaさん以外の誰かが歌うなら、きっとそれは残された3人以外ありえないと思っている。
3人のヒトリエを受け入れられない俺ではwowakaさんの音楽を、ヒトリエの音楽を風化させないために何かをすることは出来ない。
だから、3人のヒトリエを肯定する人を否定しない。
ライブに行ける人は是非行って欲しい。
世界一、かっこいい音楽がそこにあるから。

俺は今後ヒトリエを観ることはないし、真っ直ぐな気持ちで応援することもない。
今日発表された追加公演に関するイガラシのコメントの最後の一文が全て。
だから、あの4人しか受け入れられない人がいることもわかってほしい。

4人しか受け入れられない人達が本当のファンとか、3人も受け入れられる人が本当のファンとか、ごちゃごちゃうるさい。
どっちもただのファン。
リーダーの音楽が好きなファンってことでいいでしょ。
けどさ、4人のヒトリエから大好きだった人達は悔しいじゃん。
地方も東京ファイナルも余ってたのに、今回は追加公演やるくらいの勢いでチケット捌けてんだよ?
リーダーの音楽もヒトリエも、最初からずっとずっとかっこよかったのに。
ロッキンでもCDJでもワンマンでも、もっともっとデカいステージで出来て当然だったのに。
10万人の前でやりたいって言ってたんだ。
もう叶わなくなってからこんなに注目されるなんて悔しいじゃん。
俺も最近は殆どライブ行ってなかった身だからさ、こんなこと言うのは違うかもしれないけど。
みんなにもっと早く見つかってほしかったな。

お盆終わっちゃったな。
こっちは楽しかったですか。
やっぱり暑かったですか。
ナンバガの野音見れましたか。
リーダー、大好きです。
また、来年も来てください。
待ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?